体育祭Lメモ 「体育祭ネタってより普通のネタな武道会♪」 投稿者:幻八
「・・・・・・おい、なんでお前がここにいるんだ・・・」
「ふっ、愚問だなジン。 お前と俺は一心同体、お前が参加するならパートナーは俺しかいまい!!」
「だからなんでお前なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ずごごごごごごごごごごごごごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・

 青空の下、爆音がどこまでも響いていく。
 りーふ学園はいま体育祭で盛りあがり次は第三競技に移ろうとした時、競技場でいつものごとくジンが切れた。
「・・・無駄な体力使ってる様ですがあっちはほっときましょう・・・・・・ 
改めて、第三競技に移りたいと思います。」
 競技場に設けられた特設リング、その上に立ってマイク片手にしゃべっていたのは幻八だ。
 なぜに幻八かと言うと、本人曰く「参加してたら体力持ちません。」とか・・・・・・
「みんな、月のフォン・ブラウン市に行きたいかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
(注:フォン・ブラウン市とはガンダムシリーズに出てくる月にある都市の名前)
「「「「おおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」
 ・・・・・・・・・行けるものなら行ってもらいたいものである。
 この盛り上がり様・・・まるでウルトラクイズだ。
「罰ゲームは恐く・・・・・・」

ずっぱぁぁぁぁん!!

「げふぅっ!!」
「そんな事してないで先に進めなさい!!」
 突然吹き飛ばされた幻八の後ろには綾香が拳を握り締めて立っていた。
「ふぁ〜い・・・」
 しぶしぶ立ちあがる。
「・・・では選手の紹介に入ります。 ・・・・・・三年生代表ジン・ジャザム、秋山登チームぅぅ!!」
 わぁぁぁぁぁぁぁ、と盛り上がっていたが・・・
「来るなぁぁぁぁ!! ロケットパンチぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

がしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!

「苦痛こそ最高の快楽ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「続いて二年生代表佐藤昌斗、西山英志チームです!!」
 何事も無かった様に進める幻八。
「かえでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
「葵ちゃん、必ず優勝してみせます。」
 暴走一名はほっとくとして、葵ちゃんって一年生だよね?
 まあいい、次いこ次。
「なお、二年生チームは本来登録された方々と違いますが気にしないでください。」
 ちなみに、本来登録された方々は・・・・・・
「あ・・・綾香は・・・俺の物だ・・・・・・ぐふっ!!」
「貴方に・・・は・・・ごはっ!!・・・綾香さんは渡しません・・・・・・」
 人気の無い所で互いに潰しあっていたりする。
 やっぱりほっときましょう。
「最後に一年生チームです。 風見ひなたとRuneチームです。」
「美加香が使えないのは痛いですが・・・・・・やってみますか。」
「ふっふっふっふっふ・・・・・・・・・」
 本来のパートナーとは別にされたが真面目にやってくれそうな人と、なにやら妖しく笑っている要注意人物の
組み合わせ。
「そして最後に、特別参加教師チーム柏木耕一先生と柳川裕也先生チームです!!」
「「「「「「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」」」」」
 選手全員からちょっと待ったコールが・・・
「なお、苦情、文句、クレームは一切受け付けません。」
 先手を打って苦情封じに走った幻八。
「来るんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「ジぃぃぃぃぃン、もっとやってくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「かえでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「これも運命なのか・・・そうだったら酷いもんだよな・・・運命って・・・」
「謀ったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ふっふっふっふっふ・・・・・・この勝負・・・勝つのは我々だ・・・」
 なんか試合前から壊れてきてる生徒側選手一同。
「たまにはこうやって身体を動かすのもいいよな。」
「私が勝てば負けた連中をモルモットにしていいらしいな・・・・・・」
 真面目な先生もいれば、とんでもない先生もいるもんです、世の中には。
「じゃ、試合の抽選をおこないたいと思いますので皆さんこちらに・・・」
・
・
・
「抽選が終わりました。 対戦形式はトーナメント式、試合時間は10分間のみ、場外とギブアップは認めます。
それから試合中の技、武器使用に関しては無制限です。 闘技場は芹香さんの魔法で結界が組んでありますので
どれだけ暴れても外には被害が出ません。」
 ルールを淡々と説明している幻八だが、実際に聞いてる人は何人いるだろうか・・・・・・
「対戦の組み合わせは、第一リング三年生チーム対二年生チーム、第二リング一年生チーム対教師チームと
なりました。 ・・・時間が少ないのですでにスタンバイしてもらってます。」
 それぞれの特設リングに立ち、準備が終わっている選手一同。
「それじゃ、問答無用で・・・試合開始!!!」

カァ〜ン!!

 試合開始のゴングが鳴り各々のリングで戦いが始まった。



第一リング ジン、秋山チーム 対 昌斗、西山チーム
「まさか同じエルクゥ同盟だった者同士で戦うとは思ってなかったぞ・・・ジン。」
「面白い・・・お前とは一度本気で戦って見たかったんだ!!」
 ジンと西山はすでに2人の世界で戦っていた。
「来るなっ、寄るなっ、近づくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「頼むぅぅぅぅぅぅ!! 攻撃してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
 泣きながら逃げる昌斗を追いかける、学園一のマゾ漢・・・秋山。
 ・・・別な意味で白熱しとらんか・・・ここ。
「ジン対西山戦は両者とも激しくぶつかり合っています!! 一方昌斗と秋山は・・・・・・試合になっているのか
分からないです。」
 すでに審判ではなく実況してる幻八。
「喰らえっ! ロケットパンチ・メテオぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
 ジンから繰り出される無数のロケットパンチ。
「何を!! 超級覇王デンパ弾!!!」
 繰り出されたパンチをことごとく落としていく西山。
「さすがだな西山・・・いや、先代キング・オブ・エディフェル!!」
「ふっ・・・クィーン・ザ・リズエルの称号を持つジン・ジャザムよ、引退したとは言えまだまだ負けんぞっ!!」
 熱く、とても熱く燃え上がって戦う2人に対し、もう一方の戦いは・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 来るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ずばびしゅばしゅがすどすげしばきごきぐきゃめしぃ・・・

 ひたすらに刀を振り回す昌斗。
「ぐげぇごはぁぎゃうぅぅひでぶっ!!」
 ただただ喰らい続ける秋山。
 別な意味で恐ろしい戦いが繰り広げられていた。
「もう嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「・・・ふ・・・くくくくく・・・もっと、もっとやってくれ!! さあっ、思う存分にっ!!」
 危険な意味でやばい試合と化していた。
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ギブ、ギブ、ギブアップぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
 必死に幻八に対してギブアップを宣言する昌斗。
「ただいま、昌斗選手よりギブアップが出されました。 ジン選手、西山選手、秋山選手、試合終了です。」
 幻八が試合終了を宣言したが、
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「苦痛こそ最高の快楽ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
 ・・・・・・誰も聞いちゃいねぇ・・・
「試合終了、試合終了です、止めてください!! 止めてくれぇぇぇぇぇぇ!!! 止めろってのが聞こえねぇのか
貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 幻八も切れ掛かっていた。
「仕方ない・・・Dセリオさん、やっちゃってください。」
「分かりました。 では・・・サウザンドミサイル発射!!!」
 今回Dセリオは試合をする側ではなく、幻八に頼まれ試合を止める側へと回っていた。

ずががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががが
がががががががががががががががががががががががががががががががががががががががが!!!!!!!!!!!

 ひたすら響いた爆音の後には黒焦げで横たわるジンと西山がいた。
「秋山さんには・・・それっ!」

ぴきぴきぴきぴきぴきぴきぴきぴき・・・・・・

 幻八が投げた物に当たり凍り付いていく秋山。
「幻八さん、何を投げたんですか?」
 Dセリオがジンと西山の足をずりずり引き摺りながら聞く。
「冷凍弾です。 こんなこともあろうかと・・・・・・」
「氷付けにして・・・次の試合、秋山さんはどうするんですか?」
 氷付けになった秋山を指差して聞くDセリオに幻八は、
「お日様に当ててたら次の試合までに融けるでしょう。」
「字が違います、幻八さん。」
 そんなやり取りをしている幻八とDセリオ。
 だがその通りだった、秋山選手は次の試合までにきちんと溶けていた。
「だから字が違いますって。」

第一リング、三年生チームの勝ち。



第二リング 風見、Runeチーム 対 耕一、柳川チーム
「勝てない・・・たとえ美加香がいたとしても・・・・・・勝てない!!」
 頭を抱え込んで嘆いているひなたの肩をRuneはポンポンと叩いた。
「大丈夫ですよ、風見君。 手は打ってありますから負ける事は絶対にありません。」
 どんな自信があって言えるのか分からないが・・・・・・って何?!手を打った??
「Runeさん・・・どうやったらあの2人に勝てるんですか?」
「まあ、見てなさいって。」
 と言ってにやりとしているRune。
「それじゃ、悪いけど行くぞ!!」
 そう言って鬼の爪を出して襲いかかる耕一。
「耕一先生!! ・・・・・・(ぼそぼそ)」
 耕一先生に近づいてなにやら耳打ちしているRune。
 その途端に耕一の顔が真っ青に染まった・・・まさに染まったと言っていいだろう。
「おおっとぉ、耕一先生が突然真っ青になって戦意喪失かぁ?!」
 やっぱりこっちでも実況している幻八。
「どうした耕一、貴様が殺らんのなら私が殺ろう。」
 そう言って今度は柳川が飛び出し2人に襲いかかろうとした・・・が、
「柳川先生・・・・・・・・・(ぼそぼそ)・・・」
 再びRuneが柳川先生の元でぼそぼそとしゃべっていた。
「何っ!? それは本当かね、Runeくん!!」
「本当です。 本人が言ってましたから・・・」
「そうかっ!! それならこんな事している場合ではない!!」
 突然柳川の顔が変わり、どこかに走っていく。
「・・・・・・・・・・・・え〜・・・と、耕一先生、柳川先生ともに・・・どうやら試合放棄のようです。
そういう訳で勝者、ひなた選手、Rune選手の一年生チーム!!」
 なんか納得のいかない顔で勝利宣言する幻八。
「る・・・Runeさん・・・一体何をしたんですか?!」
「ふっふっふっふ・・・・・・ひ・み・つ♪」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 なんだかんだあったが、とりあえずは。

第二リング、一年生チームの勝ち

裏話
「Runeさん、ちょっとちょっと・・・・・・」
 闘技場の影から手招きでRuneを呼ぶ幻八。
「何ですか? 幻八先輩。」
「さっきの試合、あの2人に一体何を吹き込んだんですか?」
 当然の質問だろう。
「簡単な事ですよ、耕一先生には「先生、一年生には千鶴先生がいるんですよ。 うちに勝ちでもしたら・・・」
と言っただけです。」
「うっ・・・・・・そ、それは・・・確かに・・・」
 なんとなく納得がいってしまう。
「それで柳川先生には「科学部部室で空君が改造してくれって楽しみに待ってますよ。」って。」
「あ・・・・・・悪党・・・」
「どうしてですか? 勝つために頭を使っただけですよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 何も言えずただただ立ち尽くす幻八。


決勝戦、ジン、秋山チーム 対 風見、Runeチーム
「さあ、なんだか単なるバトルものになっているだけのような気もするけど決勝だ!!!」
 うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、と盛り上がる一般生徒達。
「やぁってやるぜぇぇぇぇぇぇ!!!」
「ジン!!! 俺を殴ってくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
 互いに別なもので燃えてる三年チーム。
「せめて美加香が使えれば・・・・・・」
「ふ・・・われらに敗北の二文字は無い・・・」
 半諦めモードと自信ありまくりの入り交じった一年チーム。
「ここで勝ったチームがトップに立てる・・・だろう、多分。」
 今までの点数がどうなっているかは点数表を見てくれ。
「さあ、やっぱりバトルものになってるけど、決勝戦始め!!」
「先手必勝!! バスターコレダァァァァァァァああああああああああああ??!!」
「俺を殴ってくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ??!!」

ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・

 試合開始早々飛び出した三年生チームだったが、なぜか闘技場の真ん中に開いた穴に吸い込まれていった。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「風見君、ぼけっとしてないで鉄球を持ってたらくれませんか?」
「え・・・あ、はい・・・」
 そう言ってひなたから鉄球を受け取り、無言で穴に落とすRune。

ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・

「くっ! まだだ!! ジェットスクランめぎゅ!!」
 あ・・・ジンにうまく当たったようだ。
「幻八先輩、勝利宣言お願いしますよ。」
 何も無かったように進めるRune.
「・・・こ、これでいいのか!? こんなんで決着着いていいのか!? これで試合終わりぃ!?・・・・・・
ま、まさか・・・これは暗躍生徒会の仕わ・・・・・・」

ばすん!!

「げふっ!!」
 どこから出したのか銃で幻八を撃つ。
「先輩・・・・・・キジも鳴かずば撃たれまい・・・ですよ。」
 そう言って不敵に笑うRune。
「い・・・いいんですか?! 幻八先輩はARMSの持ち主ですよ、あの程度の傷ならあっさりと治して・・・」
「大丈夫だよ風見君。 手はきちんと打ってあるよ。」
「えっ!?」
 心配そうにしている風見を安心させるように言うRune。
「なっ・・・なんだぁっ!? 我が喰われていく! 我が引き裂かれていく! 我が崩れていく!!」
 崩壊が始まり、ボロボロと崩れていく幻八。
「この弾は・・・VENOM弾なのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「・・・・・・・・・・・・」
「ねっ、言ったでしょう。」
 ・・・・・・・・・試合終了。

一位 一年生チーム 50点
二位 三年生チーム 30点
三位 二年生チーム 10点

「・・・以上の通りになりました。 第三競技は一年生側の勝利でした。」
「「「「「ぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
「・・・ですが、たった今作られた特別ルールが採用されます。 一年生チームは減点をなり30点が入ります。
 そして三年生が30点、二年生が追加点付きで30点が入ります。 理由は言うまでもありません。」
 すなわち、全学年横並びの得点が入るわけ。
「ちょっと待て、それじゃ色々と用意した俺の立場は・・・」
「Rune君・・・勝てなかったわね?」
 いつのまにかRuneの背後に立っている千鶴さん。
 あたりの温度が5度ほど下がっていたのは言うまでもない。
「ち・・・千鶴さん、これは何かの間違い・・・」
「お・し・お・き・ね♪」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
 合掌。


 その後、幻八は自力でVENOMをどうにかして復帰。
 ジンと秋山は落ちていく途中で『何か』に引っかかって救助されたとか。
 ・・・『何か』って何か? この件は2人とも口を閉ざして決して語る事は無かったためいまだに不明。
 西山は楓に心配されてとてもしあわせだった。
 昌斗は本来の選手二名に「なぜ負けたぁぁぁ!!」とぼこぼこにされていた。
 唯一、風見が何事もなく次の競技に参加出来た。



               Lメモ体育祭第三競技 武道会 終了

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・・・やっと・・・マジで終わった・・・
なんだか変になってしまったが気にせず先に進めてくれ。
とりあえず得点は、全学年30点ってことで。
さあっ! 次の人、ファイトだ、がんばれ!!