です


A long time ago in a galaxy far,far away…… 「通信が切断された理由はただ一つ……侵略意志です」 「ついにエルクゥとの対決が来た……」 彼は呟く 「そう、復讐の時が」 重々しくハイドラントは頷いた 「何としてでも王女を捕らえるのだ……ただし、殺さずに」 ホラグラムのハイドラントの声は電磁波によって乱れ、 それがまた恐ろしくもあった 「僕達には時間がないんだ!」 コックピットの椅子に手をかけて風見ひなたは叫んだ 「あなたの選択……後悔する事になるわよ?」 琴音はそう言って通信を断ち切った 「行きますヨーーー!!!!!!!!!」 TaSが手を振り上げると同時に一斉に歓声があがる 「お願いします……今すぐコンタクトを……」 そこで通信が途切れた 「私達の星の人々が今にも死にかけていると言うのにそんな悠長な事を!」 琴音は思わず叫んだ 「やはりこの侵略……何か裏があるな」 西山英志のSSの力もそう警告している 「全戦力でも……我々に勝ち目はありません」 申し訳ない、と言う風に彼はうなだれた 「一旦、恭順を示して油断させるべきでは?」 ミラン・トラムはそう提案した 「ミンナが死んでしまうのは嫌デスネ」 TaSは窓を見つめる琴音に独り言のように呟いた 「ヒメカワ星人がやられたら次はアンタら、ミヤウチ族の番じゃないのか?」 風見ひなたが前に進み出てそう言った 「我々の星はこうしている今も陵辱され続けているのです!」 琴音が我慢できないという風にそう叫んだ 「なのに議会はどうしようもない討議に時間を費やすだけ!」