Lメモ「下手な文で申し訳ありませんが転校編です」 投稿者:ディアルト
ここLeaf学園に一人の男がやって来た。
よ〜するにまた転校生がやって来たのである。

「はぁ〜今度こそ転校沙汰にならないように気を付けなきゃな」
そういいながら学園に入ろうとした途端、
「くらえぇぇぇ、Dセリオ!!ロケットパァァンチ!!!」
「何処をねらっているんですか、ジンさん!」
いきなり目の前に流れロケットパンチが迫ってくる。
「なっ!?」
いきなりのことに驚きながらも、ほんの数ミリの差で避ける。
「何が起こってるんだ?」
そう言いながら、ロケットパンチが飛んできた方向を見る。
「む!女の人が妙な奴に攻撃されている。助けなければ!」
言わずとしれた恒例のジンとDセリオの戦いなのだが、そんなことは知らずに男は無謀にも二人に近
寄っていく、
「女性を攻撃するなんてやめなさい。戦わずとも話し合えば・・・」
「邪魔をするなぁぁぁ!!!」
「邪魔です!!」
勝負の邪魔をされかけた二人は男に向かって攻撃しだした。
哀れ今度は避けることが出来ず殆どの攻撃をくらってしまった。
「なんなんだ!?」
男は後ろに吹っ飛び倒れた。
と思ったら、
「危ない、危ない。とっさに防御しなかったら死んでたな。」
 というか、お前、防御しただけじゃ普通気絶位するぞ。おい!
「やれやれ、どうやら、あの二人は好きで戦っているみたいだからほっとくかな」
男は、ジンとDセリオを避けて校舎の中に入っていった。



「さて、職員室は何処かな?」
男が校舎に入ってキョロキョロと彷徨っていると
「あんた何してんの?」
「えっ!あぁ、実は今日この学園に転校してきたのですが、職員室は何処かなぁて考えていたんです
よ。あっ、申し遅れましたが私はディアルトと申します。以後よろしくお願いします。」
「あぁ、職員室はここを真っ直ぐ言った所にあるわよ。私は来栖川綾香。綾香でいいわ。よろしく。」
「あ、はい。綾香さんですね。」
さらに細かい場所を綾香に聞き出すと
「ありがとうございました。」
「いいわよ。後で暇があったら格闘部にでも来てよ。じゃね」



「それじゃ、失礼しました。さて部活でも見学してから帰りますか。」
ディアルトは職員室を出ると学園を見学しようと歩き始めたとたん。
「ちょっと待ちたまえ。」
「えっ、なんですか」
急に声をかけられその方向を見ると、白衣を着た教師らしき男性が立っていた。
「君が今日転校してきた奴だな、ちょうどいい。ちょっと来た前。」
「えっ、誰ですか、貴方は?」
「私は、ここの物理教師をしている柳川という者だ。君今から科学部を見学しに来ないか」
「えっ。科学部ですか?別にいいで・・・・いえっ!遠慮しておきます。それじゃ!」
気軽に返事をしようとした瞬間、柳川の顔が、ニヤリとわずかに笑ったのを見、慌てて断っり全速力
で逃げ出した。
「待ちたまえ」
柳川も追いかけようとするがその瞬間に何かに激突したような衝撃が走った。よろめき、体制を立て
直した時にはディアルトは見えなくなっていた。
ディアルトが走って逃げた後に残っていた柳川は、
「ちっ、せっかくいい実験者が手にはいると思ったのだが」
などと、少々怖いことを呟き、しかしいったい今のは?と考えながら科学室へと帰っていった。



「何だったんだ、今の異常なほどの危険な笑みは?まっ今の先生にはなるべく近づかないようにしま
すか。」
チラチラと後ろを振り向き、追ってくる様子がないと見ると歩みを遅め歩き出した。
「さて、まずは綾香さんが言っていた格闘部でも覗いてみますか。格闘部は何処でやっているのか
な?」
誰かに道を聞こうと辺りを見回していると緑の髪の少女が鼻歌を歌いながら廊下を掃除している。も
ちろんマルチである。
「あの、すいません」
「はい〜、なんでしょうかぁ〜」
「実は格闘部の活動している場所を知りたいのですが、何処だか知っていますか」
「はい、えぇっと格闘部は・・・」
必死に場所を教えようとマルチがまごついていると、
「貴様!マルチに何をしてるんだ!!。マルチから離れろ!!」
「いや。私は別に。ただ、道を聞こうとしただけで・・・」
「うるさい!!早く離れろ!さもなくば攻撃する。」
と言いながらも、ビームモップを振りかざし襲ってくる。
「危ない!!」
次々と放たれるビームモップの攻撃を全て紙一重で避けている。
「ちょっと、いきなり何なんですか!」
「問答無用!!」
さらにしつこく攻撃をしてくる。
「仕方ないな。あまり使いたくはないんだが」
そう言いながら、呼吸を整え出すと
「ふん!」
気合いを込め手を掌底の様に前に突き出した。
「死ねっ!」
セリスが動きの止まったディアルトに止めを刺そうと振りかぶると
「ぐふぅ!?」
いきなり、セリスが数メートル後ろに吹っ飛んだ。
「はぁ〜。すいません、あの人の世話をお願いします。道は他の人に聞いてみますから」
「あっ、はい〜」
何事が起こったのかわからず呆然としているマルチに声を掛けると再び歩き出した。



「失礼します。格闘部を見学に来たのですが」
「あっ、本当にきたの」
練習場に入ってきたディアルトを見かけると綾香は練習を中断し近づいてきた。ほかの部員も何事か
と珍しそうに近づいてきた。
「綾香さん。どうも」
「紹介するわね、同じ格闘部員の葵に好恵よ」
「一年の松原葵と申します。よろしくお願いします!」
「坂下好恵よ」
葵と好恵はそれぞれ自己紹介を兼ねた挨拶をした。
「今度転校してきた、二年のディアルトと申します。以後よろしくお願いします」
「で、なに見学しに来ただけなの」
「いえ。できたら練習もしたいと思いまして」
「ふ〜ん。格闘技の経験は?」
「自己流ですけど、それなりに」
「じゃ、誰かと試合でもしてみてよ。どの位の実力か知りたいし。何だったら、私でもいいけど」
「いえ。女性相手に攻撃するなんて私にはちょっと・・・」
「いいから。いくわよ!」



数分後
「ちょっと!本気で攻撃をしなさいよ。」
「いえ、女性を本気で攻撃するなどできません!」
綾香の攻撃を紙一重でかわしながら、中途半端な威力の攻撃しかしないディアルトに、綾香は苛立ち
を覚え始めていた。
さらに数時間後
「はぁ、はぁ、はぁ、ディアルト」
「はぁ、はぁ、何でしょうか?」
あの後本気になった綾香の攻撃にディアルトは避けるのに専念し始めた。どちらも攻撃を殆ど受け
ていない。
「あなた本気でやってないでしょ!」
「すいません。女性に怪我をさせたくないもので、つい・・・」
「まぁ、いいわ。そのかわり今度やるときは本気でやってよ」
「はははっ、できたらそうします。」
「さて、私は帰ろっかな。ディアルトはどうするの」
「私はもう少しここで休んでいきますよ。」
「そっ、じゃね」
「はい、それじゃ」
綾香が着替えようとその場を離れると代わりに葵が近づいてきた。
「ディアルト先輩、大丈夫ですか?」
「あぁ、別に平気だよ。ただ疲れただけだから。こんなに動いたのは久しぶりだったから」
「それよりもすごいですね。綾香さんの攻撃をほとんど避けた人なんていないと思いますよ」
「はは、避けるのだけは得意だからね。」
ふぅ〜と息を吐くと葵に向かって
「さてと、松原さんだっけ、一緒に帰らない?」
「あっ、はい。じゃ着替えてきますので少し待っててもらえますか?」
「うん。いいよ。その間、私は休んでいるから」
「じゃ」



「それにしてもディアルト先輩。どうして攻撃をしなかったんですか」
「うん。あまり人に対して攻撃したくないんだ」
「どうしてですか?」
「実は前の学校で人を助けた時に力を使いすぎてしまい過剰防衛になってしまったんだよね。だから
それ以来、滅多なことでは力は使うまいと心に誓ったんだ。むろん、困っている人がいたのなら使う
けどね。」
「そうなんですか。すいません、余計なことを聞いてしまって。」
「べつにいいよ。いずれわかることだろうし、後悔はしていないから。それよりも、もっと楽しく行
こうよ。ねっ!」
「はい!」
こうして転校初日が終わったのだった。


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新人のディアルトと申します。以後よろしくお願いします。
すいません。駄文です。申し訳ありません。
これは自分の初投稿なのですが思うように書けませんね。書いてる途中で常々みなさん本当にすごい
んだな、と思いつつ書かせてもらいました。
キャラの性格が違うなど納得できない方もいらっしゃると思いますが、初投稿なのでど〜か見逃して下さい。自分の設定はすぐに提出しますのでみなさん参考程度に使って下さい。
あといきなりで申し訳ないんですが、学校でしか投稿できないので夏休みになるこれから二ヶ月ほど
の間投稿できません。なので、できましたら使ってくれると天にも昇る気持ちになるほど嬉しいです。
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