偽典Lメモ『大戦』第八話 投稿者:Fool


 さぁ、ビシバシの戦闘モードへ突入だ(笑)。
 これで、一応は“大戦”っぽくなってきたかな?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               ▼あらすじ▼

 久々野が密かに水面下で動き出した頃、時空間の狭間では、彼すら預かり知
らぬ戦いが繰り広げられていた。
 一方、魔物の侵入を感じ取った芹香は、旧校舎周辺に結界を張った。





            偽典Lメモ『大戦』第八話

                −逢魔−





 四日が過ぎた――。

 依然として学園を覆う灰色の雲は晴れず、どんよりとした空模様が地平線の
彼方にまで伸びていた。



 瓦礫の山と化した試立Leaf学園本校舎跡地に、幾つかの動く影があった。

 影は一人の若い男と、十数体の異形の妖魔――。

 男を中心として、妖魔達が彼を取り囲む様に間合いを詰める。
 メタルフレームの眼鏡越しに冷淡な光を放つ瞳と、人外の力を秘めた逞しい
体躯を持ったその男の名は柳川裕也――。柏木耕一に匹敵する力を持つLea
f学園教師だ。

 一方の妖魔は、蝙蝠の羽を背に持ち、尖った二本の角を頭から生やした、ラ
ルヴァと呼ばれる異界の魔王の眷属――。

「ラルヴァ如き一つ一つ潰すのは面倒だ、まとめて来い」
 敵に囲まれながらも柳川は怯むことなく、むしろ落ち着いた様子で言い放つ。

 シャアァァァァァァァァッ!!

 ラルヴァの一体が叫びにも似た音を発したかと思うと、それを合図に妖魔達
は柳川に向かって一斉に跳ぶ。
 無数の鋭い爪が彼を捉えようとした瞬間、男は冷く嗤った。

 風が唸り砂塵を巻き上げる。
 交錯する影。

 柳川は疾風と化し、ラルヴァの身体を次々と切り裂いていく。
 為す術もなく彼の手にかかり、体液を吹き出し崩れ落ちる妖魔達。
 地に倒れたラルヴァは、まるで霧の様に霧散し消えていく。
「雑魚は大人しくしていろ!」
 最後の一体となった敵の頭を鷲掴みにすると、彼は力を込めてそれを握り潰
す。
 西瓜がひしゃげる様な音がして、柳川の顔に妖魔の体液が飛び散った。

 事が済んだ後、柳川は「ふん」と鼻を鳴らし、少しずれた眼鏡を中指で持ち
上げた。



「…さすが柳川先生、俺の出番は無かったな…」
 柳川とラルヴァとの戦闘を、少し離れた所から見ていた一年のへーのき=つ
かさは、手にした愛用のラケットに目を落としながら呟いた。

 やがて、彼は懐から小型のヘッドセットを取り出し頭に付け、
「…あー、こちらポイント09、へーのき。出現したラルヴァの掃討終了。こ
れより帰投します」
 気の抜けた声でマイクに告げる。
 ヘッドフォンの向こうでは、「了解」とノイズ混じりの応答が帰ってきた。

「柳川せんせー、帰りましょー」
 へーのきはラケットを振りながら柳川を呼ぶが、彼はその場を動こうとしな
かった。
「先生?」
 怪訝に首を傾げたへーのきだったが、すぐにその意味を理解した。
 二人を取り囲む様にして周りの空間が歪み始め、そこから先程と同じ妖魔が
這い出して来ていた。それも、前回の倍以上。
「ふ…ん」
 柳川の右手が鬼のそれと化した。
 へーのきは愛用のラケットを構えながら、
「こちらへーのき、前言撤回。…少し帰りが遅くなりそうだ」
 今度は張り詰めた声でマイクに告げた。





「ふう」と疲れた息を吐いてから、久々野は『臨時生徒会室』と張り紙の付い
た扉をノックした。
 返事はない。しかし、留守ではないのは判っている。扉越しに、拓也達の怒
声にも似た緊張感溢れる声が聞こえるからだ。
 五秒ほど待った後、久々野は扉を開けた。

「ポイント23に時空振動波確認! 数およそ10!」
「一番近くにいるのは?」
「ハイドラントさんです!」
「よし、そこは彼に任せる」

「同じく、ポイント19にも時空振動発生!!」
「ポイント20に西山君達がいるはずだ」
「了解!」

「待って下さい! ポイント03、04にも反応あり!!」
「ちぃっ!!」

 扉を開けた瞬間、そんな言葉の嵐が久々野の耳をつんざく。
 部屋の中は教壇に立っている拓也指揮の元、生徒会役員らが室内に設置され
た端末群を操作していた。
 ある者は一心不乱にキーを叩き、またある者は頭に付けたヘッドセットに大
声を上げている。
 まるで、非常事態下の軍司令部の様相だった。

 久々野は彼女らの邪魔にならぬよう壁際を歩き、教壇へ向かう。

「生徒会長、少しいいかな?」
 この状況下にそぐわない、ややスローペースな口調で拓也へ声をかける久々
野。
「取り込み中だ! 後にしろ!」
 そんな彼に対する苛立ちを隠さず、むしろ露わにしながら、拓也は言葉をぶ
つける。
「手間はとらせない。すぐ済むし、それに今の状況にも関係ある事だ」
 久々野から、一歩も引かないという強い意志を感じた拓也は、諦めた風に息
を吐き、「手短にな」と備え付けの椅子に腰を下ろした。
「ありがとう」と軽く微笑む久々野。だが、すぐにその表情から笑みが消えた。

「dye君から報告があった」
「どんなだ?」
「SGYによって生じた次元間の綻びが、想像以上の速さで進んでいるらしい」
「…と言う事は…」
 頷く久々野。
「そう、現在これ程までに魔物が学園に侵入して来ているのは、その為さ…」
「くっ! なんて事だ」
 バンッ、と拓也の拳が教卓を叩く。だが、その音は室内の騒音の中に溶けて
消える。

「…今、dye君と来栖川先輩が魔術で綻びの応急処置をしている。…しかし、
それには今日一日かかるらしい」
「今日が山場か…。魔物共の出現率を考えると、総力戦になるな…」
「D作戦前だというのに…手痛いよ」
 二人は、お互いに苦い表情を刻んだ。





 綾香は腰を少し落とし、やや右半身を前に出した構えを取る。
 大きく息を吸い込み、両腕を胸の前まで持ってきて、ぐっ、と握り締めた。

 今、綾香の周りには、何体かの魔物の姿があった。
 リザードマンと呼ばれる、緑色の鱗に覆われた皮膚を持つ蜥蜴人間が彼女を
取り囲んでいる。
 彼らは緩やかなカーブを描いた湾刀を携え、綾香との間合いを少しずつ縮め
ていく。
 その喉を、嗜虐の唸り声で震わせながら。

 綾香は構えを崩さず、相手の数を数える。

 ――ひとつ、ふたつ……全部で五匹か…。

 綾香の表情に変化は無かったが、こめかみから流れる汗は彼女の心情を現し
ていた。

 ――五対一か…。常に一対一で、一度に二匹と闘うのは避けないと……。
 …ふふ、こんな時ハイドがいてくれれば心強いんだけどな……。

 一瞬苦笑する綾香。が、すぐに表情を引き締めると、裂帛の気合いと共に地
面を蹴った。





 成人男性の身長程の高さを持った大きな花があった。
 毒々しいまでの赤い花びらの中心からはシュルシュルと、触手さながらの花
糸が獲物を求めて動き回っている。
 茎は木の様に太く、その下には、根の代わりに節足動物を思わせる足が何本
も付いていた。

「はぃやぁぁぁぁぁぁっ!」
 一年の西山英志が、疾風迅雷の動きで妖花を次々と刈っていく。
 ある花は茎を折られ、またある花は花弁を散らされ。
「はあぁっ!」
 同じく一年の柏木楓が、その右手を鬼の手と化しながら、西山と同じ様に妖
花を切り裂く。
 しかし、妖花達は刈られても切られても、次から次へと何処からともなく現
れ、数を増やしていく。

「くそっ! キリがない!」
「英志君…」
 やがて二人は追いつめられ、背中と背中を合わせた状態で妖花達と向き合う。

 ぎゅっ、と後ろ手に、楓が西山の手を握った。
 楓の掌は汗で少し濡れていた。同時に、微かに震えてもいた。
「大丈夫、君は俺が護ってみせるよ…」
 西山は楓の手を握り返すと彼女から離れ、妖花の集団へと駆け出した。
「英志君っ!」
 楓が彼の名前を叫んだ時、西山の姿が八つに分裂した。

「てやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 八つに分身した西山は、気合いと共に駆け、次々と妖花を倒していく。

 ――もてよ、俺の身体……。

 超高速移動による、分身攻撃――。
 人間の限界を超えたスピードは、残像にすら質量を与える事が可能となる。
 しかし、それは同時に西山の身体に多大な負担を掛ける諸刃の技――。

 見る見る内に、その数を減らしてゆく妖花達。
 あれほどいた妖花が、全滅するまで数分とかからなかった。



 最後の一体を切り裂いた後、その場に崩れ落ち、膝を付く西山。
 ぜぇぜぇと苦しそうな呼気と共に、その全身から滝のような汗が流れ落ちる。

「英志君!」
 楓は西山に駆け寄り、その前で身をかがませると、彼の頭を抱きしめた。
「…楓…ちゃん……。ハハ、駄目…だよ……。君が…汚れちゃう…」
 突然の楓の行動に戸惑い、彼女から離れようとする西山。
 しかし、楓は彼を離そうとしなかった。
 その細い身体から、汗に混じって楓の匂いが漂ってくる。
 西山は、彼女が微かに震えているのを知った。
 先程の震えとは違う震え。伝わってくる感情は恐怖ではなく悲しみを伴った
安堵――。

「かえ……っ!!」
 なにかを言おうと西山の口が動いた時、彼の本能が危険を察知した。

 ――っ!!

「楓ちゃん! ゴメンッ!!」
 反射的に楓を突き飛ばす西山。
 楓は「え?」というような顔をしたが、彼の背後の空間が歪んでいるのを見
つけると、大きな声で叫んだ。
「英志君っ!! 危ないっ!!」
「判ってるっ!!」
 西山が後ろを振り返るのよりも速く、歪んだ空間から飛び出してきたモノが
彼の背中を切り裂いた。
「くっ!!」
 背中を切られながらも、カウンターぎみに後ろ回し蹴りを繰り出す西山。
 西山の蹴り足は、確かにそれを捉えた――筈だった。
「なにっ!?」
 手応えが伝わって来ない。西山の蹴りは空を切っただけで終わった。
 素早く体勢を立て直し、改めてそれを見る。

 空間の歪みから這い出して来たそれは、“悪霊”といった言葉がピッタリと
当てはまるような存在だった。

 一応人型をしているが、はっきりと目視で確認できるのは腰から上だけで、
下半身はぼやけ、背景に溶け込んでいた。
 身に纏っているボロボロのローブの隙間から、灰色をした肌が見える。
 腕はミイラの様に痩せこけているものの、鋭い爪が不気味に光っていた。
 頭には禍々しい光を放つ一つ目と、大きく裂け、牙の並んだ口。

 きしゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!

 悪霊の口から奇声が発せられ、西山に迫る。
 西山は悪霊めがけ地面を蹴る。
 悪霊は細い腕を鞭の様にしならせ、彼に振り下ろす。
 僅かに上体を逸らし、絶妙とも言える体裁きで攻撃をかわす西山。そして、
空を裂く気合いと共に突きを放った。
「でやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 しかし彼の攻撃は、先程と同じように悪霊の身体を擦り抜ける。
「くっ!!」
 勢い余ってバランスを崩した所へ、再び悪霊が迫る。

 ――まずいっ!

 咄嗟に西山がガード姿勢を取った時、周囲に風と銀光が走り、一瞬の間の後、
悪霊は綺麗に四等分されて霧散した。

「シャンブリンマウンドは、生と死の境を生きる存在だから普通の武器では斃
せないんです」
 なにが起きたのか把握出来ていない西山の背後から、そんな可愛らしい声が
かけられた。
 振り返る西山。
 そこには大きな斬首鎌を構え、小さな人形を肩に乗せた少女が立っていた。
「君は…エビル?」
「…と、フランソワーズです。西山さん」
 少女の肩に乗っている人形が鈴の様な声で自己紹介する。先程からの声はフ
ランソワーズのものだった。

「英志君っ!」
 突然、楓が驚愕の表情で空を指さした。
 見上げると、先程と同じ様に空間が歪み、フランソワーズがシャンブリンマ
ウンドと呼んだ悪霊が出現しようとしていた。
 しかし――。

 ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!

 突然、シャンブリンマウンドの身体が紅蓮の炎に包まれたかと思うと、それ
はおぞましい断末魔を上げながら消滅した。
「…そんな奴らを斃すにゃ、魔力の込められた武器か、強力な魔法が必要なの
さ」
 背後から声がして、後ろを振り返る楓。
「あなたは…」
 いつの間にか、そこにはボーイッシュな格好をした少女、イビルが気取った
ポーズで瓦礫に腰掛けていた。

「…イッチェルの大群を二人で斃したのは大したもんだけど、さすがに実体を
持たない相手には手の打ちようが無かったみたいね」
 そしてイビルの背後から、彼女らの主人であるルミラが姿を見せる。
 傾国の美貌と魅惑の肢体を気品で包み込んだ女主人は、両腕を優雅に胸の前
で組み合わせ、クスクスと笑っていた。
「にゃにゃん、にゃにゃにゃん!」
「でも、お二人共とってもお強いです…と申しております」
 見ればその脇には、たまとアレイの姿もあった。

「みんな…」
 西山の顔が安堵に緩む。なによりも心強い援軍の登場に。

「お〜い、次の敵さんがそろそろ来るよ〜」
 何処か間延びした声が空からかけられ、一同の顎が上を向く。
 そこには、メイフェアがゆらゆらと空に浮いていた。

「…あんた、傷は平気かい?」
 と訊くルミラに、西山は「ふっ」と笑い、
「不敗流を甘く見るな。この程度など傷とは言わん!」
 ぐっ、と握り拳を作ってみせる。
「上等! そんじゃ、久しぶりに大暴れといきますか!!」
 ルミラの口元が楽しげに、きゅっと吊り上がった。





「エリア! 急いでっ!!」
 サラは愛用の鞭を手に、瓦礫の野を急いでいた。
「はぁ、はあ、はぁ…」
 少し遅れて、魔術師の杖を持ったエリアが続く。



 瓦礫の立ち並ぶ中、学園に体育教師として籍を置くティリア・フレイは、瘴
気溢れる重厚な鎧を着込み、邪悪なオーラを発している騎士と対峙していた。

「フィルスソォォォォド!!」
 ティリアの手に収まっている聖剣が眩い光を放ち、騎士に振り下ろされる。
 ギィン、と金属同士がぶつかり合う耳障りな音が響く。
「クッ!」
 ティリアの上段からの一撃は、騎士の持つ剣に軽々と受け止められていた。



 サラとエリアの二人が戦いの場に着いた時、丁度ティリアが騎士に向かって
聖剣を振り下ろそうとしている時だった。
「っ! 始まってる!」
 ぎりりと歯を噛み締めるサラ。すかさずティリアに加勢しようと、呪文の詠
唱に入る。



 フルフェイスの鉄兜の隙間から、鬼火のような赤い双眸がティリアを嘲笑う
かの様に動いた。
「こんのぉっ!! なめるなっ!!」
 騎士に向け手をかざし、素早く呪文を紡ぐティリア。
「ライトボウ!」
 かざした手から眩い光球が生じ、騎士を吹き飛ばす。が、相手は数歩後ろに
下がっただけでたいしたダメージを受けた形跡はない。
「レジスト・マジックの鎧!?」
 剣を構え直しながら忌々しげに吐き捨てた時、彼女の背後から声がかけられ
た。

「ティリアよけなっ!!」

 その良く知った声に、ティリアの身体は反射的に動いた。



 サラが叫ぶと同時に、ティリアが横へ跳ぶ。
「ヒダラド!」
 間を置かずに、サラは自らの構成した魔法を発動させる。
 すると、騎士の周囲に燃えさかる炎の渦が出現し、その貪欲な赤い顎が敵の
身体を飲み込む。
「よしっ!!」
 勝利を確信し拳を握り締めるサラ。
 だが、それも一瞬だけの喜びだった。

 炎の渦に飲み込まれた騎士は特に慌てた様子もなく、手にした剣を天にかざ
して一気に振り下ろす。

 次の瞬間、サラは自らの目を疑った。

 彼女の魔法が生み出した紅蓮の渦は、そんなたった一回の素振りだけで、跡
形もなく消え去ってしまった。

「なっ!」
 驚愕に見開かれるサラの瞳。
「お、おそらく…はぁはぁ、かなりの魔法防御力を…はぁはぁ、持っている鎧
かと…はぁはぁ」
 息も絶え絶えなエリアが、相手の能力を分析する。
「それだけじゃない。剣の腕も大したモンだよ」
 二人にティリアが合流した。



 じゃり、と地面を踏み鳴らしながら、騎士が三人との間合いを詰める。
 ティリア達は各々の武器を構え、打つ手を模索しながら間合いを離してゆく。

 その時、一陣の風を纏った人影が、目にも留まらぬ速さで三人の脇を走り抜
けた。
 人影は騎士目掛けて疾走していき、やがて交錯する。

 舞う砂塵。
 金属破砕音と斬肉骨砕音のハーモニー。

 人影は、ティリアやサラの魔法攻撃を受けても傷一つ付かなかった鎧を、ま
るでスモークチーズの様に容易く切り裂いていく。

 鉄が軋むような音の断末魔を上げながら、地に伏す騎士。

 砂塵の向こうにシルエットが浮かび上がる。
 ティリアは、その姿に見覚えがあった。
「コーイチ!!」
 人影――耕一は親指を立てて、ニッと笑った。





                              ――つづく





               ▼次回予告▼

 戦士達は全身全霊をかけ戦う。
 しかし多勢に無勢か、苦戦を強いられるLeaf学園精鋭達。
 そんな彼らに、更なる強敵が姿を現した。

 次回、偽典Lメモ『大戦』第九話−修羅−。
 大地を血に染めて戦う者達――。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 相手がSGYだけだと、少し面白みに欠けるかな〜…とか思って、魔物達と
の戦闘シーンを入れてみました。

 …で、ラルヴァはともかくとして、シャンブリンマウンドやイッチェルは、
「なによ? それ?」って人が殆どでしょうから一応解説をば……。
 …ズバリ! 彼らは、懐かしのRPG《XANADU》から引っ張ってきま
した(爆)。
(前に恋とあかりを襲った蛇も、原型はネクロンアイデアスちゅう同ゲームの
モンスターだったりして…/笑)

「ダライアスの次はザナドゥかい!」
 ってツッコミは勘弁して下さい(苦笑)。
“悪ノリ”ってのは、とどのつまり、こういう事なのよ〜。
 更に、これだけじゃないのよ〜(爆)。