体育祭Lメモ「二人三脚」 投稿者:beaker
「二人三脚の実に分かりやすいルール説明(bybeaker)」
『戦って、死ね』

「「「「「何じゃそりゃあああああああああ!!!!!!」」」」」
やかましい、とっととくじを引かんかい。



――レース直前のくじ引き風景

<一年生の場合>

「(初音ちゃんと当たりますように、初音ちゃんと当たりますように、初音ちゃんと当たりますように)
初音ちゃんと当たりますようにっ!!」
祈りながらくじを引く、ゆき。
「ゆきちゃん……声に出てるよ(ぽぽぽっ)」
「この際……え!?(危ねえ、マルチでもこの際…って言いかけてた)」
……ちっ、惜しい。
「わ、わたし4−A。ゆきちゃんは?」
「えーっと……やったっ!! 4−Bだ!!」
遊輝とでも組ませれば良かったか、くそお。

「……………マルチぃ〜〜〜〜〜」
「あっ、セリスさん〜〜。セリスさんと組めなくて残念ですう」
「僕も……残念だよ、でもね僕はいつだって……」
「セリス、とっととくじ引きに行くぞ(ずるずるずる)」
ジンに引きずられてセリス退場、って言うか泣くなセリス。

「何で貴様なんぞと…………」
「照れちゃ駄目ですよ、ひ・な・た・さん」

「レッドさん……飛行は反則だと思います?」
「アイラナ…………それ以前に俺は飛べないんだが…………」

「たけるさん! 一緒に頑張りましょうね」
「うん、かふぇてりあがーるずの底力を見せなきゃね☆」
「それ以前に君たちダーク13使徒なのねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!(ハイドラント)」

とゆーよーなラブラブ、もしくは仲良しコンビが順当に結成されていく一年生達。
うんうん、仲良き事は美しき哉。

<三年生の場合>

「ねえ、私の組む相手知らない?」
柏木梓がくじを持ちながら辺りをうろついていた。
「俺じゃない」
「私でもないですね」
「僕でもないです」
「俺………じゃないなあ」
「私は違うな」
「……あの〜…………」
「何で俺じゃないんだあああああああああああああああああああ!!!(泣)」
「俺でもないぞ」
「…………(ふるふる)」

「困ったわねえ、休みなのかしら…………」
「……あの〜…………」
「二人三脚は人数が集まらないと不利なのに…………って何?」
「……僕…………みたいなんですけど……」
「あっ、東雲君なの!? …………よしっ!! じゃあ頑張りましょ」
「……………………(ぼ〜っ)」
「し、東雲君?」
「……………………(ぼぼぼぼぼ〜っ)」
「し〜の〜の〜め〜く〜ん?」
「……あっ、はい。頑張ります……」
こりゃ前途多難だわ、この二人。

「嫌だああああああ、俺は笛音と組むんだあああああああああ!!!!」
アトラクション用に待機している幼児達の前で駄々をこねるOLHを勇希がずるずると引き摺っていった(こんなんばっかしか)。
「あーはいはい、しょーがないでしょ。くじで決まったものは!!」
「何でよりによってお前なんだよっ!!」
「そ〜れ〜は作者の都合なの〜〜〜♪ 作者が面白がってるの〜〜♪」
「訳の分からない歌を歌うなっ!! くそ、beaker!! 覚えてやがれええええ!!」
ふ、覚悟は出来ている(笑)。

「…………ふん!! まさか宿命のライバルたるお前とあいまみえる事になるとはな」
「―――もしかして私ですか? 私は既にそちらをライバルとは認識してませんでした」
「でっ、でっ、でっ、でぃーせりおおおおおお!!! 今この場で認めさせてやろうかああああ!?」
「―――Dセリオさん、二人三脚が嫌だからと言ってジンさんを挑発するのは止めましょう」
Dマルチの鬼より鋭いツッコミにぎくりとなるDセリオ。
「―――なっ、なっ、なっなななな何の事でしょう?」
「―――確かに男の人と密着するのが恥ずかしいと言うのは分かりますが―――これは二人三脚ですのでしょうがないのです」
「…………そうなのか、Dセリオ?」
「―――………………………その………」
少し顔を赤らめて俯くDセリオ。
ああっ、可愛い! 羨ましいぞっ!!(個人的主観)
「あ〜まあその何だ。別にそれほど気にする事ではないと………」
ジンがぽりぽりと頬を指で掻きながら言った。
Dセリオは目を瞑って何かを堪えるようにしている。
そして覚悟を決めたかのように
「―――分かりました、『犬に噛まれたと思って』耐える事にします………」
「そっっっっっんなに俺と組むのが嫌か?」
うう、僕だって二年生じゃなきゃ迷わずDセリオと……(背後から殺気)
えーとすいません、今の発言は忘れてください。

ちなみにセリスはDマルチと組む事になり、しっかり立ち直っていたりする。


<二年生の場合>

もしかしなくてもここが一番の問題という気がしないではない。
特に言わずもがなのどっかの三角関係とか暴走する人とか。
まあちょっくら様子を見てみよう。

「さ〜って、僕の相手は誰かな〜〜? 女の人だったらいいな〜って言うか女の人じゃなかったら嫌だ」
スキップしながらYOSSYFLAMEが周りの女の子の紙をひょいひょい覗き込んでいる。
「違う、違う、違う、これも違う………おおおっ!!」
見るとちょっと高校生にしてはちびっこい女の子が自分と同じ組み合わせの紙を持っている。
YOSSYFLAMEは背中からそーっと近づいてその女の子の肩に手を回した。
「きゃああっ!!?」
「僕が君と組むYOSSYFL………げふぅっ!!?」
肩に手を回された女の子が悲鳴をあげるなり、背後のYOSSYFLAMEに肘鉄を食らわせた。
そして慌てて振り向く。
「いてててててて……ご、誤解しないでくださいね。ちょっとしたスキンシップみたいなもので……って沙耶香ちゃん……だっけ?」
「……………」
思いっきりYOSSYFLAMEを睨み付ける沙耶香。
「と、ともかく二人三脚よろしくお願い……ってどっから出しましたその弓ぃぃぃぃぃ!?」
きりきりきりきり。
「げ、弦を引かないでえええええええ!!」
「(嘆息)…何が起こっているんですか? 沙耶香」
近づいてきたbeakerに気付いた沙耶香がようやく弓を降ろした。
YOSSYFLAMEがほっとため息をつく。
「あ、兄様……私、この人とは組みたくありません!!」
「そ、そんな〜〜冷たい事言わないで……(じりじり)」
「(素早く後ずさり)ささっ」
「二人して何をやっているんですか……」
やれやれと言った感じで首を振る。
「仕方ありませんねえ。よっしーさん、僕とくじを交換しませんか?」
「問答無用で断る」
「心配しなくても僕のパートナーも女の人ですよ」
「(ぴくっ)」
「美人です」
「(ぴくぴくっ)」
「ようするにそこにいる人ですよ」
beakerが指差したその先には…………


綾香(体育服装備)がいた(笑)。


「代わってくれ是非代わってくれすぐ代わってくれ一刻も早く代わってくれ絶対に代わってくれさっさと代わってくれ!!」
「はいはい」
beakerは苦笑しながらくじを差し出した。
YOSSYFLAMEは奪い取るようにくじを受け取った。
綾香は何故かここにいる芹香と悠 朔、ハイドラントと何かしゃべっている。
「あっっっやかさ〜〜〜〜〜〜ん♪」
まるで諸星あたるのような軽快なリズムで綾香に駆け寄っていった。
沙耶香はほっと一息ついた後、申し訳なさそうな眼でbeakerを見た。
「ごめんなさい、兄様……」
「ま、僕も沙耶香の方が気楽で良いですからね。では頑張りますか」
「はいっ!!(でも気楽って……)」


ちょうどYOSSYFLAMEと沙耶香が揉めていた同時刻、綾香の元では別の騒ぎが持ち上がっていた。
「さ、て私のパートナーは……っと」
きょろきょろしてパートナーを探す綾香にこちらに向かって突撃してくる二人の人間が確認された。
「「綾香ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」」
言わずとしれたハイドラントと悠 朔である。
綾香はため息をついた。
「あーはいはい、で、あんた達の番号は?」
「むっ、何故俺達の考えている事が分かったのだ!?」
「分かるに決まってるでしょ、そんなの。で、どうなの?」
「俺は10−Aだ!!(ハイドラント)」
「俺は10−Bだ!!(悠 朔)」
その時何故か運動場に爽やかな風が過ぎ去ったと言う………
「…………」
「…………」
「…………」
「あ〜……すまん、ゆーさく。もう一度番号を言ってくれないか?」
「ゆーさく言うんじゃねえ……10−Bだ」
「俺は10−Aだ」
「俺は10−Bなの」
「だから俺は10−Aだ!!」
「俺が10−Bなんだからお前は絶対に10−Aじゃないんだよおおおおおおおおおおお!!!!」
「そんな事言っても俺は10−Aなんだったら10−Aなんだああああ!!!!」
「………ま、現実を見据えなさいよ。あんた達がどうも最終走者みたいだから頑張ってね」
しばらく睨み合っていたハイドラントと悠 朔だが、急にフン!!と互いにそっぽを向いて運動場に座り込んだ。
「「誰がこんな奴と!!」」
「体育祭なんだから今日1日くらい仲良くなったっていいじゃない!!」
「「却下だ!!」」
…その割には二人とも言葉がハモるな。
「しょうがないわねえ、まったく…………姉さんに頼むか…」
「「ちょっと待てえええええ!!!」」
「うるさい、黙ってなさい!!」
・
・
・
「と言う訳なの。姉さん何か良い魔法とか無い?」
「(ふるふる)」
芹香は申し訳なさそうに首を振った。
「テンプテーションの魔法はちょっと切らしてます……あちゃあ」
「「テンプテーションは止めてええええええええ!!!」」
「……………………」
「でも、くっつける魔法なら簡単に出来ますよ? ……じゃあそれでいってみましょう!!」
「「いやだああああああああああああああああああああ!!!!」」


ぽかん(「くれよんしんちゃん」な感じで)


ワカメ涙を流している二人に芹香が何やら怪しげな粉を体中に振りまいている。
「……………………」
ぼそぼそと怪しげな呪文を唱えた。
すると………

「うん?(ずざざっ)」
「な、何だ?(ずざざざっ)」
座っているにも関わらず少しずつハイドラントと悠 朔が近づいてゆく。
がっちゃーーん
「「うわあああああああああああああああああっ、な、な、何だあ!!!!!??」
ハイドラントと悠 朔は若干抵抗したもののあっさりと足から顔まで互いにくっついてしまった。
互いにほっぺたが歪むほど接近している。
「お、おいこれは何だ!!?」
「か、体が離れないぃぃぃぃ!!!!」
「姉さん、この魔法……え? 体が磁石になる魔法を二人にかけたって? ま、確かにくっついたわね…」
二人は叫びながら互いに体を離そうとしている、だがまるっきり効果ナシ。
それどころか運動場の砂からぽつぽつと体中に砂鉄がくっつき始めていた。
「くそ、離れろゆーさく!! 気持ちが悪いだろうがあ!!」
「ゆーさくって言うなっ!! お前こそ離れろこの液漏れ消火栓!!」
「誰が液漏れ消火栓だ!! この馬!!」
「黙れ貧乏!! 甲斐性無し!!」
「はあ、まったく……ん?」
「あっっっっやかさぁ〜〜ん♪」
えらく気の抜けたような軽い声で駆け寄ってきたのはYOSSYFLAMEだった。
「あら? もしかしたらよっしー、あんたが私のパートナー?」
「そうみたいですっ。よろしくお願いしますね〜」
と先ほどの沙耶香の時のように肩を手で抱こうとするYOSSYFLAMEだが、
沙耶香と違って綾香はその手を思い切りつねった。
「いてててててててててててててててて!!!!!」
「「貴様っ!! 綾香に何しやがる!!」」
相変わらずハモる二人。
「な、何ってパートナー同士のスキンシップ………いててててててててててててて!!!」
「いい? 私とやるんだから死ぬ気で頑張りなさいよ〜?」
「わ、分かりましたっ、分かりましたってば。いててててててててて!!」
そんな五人を微笑ましげに見つめる一つの集団があった。
そう!! 暗躍生徒会である!!(効果音:ばばーん)
「ふっふっふ、作戦は見事成功だ……」
そう、つまりこのくじは暗躍生徒会が仕込んだものだったのである!!
したがって悪いのは暗躍生徒会である!!
だから僕に抗議はしないでください。

と言うようないざこざがあったもののとりあえず戦闘開始、各自出走……の前に特別アトラクションとして幼児参加レース



<特別レース>

出走者

笛音&てぃーくん
ティーナ&エーデルハイド(何でにゃあああああああ!!)
マール&ルーティ
ちびまる&靜
木風&榊宗一

「……ってちょっと待てーーーー!!! 何で俺が無自覚女であいつは木風ちゃんと組んでるんだ!!!」
縄でぐるぐると縛られている(乱入対策)OLHが側で見張っている勇希に抗議した。
「木風ちゃんが『お兄ちゃん以外とはいや』って言ったらしいのよね。で、しょうがないかと」
「待て待て待て!! じゃあ笛音とティーナは俺じゃなくても良いってのか!?」
勇希が思い切りじろっとOLHを睨み付けた。
「じゃあ聞くけど。笛音ちゃんとティーナちゃん、どっちと組むつもり?」
「えっあっうっ、それはその………」
「三人で仲良く、という訳にはいかないのよ。だ・か・らOLHは私と組む訳? 分かった?」
「ううう………」


ちびせりが幼児用に音量を小さくしてスタートの合図を送る。

ぱあん
それと同時に「天国と地獄」が鳴り出す


「いち、に、いち、に、いち、に、いち、に……」
笛音とてぃーは一緒に声を出しながら順調に進んでいく。
「あうっ」「あわわっ」
違う足を同時に出そうとしたちびまると靜はものの見事にすっころんでいた。
「あはははははははは!!! 楽チン、楽チン〜〜」
「ふにゃあああああああああああああああああああああああっ!!!!」
無理矢理自分の足にくくりつけたエーデルハイドを思い切り引きずりながら爆走していくティーナ。
「この歳でハゲるのはいやにゃあああああああああああああああああああ!!!!!」
そこはかとなく焦げ臭い香りが漂ってくるのは気のせいだろうか?
ともあれティーナはトップをひた走る。

マールとルーティは姉妹らしく仲良く走っている。
そして木風と榊は……
「木風、大丈夫かい?」
「うん、お兄ちゃんがちゃんとわたしのほはばに合わせてくれているもん」
「別に一着はいらないし、のんびり行こうな」
「うん、のんびりね」
「あああああああああああああああっ!!! 羨ましいよ〜〜〜〜!!!!」
じたばたもがくOLHを何故か参加していない良太がピコピコハンマーでぽくぽく叩いていた。

結局爆走したティーナ&エーデルハイド(何か鏡見て泣いています)がトップでゴールイン。
二着は姉妹らしく息の合ったところを見せたマール&ルーティ。
三着に笛音&てぃーくん、四着は最初に出遅れたちびまる&靜、
五着はのんびりと来た木風&榊宗一であった。

さてアトラクションも終わりいよいよ本番スタート……である。

<第一レース>

一年:風見ひなた&赤十字美加香
二年:西山英志&柏木楓
三年:ジン・ジャザム&Dセリオ

「なんちゅうメンバーじゃ、最初からああああああああああああああああああ!!!!」
風見ひなたは頭を抱えて座り込んだ。
「お、落ち着いてひなたさん、万が一という言葉もありますし……」
慌てて美加香がなだめる。
「――皆さん、所定の位置についてください」
「――お願いします」
ちびせりがスタートの準備をする。
「ほ、ほらひなたさん、はじまっちゃいます!!!」
焦った美加香がうずくまっているひなたを立ち上げようとするが、全然立ち上がろうとしない。
「用意……すたーと!」

ズギュン!!(どういう音だ)

「もらったあああああああああああああああああ!!!」
突然ひなたが土に埋められていた極太ワイヤーを引っ張り上げた。
「「「うわあああああああああああああああ!!!!」」」(←楓は無言(笑))

すてーんと見事に四人はすっころんだ。

「わはははははははは!! 美加香行きますよ!!!」
立ち上がって美加香の肩をがっしり掴むと猛然とダッシュするひなた。
「あっ、てめえ!! この卑怯者!!」
「こおの馬鹿弟子があああああああああああああああ!!!」
転んだまま毒づく二人を尻目にひなた達はまさに風の如く走った。
「ふん!! 勝てば官軍負ければ賊軍!! 明日は明日の風が吹く!!」
「わあ、それでこそ腐れ外道のひなたさんですっ!!」
「はっはっは、何か言ったのはこの口か?」
「ふがふがふが〜、いたひですう〜」
と、仲良く順調に進んでいった二人に突然悲劇は襲った。
どこからかアナウンスが聞こえてくる。
『さあ!! ここからいよいよ地雷ゾーンに突入です!!』

「「……………じらい?」」
かちっ
ひなたは、自分の、足が、何か、金属製の、ものを、踏んだ、気が、した。

ちゅどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!

<<注:現在対人用地雷は協定により禁止されております>>

「わははははははは!! 人を呪わば穴二つ!!」
「因果応報とは良く言ったものよ!!」
焦げ臭い風見ひなたを踏みつけながら地雷ゾーンに辿り着くジン&Dセリオと西山&楓。
「さて、ここからどうするか……ってえ!?」
腕組みして考え込む西山英志を尻目にジンとDセリオは持ち前の機動力を生かしてあっさり飛んでいた。
「あーーーー卑怯者ーーーーーーーー!!!」
「うるせえ、勝負に卑怯もハチの頭もあるかっ!!」
そう言って順調に地雷ゾーンを乗り越え、あっさりとゴールイン。
「くっ…さすがに飛ぶ訳にはいかないし……よし、これだっ!!」
西山英志は足の結びを解くと楓を背中にしょった。
「しっかり掴まっていて下さい!!」
「あ、はい………」
そう言うと西山英志は地雷ゾーンへ万歳突撃を敢行した。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん、ちゅどーん。

『その時の西山さんの背中はとっても広くて暖かかったです』by柏木楓


とゆー訳で一着三年生、二着二年生、リタイア一年生!!


<第二レース>

一年:レッドテイル&アイラナステア
二年:YOSSYFLAME&来栖川綾香
三年:東雲忍&柏木梓

「――よーい」
「――どんです」

ズギュン!!

すてーん
「……………………」
「……………………(ぼーっとしてるだけ)」
張り切って走り出そうとした柏木梓だが、相棒と思い切りタイミングを違えてしっかり転んでいた。
「し、忍……もうちょっと早く走り出しなさい……」
「……あ、すいません……」

ふよふよふよ〜と風船のようなスピードでアイラナステアが飛び立った。
何故スピードが遅いのか?
それは………
「アイラナぁぁぁぁ、引きずってる引きずってるってば!!」
レッドテイルが逆さまになり、頭をずりずりと引きずられていた。
「ふよふよ〜(←気付いていないらしい)」
一方二年生組は…
「肩に手を回さない!(どげし) 腰に手を回してさわさわしない!!(ごき) 
頬も駄目!!(どか) 胸も駄目に決まっているでしょうが!!(ばきばきばき)」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛いでも幸せ〜〜!!!」
「「あのヤロおおおおおおおおおおお!!!!!」」
不気味に蠢くハイドラントと悠 朔であった。

地雷ゾーン直前での彼らの順位は
一位二年生組、二位一年生組、そしてスタート地点からほとんど動いていない(動けない)
三年生組であった。
柏木梓はふっと立ち止まると東雲忍の両肩をしっかり掴んで言った。
「忍、このままじゃ私たちの組が負けるのは分かるわね?」
「……はい、すいません……」
「だけど負けたくないわよね?」
「……はあ、やっぱり……」
「だからここは私のペースに合わせてくれないかな?」
「……そうですね、その方がいいと思います……」
「ちょっと速いかもしれないけど我慢してね」
「……??……」
「よーーーーい、どん!!!」
梓はクラウチングスタートから一気に本気で走り始めた。
余りのスピードに東雲忍は地面と平行に引きずられる事無く飛んでいる。
「……あわわわわわ……」
でも東雲忍は全然余裕な気がしないでもない。

梓が猛スピードで二組に迫っている頃、トップを走っていた綾香はさすがに進みあぐんでいた。
地雷ゾーンである。
「綾香さん、どうします? もたもたしていると追いつかれそうですけど……」
「むむむむむむむ……セバスチャン!! ちょっと来てくれない?」
綾香の呼びかけにどこからともなく参上するセバスチャン。
「お嬢様!! どういうご用件でございましょう!?」
「ちょっとここのゾーンを一直線に走ってくれない?」
「お任せをお嬢様ああああああああ!!!」
セバスチャンはいきなり服を脱ぎ出すと上半身の筋肉を誇示しながら突撃していった。
ちゅどどどどどどどどどーーーん
「さ、この道にはもう地雷はないわ。行きましょ」
「…………あの…いや、何でも無いです」
YOSSYFLAMEは何か色々と喉まで出掛かった言葉を飲み込んだ。
だが地雷ゾーンを半分まで来たところ、ふと綾香は後ろから少しずつ近づいてくる地鳴りの音に気付いた。
「ん?」
振り返ると猛烈な速度で梓(とこいのぼりのように浮いている東雲忍)が突撃してきていた。
「ちょ(どげし)」
物言う暇も無く綾香とYOSSYFLAMEが潰された。
「ちぇりやあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
結局梓と東雲忍が尋常でない速度でゴールまで突っ走った。
「ああっ、梓せんぱいが私のもと(どげぐしゃ)」
向かってくる梓を手を広げて迎えようとした日吉かおり他、一般生徒を結構踏み倒してようやく
梓は停止した。
ちなみにその間東雲忍は振り回されるがままだった。
この後綾香と梓の間でまた一悶着あったのだがそれは割愛する。

30分後
「や、やっと着いた……」
頭に血が昇り過ぎてちょっと冥界行き寸前だったレッドテイル(アイラナは平気)
だが何とかゴールした。
よって
一着三年生、二着一年生、リタイア二年生……であった。


<第三レース>

一年:川越たける&セリオ@電柱
二年:藤田 浩之&長岡 志保
三年:きたみち もどる&緒方理奈

「――よーいどん」
「――あっ、ずるいです」

ズギュン!!

「電芹、早く早くそれ置いて!!」
「あっ、すいませんつい……(ひょい)」
たけるに言われて電芹は隠れていた電柱をあっさりと投げ捨てた。
……スタート地点で。
「「「「え?」」」」
ずべし(←残りの四人が潰れた音)
「さ、急ご☆」
「はい☆」
てってってってってって………
「うむ、さすがはダーク13使徒。勝つ為には手段を選ばないっ!!」
「ハイドラント、あれは天然じゃないのか?」
高笑いするハイドラントに悠 朔がツッコんだ。

「……………でででででででででえい!!!!!!」
あっという間に電柱を輪切りにして脱出するきたみちもどる。
「わあ、きたみっちゃん凄いっ!」
「おお、凄いぜ。きたみち先輩!!」
思わず拍手をしてしまう三人。
ぱちぱちぱち
「えっへん」
「でもその刀どこから出したの?」
「……………………(汗汗)」
「うむ、今日という今日は聞きたいな」
「……………………(汗汗汗)」
・
・
・
・
・
「と、ともかくっ!! さっさとスタートしましょう!!」
強引に理奈の腕を引っ張ってスタートするきたみち。
「ヒロ!! あたしたちもさっさと行くわよ!!」
浩之と志保もようやく競技中である事に気付いたよーである。
「いけねえ、もう一年生は地雷ゾーンまで行ってやがる!! 上級生の意地を見せるぞ!!」
と二年生と三年生もようやくスタートする。
一方の一年生は地雷ゾーンで動けなくなっていた。
川越たけるが嫌がって突入しようとしないのである(もっとも当たり前って気もするけど)。
「電芹〜、地雷ゾーンどうしよう〜、恐いよ〜」
「任せて下さい、たけるさん(にゅっ)」
と電芹はどこからともなく(どーやって)電柱を取り出した。
「しっかり掴まっていて下さい、たけるさん」
「え?」
電芹とたけるは少し後退して助走を付ける。
たったったったったったったった……
「とう!」
持っていた電柱を棒代わりにして二人は地雷ゾーンを一気に飛び越えた。
「ぼ、棒高跳びとは……負けた(がっくり)」
負けるなよ。
結局一着は一年生、
二着二年生(志保「胸の差よ、えっへん!!」)、
三着三年生(きたみち「胸の差かあ…(げしげしげし)」)


<第四レース>

一年:ゆき&柏木初音
二年:beaker&沙耶香
三年:OLH&斎藤 勇希

「――よーい……」
「――ど、どん!(焦ったらしい)」
なぜだか微妙な関係の三組が集まった第四レース。
「よし、初音ちゃんっ、まずは右足から……」
「…………」
「初音ちゃん?」
「おら、ゆきぃ!! もたもたしてねえで行くぞ!!」
「ああっ、どうして僕は(ばき)、いっつもこんな目に(ばきっ)、あうんだろうなあ〜(どかっ)」
泣き言を言うゆきを殴りながら進んでいくヤンキー初音。
「……沙耶香、もうちょっとくっつかないと走りにくいんですが……」
「あっ、す、すいません兄様……こ、このくらいですか?」
0.7cmほどbeakerに寄り添う沙耶香。
「………このくらいですよ」
beakerはぐいっと一気に沙耶香を引き寄せた。
「あっ……(真っ赤)」
沙耶香の顔が赤く染まっているのを知ってか知らずかガンガン進むbeakerであった。
その一方で
「………喫茶店でチョコレートパフェくらいは奢ってもらわないとね」
思い切り周りに殺気を放つ好恵であった。
一方三年生は……
「はい、次は右!! それで左!! そいでもって右!!」
「おいこらっ! もうちょっとこっちのタイミングに合わせてくれたっていいだろうが!!」
勇希に抗議するOLHだったがもちろんそんな事が彼女の耳に入るはずはなかったりする。
ぶつぶつ言いながらも懸命に歩調を合わせるOLHに野次が飛ぶ。
「OLHーー!! 代わってくれ!!!」
「勇希センセー!! ファイトッ!!!」
その野次を聞きながらOLHはふと思った。
「(……何でこの無自覚女がこんなに人気あるんだ?)」
まず顔を見る。
「(……まあ顔は良い……よな。うん、顔は…)」
ついで首から下をじーっと見てみる。
「(プロポーションも………うん、まあまあ…だな)」
ふとそんな事を考えている自分に気付いたOLHはふるふると首を振った。
「(おいおいおい、何を考えているんだ!? そ、そうだこいつは性格が悪いんだ)」
馬鹿みたいに明るくてお節介で子供好きで……
「(……性格も良いじゃないか……)」
一生懸命OLHが悪口を考えているうちに………こけた。
ずべしゃ。
「………………」
「………………」
「…………何やってるのよ……」
「…………うっせえやい……」

「兄様、地雷ゾーンですが……どうします?」
こけたOLH達や引きずられるゆきを尻目に順調に地雷ゾーンまで辿り着いたbeaker達であったが、
やはりここで足が止まってしまっていた。
「沙耶香、ちょっと耳を塞いでいてくれます?」
言うなりbeakerはどこからともなく(どこだ)愛用のデザートイーグルを取り出した。
「きゃっ」慌てて耳を塞ぐ沙耶香。
beakerは二丁の銃で地雷ゾーンを撃ちまくった。
たちまちに内にあちこちで地雷の爆発が起こる。
40発ほどの弾丸を撃ち尽くした後、悠々と二人は地雷ゾーンを通り抜けた。
「おらっ!(ばきっ) お前がもたもたしてるから(どぐしゃ)、追いつけなかったじゃねーか!!(びしばし)」
「すいませんでしたあ……(しくしくしく)」
「改めて確認した、やっぱりお前は無自覚女だああああああ!!」
「誰が無自覚よっ!!」

結局一着二年生、二着一年生、三着三年生…であった。


<第五レース>

一年:EDGE&M・K
二年:Fool&保科 智子
三年:セリス&Dマルチ

「こりゃまたごっついキツいメンバーやな〜」
しみじみと保科智子が言った。
「まあ、確かに……」
Foolも苦笑いを浮かべる。

「ああ、耕一さん……愛し合う二人が敵対するなんて……(キラキラ)」
「何て悲劇なんでしょう……まるでロミオとジュリエット…(キラキラ)」
EDGEとM・Kがお空を見上げて一人の世界に浸っている。


「Dマルチ……頑張ろうね!!」
「――最善の努力を尽くしてみます」
相変わらずのDマルチであった。

「――それでは皆さん、所定の位置に着いて下さい」
「――さい(くすん、台詞が無い)」
ぶつぶつと独り言を呟きながら(二年生を除く)各自スタートラインに並ぶ。
そして……
「――どん!! ……あ、あれ?」←焦り過ぎ
「――ようい……」

ちょっとずっこけたものの、三組は至って平穏にスタートする。
だが……
「あーーー!! ちょっとちょっとEDGEさん、あれあれ!!」
「まあた、あのおばさん!!」
180度方向転換して一年生の場所に乱入するEDGEとM・K。

「「ちょっとおばさん!! わたしの耕一さんに何すんのよ!!」」
「誰がおばさ「あんたに決まって「喧嘩売っているとしょうに「売られた喧嘩は買うわよ
「来いやあ、小僧(@剛気)「やっとろやないけ(なぜ関西弁)」

どがすがばきごがどぐしゃーん

………以下省略しても問題は無いよね?

ともかく一年生は早々にリタイア。

一方ほぼ互角の争いとなった二年生と三年生である。
「ふ、ふ、ふ、ふぁっくしょん!!」
Foolが思い切りの良いくしゃみをした。
「汚いなあ、何や風邪でも引いたん?」
「何で俺が長岡志保にならなきゃならないんだよ?」
「そりゃガセでんがな!!(ぺち)」

その瞬間全ての時間が、止まった。

すたーぷらちな・ざ・わーるど

恐るべき秘術を使った二人は悠々とゴールし、セリス&Dマルチは立ち直るのに30分費やした。

そして一着二年生、二着三年生、リタイア一年生・・・と相成った。


<第六レース>

一年:葛田 玖逗夜&超ペンギソ”瑠璃子”
二年:戦艦冬月&綾波 麗
三年:菅生 誠治&貴姫

超ペンギソ”瑠璃子”=身長82メートル・体重2万トン

戦艦「冬月」=全長480m、約12万4千トン。宇宙間航行も可能

以上二人の設定より

ぐおんぐおんぐおんぐおん(←戦艦の音)
ギョギョギョギョギョギョギョギョ(←鳴き声)

「あの〜誠治さん?」
「………………何ですか?」
「いつからこの体育祭は怪獣総進撃と宇宙戦艦ヤマトに………」
「……………うん、そうだね………いつからだろうね……(遠い目)」

「――そ、それでは所定の位置についてくだ、ください」(怖がっているらしい)
「――よ、よ、よ、ようい、どん」

ズギュン
・
・
・
・
・
「ええ、ええ。あの時は本当に凄かったです。戦艦がメガ粒子砲を発射したかと
思えば三匹のペンギソが次々に戦艦に波状攻撃を仕掛けるわ千鶴さんがお料理するわ
ジンさんがDセリオと戦うわ久しぶりにポチが登場するわ(知ってる?)
魔法少女は乱舞するわ図書館が変形して合体ロボになるわ・・・で、
レースはどうなったんでしたっけ?」(ある一般生徒のインタビューより)

レースは…………誠治&貴姫の三年生がさりげなく一着だったりしました。

一着三年生、以下リタイア。


<第七レース>

一年:マルチ&松原葵
二年:太田 香奈子&藍原 瑞穂
三年:月島拓也&柳川裕也

「――ようい」
「……………」
「――よういですけど……」
「――あ、ぼーっとしてました。どん!!」


「まるちさまあああああああああああ!!!!!!」
「ふれふれっ、マルチっ!! ふれふれマルチぃぃぃぃ!!!」
「わあ、私一年生なのに三年生の方に応援されるなんて嬉しいですぅ」
「葵ちゃああああああああああああああああん!!!!!」
「葵ちゃん、がんばっ!!」
「あんたら二年生でしょ!!(げしげし)」
「あ、あははははは……」
照れながらも手を振って声援に応える葵。
「おい、青いの!! てめえしっかりやれよ!!」
「青いじゃないですっ!!」
Runeの罵声(?)にもしっかり応える葵。

「………ふん、敵を応援してどうするって言うのよ……」
「か、香奈子ちゃん。気持ちは分かるけど……」
ぶつぶつ愚痴を言う香奈子を困ったような笑みを浮かべて瑞穂が宥めた。
「大体あんなガキンチョのどこが……た、拓也様!! 何か?」
さらにぶつぶつ言っていた香奈子の側に何時の間にか月島拓也と柳川裕也のコンビが接近していた。
「太田君……もちろん僕たちを勝たせてくれるよね?」
「は、はい!! 勿論ですとも!!」
目をキラキラさせて傍らにいる月島拓也に答える。
「でもトップの一年生が邪魔だな……」
「た、ただいま排除しますっ!!」
「か、香奈子ちゃん!? きゃっ!」
一気にスピードを上げて一年生コンビに追いつく二人。
香奈子は秘策を用意していた。
葵対策迎撃アイテム……それは……
「葵ちゃん!! パス!!」
と香奈子が懐から取り出したあるブツを葵になげた。
反射的に受け取る葵。
それは………

第一購買部人気商品ベスト5の常連………カツサンド、であった。

「(ぴたっ)か……か……カツは……嫌あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
「あわわっ、葵さんどうしまし……はわわわわわわわ〜〜〜」
葵はカツサンドを放り投げるなり突然逆走し始めた。
「ふっふっふ、さくせんせいこ………あがっ!!」
太田香奈子を跳ね飛ばし。
「ふはははは、このレースは我々がもら………はぐっ!!」
月島拓也と柳川裕也を跳ね飛ばして、
ひたすら走りつづけた(マルチは目を回している)。

一方……
「あ、葵ちゃんが帰ってきたよ☆」
「とりあえず三つは作れましたよね」
たけると電芹は葵の為にこっそりと手作りのパンを作っていたのだった。
何故なら葵ちゃんはカツサンドが大好物(と二人は思い込んでいたbyパン食い競争より)だから。
「おーい、葵ちゃーん。カツサンドたくさん出来たよ〜☆」
と暴走してくる葵に三つの手作りカツサンドを掲げてみせる。
急ブレーキで止まる葵。
「こ、こ、こ、こっちにもカツサンドぉぉぉぉぉ!!!!!!」
再び方向転換する葵(と引きずられるマルチ)。
こうして葵は結果的にとは言え正しいルートに戻り、無事ゴールインしたのであった。
めでたしめでたし。

一着一年生、二着二年生(ただし、ゴールしたのは片割れの瑞穂のみだった)、リタイア三年生。


<第八レース>

一年:結城光&Rune
二年:デコイ&宮内レミィ
三年:岩下信&小出 由美子

「うん? 岩下先輩………隣にいる人……誰?」
「どこかで見たような……」
Runeと光が岩下の隣にいる人物をじろじろ見ながら言った。
「悪かったわね、被害者その参でぇぇぇぇぇぇ!!」
「せ、先生落ち着いて……」


「………WHAT? デコイ何してるノ?」
見ると千鶴鍋を被ったデコイが随分高そうなデジタルビデオカメラを持ってレミィを映している。
「あーー、気にしないでくれ。気にしないでくれ」
「ふふふっ、まるでアクトレスかアイドルになったみたいネ」
クスリと笑うとレミィはくるくると踊るように一回転した。
「ドウ? アイドルみたいに見えル?」
ふとデコイは自分がレミィに見惚れていたのに気付き、慌ててカメラに目を合わせる。
「あ、ああ………見えるよ」
(う、盗撮に慣れ過ぎてかえって撮影しにくい……)
四天王の悲しい宿命であった(そうか?)。

「――ようううううううううううううううううううううい」
「――どおおおおおおおおおおおおん、です」

ズギュン

「よし、その表情イカすよ!!(じーっ) うん、女優みたいだっ(じーっ)」
「THANKS! このまま一気にいくわヨ!!」
デコイはレミィと一緒に二人三脚しながら撮影し、かつ誉め言葉まで言うという離れ業を
やっていた。
だが一般の女生徒はレミィの’ある部分’を露骨に撮影している事にとっくに気付いていた。
「ちょっとあのアフロ! あの購買部の人じゃない?」
「ホントだ、やだっ。露骨に撮ってる〜!!」
「このー女の敵!!(ぽいっ)」
空缶、空の弁当箱、弓(沙耶香)、ミサイル(Dセリオ)、秋山(梓)、魔法(綾香他)
PK(琴音)などさまざまな攻撃を一斉に食らっているデコイであった。
だが、信じられない精神力と千鶴鍋が彼を守っていてくれた。
何よりはほぼ全男子生徒(ジャッジ・ロリ等除く)のエール・元気・パワーが彼を支えていたのだった。
がんばれデコイ! ファイトだデコイ! 世界は君の為にある!!(おい)

一方の岩下は瑞穂を探していた。
「(瑞穂君……応援してくれるかな? 無理だろうな、やっぱり)」
ため息をついてカーブを曲がったその時、
「信さん、ふぁいと!!」
歓声にほとんどかき消されるようだった……が岩下信には確かに瑞穂の声が聞こえた。
慌てて観客の方を見渡す。
瑞穂はニッコリ笑って控えめにガッツポーズを作ってみせた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
オロチのような雄たけびを上げるなり岩下信は突進していった。
「ちょ、ちょっと岩下くうううううううううん!!!!」
地雷ゾーンをたちまち炎で爆発すらさせずに焼き尽くすと一瞬でゴールしていた。
「ぼ、妨害する暇も無かった……」
「こんな役ばっかり……」
Runeと結城光が呆然と岩下信が破壊し尽くした地雷ゾーンを見つめていた。
ダントツでゴールインした岩下信と小出由美子の後はRuneと結城光が
ようやく二着。
デコイとレミィは撮影が長引き過ぎてしっかり三着…となっていた。
「我が人生に一片の悔いなーし!!!!(デコイ)」
この時のビデオを見たい方は学生証を持って購買部へどうぞっ!!
男子生徒限定。

<第九レース>

一年:まさた&着物ゆかた
二年:佐藤 昌斗&T-star-reverse
三年:マジックナイトジン&秋山登

――レース直前
「ジ・ン・さんっ」
レースが終わって寛いでいるジンに声を掛けた女の子がいた。
振り返るとそこにはニッコリ笑顔のティーナが手を後ろに回してあからさまに
『お前何かイヤなもん持ってるだろう』状態で立っていた。
嫌な予感がして少し後ずさる。
「な、何だよティーナ」

「はい、これ」

ティーナが手渡したのは小さい紙だった。

「9−A」と書かれている。

「それからこれ」

女子の体操服

「それでこれ」

………………………………………………………………………………………まじっくはんまー

「それでもってこれも」

……………………………………………………ふくろづめにされたあきやまのぼる(おでこに「9−B」と書かれている)

「い、い、い、い、い、い、い、い、い、い、嫌だああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「やあ、ジンくん。すまんねえ、足を挫いちゃって……」
頭をぽりぽりと掻きながら出てきたのはカレルレンだった。
右足を引きずっている。
「嘘付けー!! あんたがさっき元気に跳ね回っているのを俺は見た!! 確かに見たぞ!!!」
「いやいや、それはジンくんの気のせいだよ、気のせい」
「そうだよっ、カレルレン先生は明日をも分からない重体なんだよっ」
ティーナがそう言った途端、崩れ落ちるように倒れるカレルレン。
「うう、すまないジンくん……僕の代わりをよろしく頼むよ……」
その手を握るティーナ、眼が潤んでいる。
「うん……ジンお兄ちゃんが敵を討ってくれるからね!!」
「修正してやるううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!」
「じゃ、またそゆことで!!(すたすたすた)」
「足はどーしたあああああああああああああああああああ!!!!!」
あっという間に姿が見えなくなるカレルレン。
「……そんなに何としても何があっても是が非でも確実に例外なく俺を不幸にしないと気が済まないか、
貴様らあああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「くすくすくす、新しく二つ付けくわえてあるね」
ジンの心にしっかり傷を付けて去る瑠璃子。
「じんんんんんんんんんんんん!! 俺の愛しいジン!! 俺は今猛烈に感動しているぞおおお!!!」
袋詰めのままジンに飛び掛かろうとする秋山登であった。
「う、うわあああああっ!」
・
・
・
・
・
「――あの」
「――スタートしてもよろしいのでしょうか?」
「好きにしてくれ……」
しっかり着替えて変身したマジックナイトジンと袋詰めにされたままの秋山登。
マジックナイトジンの方はわかめ涙を流している。
「うーむ、ちょっぴり気の毒だ」
「………そうですね」
同情の眼をジンに向ける佐藤 昌斗とT-star-reverse。
「同情はいらねえよ、へっ……」
すっかりグレるマジックナイトジンであった。
「まさたにゃん、ジンにゃん昔と変わったにゃ〜〜?」
「そうですね、昔の硬派なジン先輩はどこに………」
「まさたっ、遠くを見つめないでえええ!!!!」

「――それではスタートします」
「――よーいどん(やたっ、全部言えた)」
「――(くすん)」

どさっ
スタートするなりいきなりこける二年生。
「ちょっと何やってるのよ、あんたら!! しっかりしなさいっ!!」
綾香が喝を入れる。
が…………
「か、か、か、体が…………しびびびびびれれれれれれ」
後ろを振り返ってまさたが一言。
「うん、やっぱりテトロドトキシンはよく効くなあ」
殺す気か、まさた。
「大丈夫です、特殊な改良をして痺れるだけですから」
……はあ、そうですか……。
「油断するなとあれほど言っていたのに……」
綾香は頭を抱えた、レース直前にお茶には気をつけろとあれほど忠告していたのにまんまと引っ掛かるとは。
もっともそれは無理だったろう。
何故ならお茶を作ったのはまさたでも手渡したのは葵だったのだから。

こうしてまさたとゆかたは順当に進んでいく。
さて三年生のマジックナイトジンと秋山登は………スタート地点で立ち止まっていた。
「ジン!! 急がないといけないぞ!!」
「…………面倒だ」
「……………………え?」
「もう、面倒だっ!! 秋山! そこにじっとしてろ!!!」
「ええっ!? な、何をする気だジンよ!!」
袋詰めの秋山を両手で掴み持ち上げるマジックナイトジン。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん………
「めめめめめめめがががががががががまままままままわわわわわわわわるるるるるるるるるる〜」
「飛んでいけええええええええええええええええええええええええ!!!!」
ぶんっ
「翔んだカップルうううううううううううううう!!!!!!!!!!!」←古い
ちゅどーん
運動場に体半分ほど埋まる秋山登。
ふと気が付くと地雷ゾーンまで一気にショートカットしていた。
バーニアであっと言う間に追いつくマジックナイトジン。
「魔法少女に敵対する愚か者よ!! 土に還りなさいいいいいい!!!!!」
再び振り回すジン・ジャザ………もといマジックナイトジン。
「グラップラー刃牙37巻まで好評発売中うううううううううううううう!!!!!」
何故か秋田書店の宣伝をする秋山登であった。
「まさたにゃ〜ん、あれはどうするにゃ〜〜?」
「………………無理です。諦めましょう……」

一着三年生、二着一年生、リタイア二年生………。
ちなみにこの後泣きながら謝る葵を佐藤昌斗とT-star-reverseが必死でなだめていた。
まさたはしっかりこの二人(とディアルトとYOSSYFLAME)にボコボコにされていたりする。


<最終レース>

一年:来栖川 空&タケダテルオ
二年:ハイドラント&悠 朔
三年:橋本&阿部 貴之

「さあっ、いよいよ最終レースよ。頑張ってね!! ……って少しはやる気を見せろーー!!(ぼかすか)」
綾香がハイドラントと悠 朔に喝(つまり拳と蹴り)を入れた。
「だってよ〜もう三年生がダントツトップだろ〜俺達が頑張っても……なあ?」
ハイドラントが隣(と言うより密接している)悠 朔に話し掛けた。
「えーと三年生が一着を五回か……二年生はたったの二回。勝ち目はないよなあ?」
「何言ってるのよ!! こーゆー時はえてして最終レースは逆転の要素を秘めているのもなのよ!」
「「………そういう物か?」」
「そういうものよ!!」
「分かった分かった、出来る範囲で努力するから……な?」
あまりやる気があるとは言えない(当たり前だけど)表情で立ち上がる二人。
そんな二人の耳元で綾香がそっと囁いた。
「もし、一着だったら………二人にキ・スしてあげるっ」
これは強烈だった。
「「ししししししし死ぬ気で頑張るであります!!!」」
「うん。……頑張ってね♪」
くすりと小悪魔のような笑みを浮かべて綾香は立ち去った。
「ハイド……俺はやるぞ!!」
「おうともよ!!」
ちょっとキャラクターが変わってしまった二人だった。

「――それでは最終レースを始めたいと思います」
「――皆さん、位置に着いてください」
「「――ようい、どん!!」」

「鬼砲暗黒通!!」(ショッキングな出来事でドス黒く(別の意味で)染まっている(笑))
「八十七式烈光流星乱舞(れっこうりゅうせいらんぶ)!!!!!!!」(気力MAX/激しい感情に囚われています(笑))

「「「「やっぱりこーゆー役だったかあああ!!!!!!!」」」」
いいじゃないか、獅子がネズミを倒すのにも全力を尽くしてくれたのだから。

「ようし、ゆーさく行くぞ!!」
「ゆーさく言うないっとるだろうがああああああああ!!!!」
悠 朔がハイドラントに抗議しようと首を横に向けようとした途端……もんどりうってこけた。
ずべっ
「何やってるんだ、この馬鹿!!」
「馬鹿だと!? お前が引っ付いているから歩きにくいんだろうが!!」
「こっちだってお前と爪先からてっぺんまでくっついているんだぞ!! 歩きにくくてしょうがないわ!!」
確かに。
二人の言う通り爪先からてっぺん、おまけに左手と右手も完全にくっついているのを見ると
実に歩きにくそうだ。
綾香がちょっと冷や汗を垂らしながら言った。
「姉さん……魔法効きすぎだと思うんだけど………」
芹香は申し訳なさそうにこくこくと頷いた……

「せーのお!! 右!! 左!! み……(ずべし)」
「右って言いながら左足を出そうとするんじゃねえぞ、この馬鹿!!!」
「だから馬鹿と言うなっ!!」
「じゃあ馬野郎!!」
「馬とも言うなあああああああああああああああ!!!!」
「鹿を抜いてやっただけありがたいと思え!!」
ずべしゃ
「うがあああああ、歩きにくいいいいい!!!」
「お前がこけると俺も巻き込まれるんだよ!! この薄ら消火栓!!!」
「誰が消火栓だあああああ!!!」
「お前の名前を日本語にしてやっただけだ!! 文句あるか消火栓!!」

「……くすっ、変な顔で馬鹿みたい」
確かに変な顔であった。顔がこけた時の拍子でくっついた砂鉄だらけになっている。
だが思ってもこーゆー事は言ってはいけないな。
「プアヌークの邪剣よ!!」
「魔皇剣(まおうけん)!!」
「「「ぶべらっ!!」」」
笑われた岡田を中心とする三名を腹立ち紛れに吹き飛ばすと、ハイドラントと悠 朔は再び立ち上がった。
「落ち着け……考えてみたら焦る必要は無いんだ。とっくにライバルは始末したしな」
「そう言えばそうだな……よし、一歩一歩確実に行くぞ」
「ようし、右、左、右、左……」
一歩一歩ゆっくりと大地を踏み締める。
さすがにこれくらいのペースだとこける心配は無さそうだ。
そして地雷ゾーンへ。

地雷ゾーンの手前でふと悠 朔が気付きたくも無い事に気付いた。
「なあ、ハイドラント」
「何だ?」
「今の俺達磁石になっているんだよな?」
「何を今更」
「いや……地雷って………鉄で出来ているんじゃなかったっけ?」
「……………………………………………………………………………………………………………………」
「……………………………………………………………………………………………………………………」
ごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごご…………………
絶望的な思いで二人は地雷ゾーンを見据えた。
「「(ほーらやっぱり……)」」
なぜか中空に浮かんだ地雷(様々な物理法則を無視しているが説明すると長いので割愛)
が一瞬の間を置いて二人に襲い掛かって……いや、単に引っ張られているだけなのだが。
「いていていていていていていていていていていていていて!!!!!」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!」
鉄製の物が一斉に二人の体に激突したのだから無理も無い。
そして………

かちっ

「「うらみはらさでおくべきかあああああああああああああ!!!!!!!!!」」(魔太郎がくる?)
ちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーん
ちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーん
ちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーん
ちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーん
ちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーんちゅどーん

計45個の地雷全てが彼らと密接して吹っ飛ぶ。
あまりに爆風が激しすぎて、彼らの姿が観客には見えなくなってしまった。
綾香が青ざめて呟く。
「まさか…………死………?」
「ぬわけないでしょ、ギャグ編で」
好恵がツッコんだ。
「あ、それもそうか」
あっさり納得する綾香。

これほどの爆風を受けても二人が離れる事は無かった。
ぼろぼろとなりながら(服は上半身がほとんど破れている)も一歩一歩進む。
そして…………
「「「「「後一歩!! 後一歩!! 後一歩!!」」」」」
「「ご、ご、ごーるいん……(ばたっ)」」
一斉に二年生が歓声を上げる。
「二人ともおめでとう!!」
綾香が倒れた二人に駆け寄ってきた。
「あ、あやかあああああああああああ」
「や、約束の…………キスをおおおおお」
「わ、分かったわよっ。じゃあ二人とも立って」
二人はよろよろと立ち上がり、顔に付いた砂鉄を手でこすって落とした。
「じゃ、じゃあハイドから………(ちゅっ)」
頬にそっと唇を寄せる。
「いよっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「次は悠ね……(ちゅっ)」
同じく頬に。
「ふっかああああああああああああああああああああああああああああああああああつ!!!!」
『ただいまのレースを持ちまして二人三脚は終了です。えー結果を発表します』

一年生:一着・二回 二着・四回 三着・零回 リタイア四回
二年生:一着・三回 二着・三回 三着・一回 リタイア三回
三年生:一着・五回 二着・一回 三着・二回 リタイア二回
(ボーナス点として通常の点数にプラス一着に四点、二着に二点。
さらに最終レースの一着に得点を四点ではなく十点プラス)

三年生72点 二年生54点 一年生26点


==============================================
(おまけ)
ここより先、このSSは二つのエンディングに分岐します(おお、マルチエンディング!)。
次の競技の方、お好きなエンディングをお選びください。

<エンディングA>

「で、この魔法いつになったら解けるんだ?」
ハイドラントがほうきで体の砂鉄を払いながら言った。
「姉さん、どうなの?」
「………………………………」
「解く魔法は無いけど……体が磁石になっているからどちらかが体を少しずつずらして
頭を相手の足元に近づければ反発して離れます。一旦離れたら魔法はちゃんと切れます……だそうよ」
「そうかS極とN極って訳か……結構簡単だったんだな」
「くそ、分かっていればこんな苦労しなかったものをっ」
・
・
・
・
・
――学園校舎裏
「おい、ハイド。何で魔法を解くくらいでこんなところにこそこそ隠れなきゃならないんだ?」
「やかましいっ!! ここに隠れざるを得ないんだよ!!」
悠 朔は不思議そうに首を……傾げようとしたが出来なかった。
「ともかくっ、悠!! お前が下にずれてくれっ!」
「わ、分かった。ずれるぞ!!」

ずずっ(顔が頬から首の辺りに)

ずずずっ(顔が首から胸の辺りへ)

「……確かに他人が見たら誤解されそうなスタイルだな」

ずずずずっ(顔が胸からお腹まで)

「…………………なあ、このまま行くともしかして俺……」
「みなまで言うな!! さっさとしないと誰かやってくるかもしれんぞ!!」
「お兄ちゃんたち、なにしてるの?」
「「のわあああああああああああっ!!」」
てぃーくんである。
きょとんと小首を傾げてこちらを見ている。
「「な、何でもないっ!! 何でもないっ!! さっさと向こうに行け!!」」
「???(じいいいいいいいいっ)」
「「向こうに行け!!」」
てぃーくんはこくりと頷くとくるりと向こうを向いて走り出した。
ハイドラントは安堵のため息をついた。
悠 朔もふうっと胸を撫で下ろす。
「おい、ゆーさく。今のうちにさっさと離れようぜ……」
「あ、ああ………」
「おーい、みんなー!! こっちこっち!!」
悠 朔が動こうとした瞬間、てぃーくんがこちらを指差して大声で怒鳴った。
「ねえねえ、てぃーくんなになに?」
「何でしょうか?」
「なんだろ?」
「?」
「なんだー?」
「なんだろっ?」
「……なんだろね?」
「なんだろう?」
「「うわあああああああああああああああああああああ!!!!」」
見るとてぃーくんだけでなく、きたみち靜、笛音、ティーナ、マール、ルーティ、良太、木風、
河島はるかまでこの場に集まっていた。
「「「「「「「「「じいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ」」」」」」」」」

「い、一時退却うううううううううううう!!!!!!!!!」
ハイドと悠 朔は驚異的なチームワークで悠 朔が腹にくっついた状態のまま
あっと言う間に校舎裏から消え去った。
「「「「「「「「「ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち」」」」」」」」」
「……こういうの…大道芸人って言うんだよ……」
「「「「「「「「だいどーげーにんさん、さようなら〜〜」」」」」」」」
大きく間違ってます、先生。

「畜生!! 他の場所で……そうだっ、屋上でやるぞ!!」
・
・
・
・
・
「プアヌークの邪剣よ!!」
屋上で待機していたYF−19をぶっ飛ばし、ようやく作業にかかる二人。
「いいか、一気だ。一気に動くぞ!!」
「ああ、分かった!!」

ずずずずずずっ(腹から……(検閲)へ)

二人とも泣いた、心ゆくまで泣いた。

だがしかし

パシャッ
「ふ、また詰まらぬものを撮ってしまった………」
後日、掲示板に微妙にボカされたハイドと悠 朔のぴーな写真が張り出される事になった………


どっぺんはらり



<エンディングB>

「魔法を解く方法は……個人差があるけど10分から半日かかるそうよ」
「「じゃあ俺達次の競技もこのままかああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よって次の競技はこのままで出るべし(笑)


めでたしめでたし

==============================================

まず謝らなければいけないのだろうが、誰から謝っていいのか検討もつきません(笑)。
強いて言うなら「笑われる立場になった皆さん、ごめんなさい」
それでは僕はこれで・・・ダッシュ!!(逃亡)