――ある日の放課後、オカルト研究会部室。 「そういえば、聞きましたか、りーずさん?」 トリプルGが魔導書を読みながら、隣の神無月りーずに話しかけた。 「何をですか?」 りーずは薬品の調合をしながら聞き返す。 「なんか理奈先生がアフロ同盟の顧問にされかけたそうですよ」 答えながら、魔導書の内容をメモするトリプルG。魔導書には西洋魔術のことが 書かれているようである。 「へえ・・・それで?」 「初めは乗り気だったそうですが・・・アフロのかつらを被されそうになったところ で、怖くなって逃げたそうです」 「ふぅん・・・しかし、理奈先生のアフロ姿っていうのも、なかなかおもしろそう だねぇ」 手に持った試験管に、謎の液体と粉末を入れるりーず。 「あはははは、そうですねえ」 そこで話は終わり、2人とも作業に集中し始めた。 『緒方理奈アフロ化寸前事件』も、彼等にとってはどうでもいいことのようである。 ===================== うう・・・短いですね(汗)。 というわけで、アフロ化反対派に一票です(笑)。 あと宇治さん、書く決心をつけさせていただいて、ありがとうございました(笑)。