どうわLメモ「ヘンデルとグレーテル」 投稿者:戦艦冬月
 むかし、むかし、あるところにT−starーreverseという人とディアルトとい
う人がすんでいました。二人はふこうではあったけれども、二人で力をあわせていっしょう
けんめいくらしていました。
 そんなある日のこと、まちで「幸せの青い人」のうわさをきいたディアルトは、ティーと
いっしょにしあわせになるために「青い人」おもかげを求めて旅にでたのでした・・・・。


「おい」
はい?なんですか、ティーさん?
「キサマ・・・・・・」
そうしたんです、ディアルトさん?二人とも、なんだか恐い顔してますけど。
『彼女を「青い人」っていうなぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!』

          ぐしゃっ。

・・・・・あらあら。副司令がつぶされちゃったので、代わりにあたしが話を進めますね。

 なにはともあれ旅に出た二人はわずかなてがかりをたよりに必死になって幸せになれるた
めのものを・・・・・・。(コホン)いえ、人をさがしていました。のはらをよこぎり、山
や谷をこえ、さばくを渡ってまでさがし求めましたが、みつけることはできませんでした。
 そして、たべるものもなくなって森をさまよい歩いていたある日のこと。なんと二人はと
てもおいしそうなおかしのいえをみつけたのでした。
「おい、たべものがあるぞ!!」
「しかし、あからさまにあやしいな・・・・・」
「死ぬよりかはましだ!オレはくうぞ!!」
バクバクバクバクバク・・・・・・・・・・・・・・。
もうれつないきおいで食べはじめるティーをみて、だいじょうぶだとおもったディアルトは
(オイ!)いっしょになって食べはじめました。

 しばらくして、いえのまわりをあらかた食べつくした二人はいえのなかをしらべてみるこ
とにしました。
「だれがすんでいるんだ・・・・・・?」
「さあな・・・・・・・」
ふたりがいえにはいってまわりをキョロキョロみまわしていると、とつぜんバタンとドアが
とじてしまったのです!!
「なにっ!?とじこめられたのか!?」
「くそっ、あかねぇ!!」
あわててドアにむかう二人をよそにへやのまんなかにライトがついたかとおもうと、おそろ
しいまほうつかいがすがたをあらわしたのです!!
「ハァ〜イ☆華麗なる妖精エルクゥユウヤ、作者のつごうにより登場です(はあと)」
「「で、でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっ!!!!!!!!」」
「ウフッ☆このいえにはいってきたってことは、わたしの愛をうけとめてくれるってことよ
ね?もう、二人ともとことんかわいがっちゃうんだから(はあと)」
「や、やめろぉぉぉっっっ!!!やめてくれぇぇぇ!!!」
「く、くそっ!!こうなったら・・・・・・・・」

・・・・・・・そうそう、ティーさんとディアルトさんに副司令の遺言をお伝えします。
「な、なに!?」(ティー)
『この世界で特殊能力は使えませんので、あしからず。己の腕力のみで危機に立ち向かって
ください。』
「な、なんだと!?」(ディアルト)
『なお、まほーつかいは己の能力100%でおそってくるので、がんばってください。――
――冬月』・・・・・・・・以上です。
「ノンノン☆【まほーつかい】じゃなくて、【まほーしょーじょ】よん(はあと)」
・・・・・・・・・・・そうですか。
「「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっ!!!!!!!!!(血涙×2)」」

あわれ、二人は(いろんな意味で)じゃあくなまほうつかいのえじきになってしまうのでしょ
うか?(笑)
「なってたまるか!!・・・・・・・・そうだ!!」
とつぜんティーはディアルトのうでをつかんでだいどころへとはしりだしました。
「おい、ティー!!・・・・・ってそうか!!」
おや?二人ともこのばのだっしゅつのしかたをおもいついたようです。
「二人ともにげられないわよ☆おとなしくかんねんなさい」
だいどころにたどりついた二人は、なにかをりょうりするつもりだたらしい、かまどの中の
火がすごいいきおいでもえているのをみて、じぶんたちのしょうりをかくしんしました。
「「さあ!!何も言わずにオレたちの胸に飛び込んでこいっ!!!(爆)」」
「うれしいっ!!!わたしの愛を受け入れてくれるのねぇ〜っ!!!」
二人は文字どうり飛び込んでくるまほうつかいの動きをれいせいにみると、すんでのところ
でティーはもえさかるかまどのとびらをあけ、ディアルトはまほうつかいのおしりをけりと
ばしてかまどにおしこめると、二人ですぐにかまどのとびらをとじてテーブルやいすをつみ
かさねて二度とあかないようにしてしまいました。
「きゃあぁぁぁっっっ!?熱いぃぃっっっ!?これが燃えるような恋いなのねぇぇぇぇぇぇ
っっっっっっっっ!!!!????(笑)」

こうしてじゃあくなまほうつかいをたおしてぶじにおかしのいえをだっしゅつした二人は、
とりあえずじぶんたちのいえにかえることにしました。
「なんかつかれたな・・・・・。いろんな意味で・・・・・・・・」
「ああ・・・・・・・・」
じぶんたちのいえにたどりついた二人は、すでにだれかがいえの中にいることにきがつきま
した。そしていえの中には・・・・・・・・・・・・・・。
「「あ、葵ちゃん!?」」
「あ、二人ともどこにいっていたんですか?」
「どこにって・・・・・・。それよりなんで葵ちゃんがここに?」
「ちょっと遊びに来たんですけど・・・・・。二人とも留守みたいだったから、置き手紙を
して帰ろうと思ってたんです。でも、本当にちょうどよかったですね」
「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・」
「これがオチかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・」
              はい、お約束。(笑)

            めでたくもあり、めでたくもなし。



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ういっす!!何とか書きあがりました。(笑)いかがでしたでしょうか?
この場を借りて、Tさんとディアルトさんに深くお詫びいたします。(笑)どうか許してくださいね。(ぺこぺこ)
さて、つぎは「ごんぎつね」でも書こうと思っています。おたのしみに。(笑)
では!!提供は戦艦ーー久々のーー冬月、協賛はYinでお送りいたしました!!!!!
ではでは〜。