よう。LEAF学園3年生、暴動鎮圧のスペシャリスト兼北海道引っ越し計画兼一週間 で宇宙から帰還できるエルクゥ……って何か俺の知らないうちに色々好き勝手言われてい るぞ兼ダークな熱血漢ジン・ジャザムだ。(支離滅裂) 今回は、この最強SS戦士たる俺のプライベートな姿を見せてやろうと思う。 感謝しろ愚民ども……何かキャラクターが違うような気がするがまあいい。 これは俺の戦いの記録だ。 この学園は戦場だ。 ここの生徒は血に慣れすぎている。 だが、そんな中にあって最も濃い血の匂いを漂わせているのがこの俺だ。 ……何だ? 恐怖しているのか? それでいい。それはお前が生存者たる資格をもつ証拠だ。 では、語ろう。 地獄に蠢く修羅の物語を、な。 注・これは内輪SSです。分からない人は御免なさい。 ネタにされた人も御免なさい(爆) …………………………………………………………………………………………………………… 第1幕『SS使いふたり』 ジン・ジャザムは待っていた。 金色の双眸に戦いへの渇望を宿して。 ここはLEAF学園。 平行世界。 その、裏山。 そこでジンは待つ。 宿敵の到来を。 いや。 血で血を洗う殺し合いの到来を。 その姿はまさに修羅。 「……って、カッコつけるのは構わないけど。」 女の声がした。 女の名は来栖川綾香。 勝ち気な瞳がジンを睨む。 ……綾香はジンによって拘束されていた。 いわゆる人質である。 「………………。」 綾香の呼びかけにジンは応えない。 綾香は続けた。 「あんた……なんでガ○ビットのコスプレしてんの?」 ……ぎねてぃっく・がーど。 「うふふ。そう睨むな。何もお前を取って喰おうとさらった訳じゃあないさ」 ジンは無視を決め込んだ。 いい根性である。 「じ……ジンさんっ、どうしてこんなことするんですぅ?」 人質はもう1人いた。 マルチである。 瞳に涙をいっぱいに溜めて、信じられないという表情でジンを見る。 「……お前らを助けに……セリスが来る。」 ジンは短く答えた。 「!……そ、それで、何で……!?」 「セリスを誘(おび)き出し、この手で……殺す!」 「!!!!!!!!?」 驚愕。 ジンの表情は真剣そのもの。冗談を言っている雰囲気ではない。 「どぉしてですかぁ! ジンさんとセリスさんは親友じゃなかったんですかぁ!?」 「!!!!」 がしっ! 「きゃあ!」 ジンはマルチの胸ぐらを乱暴に掴んだ。 「ジ……ジン……さん?」 マルチは苦しみながらも、ジンの瞳を見た。 そこに宿るものを見て、マルチは恐怖した。 ジンが怖いのではない。 ジンの……ジンの心が、悲しすぎて怖かった。 「…………ちっ」 ジンは怯えるマルチをゆっくりと離した。 「……それで、私たちを人質にしてセリスの力を削ぐつもりね。……ダークSS使いジン・ ジャザムもとんだ卑怯者ね!」 綾香が毒突く。 だが、ジンは笑って答えた。 「……お前らを人質にすればセリスは怒る。怒りは奴を往年のSS使いに立ち戻らせる。」 そう言いながらジンは煙草を取り出し、火を付ける。 「今の奴は腑抜けている。煙草一本吸いつくす間に倒せる。それじゃあつまら……けほっ! けほっ! けはっ! げほっ!」 突然、むせた。 「……あんた、煙草吸えないでしょうが……。」 「煙草は20歳になってからですぅ。」 冷たいツッコミ。 「と、とにかく! 本気を出した奴とギリギリの一線で殺し合う。それが一番楽しい狩猟だ! うふふふふふふふっ!」 さすがに恥ずかしいのか、やけっぱちな台詞の読み方だった。 「……で、結局、何が目的だ?」 「だから、セリスを誘き出して殺……ってどわあああ! セリス、いつからそこにいた!?」 気付くと真後ろにセリスがいた。 なかなかに間抜けなジンである。 「煙草でむせてた頃から……で、これは何の真似だよ? 悪ふざけも大概にしないと怒るぞ。」 「くふふふふっ……知りたいか? なら教えてやる……。」 びしっ! ここでジンはカメラに向けて人差し指を突き立てた。 「おいっ! ディスプレイの前にいるか、Runeに久々野! 貴様らもよぉぉぉぉぉぉぉぉく 聞きやがれ!……いいかぁ、言うぞ……!」 深呼吸。 そして 「なんで俺とセリスがワンセットやねんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!」 「………………。」 「………………。」 「………………。」 沈黙が時間を支配した。 「……それだけ?」 やっとのことで綾香が尋ねる。 「だってよ! Runeの奴はセリスの紹介文で『ジンの親友』とか書くし! 久々野の野郎は 必ず俺らをワンセットで出すし、あげくの果てには『仲良く背中を合わせて座り込んだ』だと ぉぉ!?何だよ何だよ!もうお母さんショウちゃんをそんな子に育てた覚えありません!そりゃ あ前崎も連載当初は悪役だし武藤は未だにホモ扱いだし小説じゃさよりなんて名前しか出てこ ないし教皇の正体って結局何だったと思います奥さん!?……それからRuneに、もうひとつ あった!セリスが『壊れてない』だぁぁぁ!? あいつははっきり言って俺以上に壊れてるって! だいたい口を開けば『まるちぃ〜』としか言わねぇんだから!いやマジで!あれじゃあまるで 暴走する俺のブレーキがセリスみたいやん!玉突き衝突事故起こすって!でもこの前のLメモ ではあいつ充分暴走していたよなあんな感じですよマジで……っつーワケで! みんな何か誤解 している! 俺とセリスの関係は、いわば『奴』と『志狼』の関係! もしくは『鴉丸羅喉』と 『魔神勇二』! でも『銀』と『初音』はダメだ!(爆)……他社ネタはちょっとマズイか? 御免なさいLEAFさまっ」 ジンが捲(まく)し立てる。 すでに『扉』を開いていた。 「……というわけでセリス! 元来、俺とお前は宿敵同士ということを皆に思い知らせてやる! かかってこい! 我!不敗!也! 我!無敵!也! 我……」 「セバス……N2爆弾、投下。」 ジンが現実から音と色を失っている、その隙に助けられた綾香が携帯でセバスチャンに命じた。 『かしこ参りました、お嬢様。』 次の瞬間。 世界は光に包まれた。 「………………。」 綾香とマルチはとっくに帰った。 ここにいるのはセリスと、再生中のジンだけである。 「……大丈夫か?」 一応、友人のよしみで心配してみせるセリス。 「……死んじゃいねぇけど……一週間くらいかかりそうだわ、再生。」 「分かった。その間にアルルと鈴木のユニゾン完成させとくな。」 「コアは二点同時攻撃、だぞ。」 「……僕、バイトあるから帰るぞ。」 「あっ……待て。」 セリスを呼び止めると、ジンは懐からフロッピーディスクを取り出す。 N2爆弾を喰らったのに丈夫である。 「これ……スパリフの新作……お前の家から流しといてくれ……。」 (……ワンセットに思われたくなければ、こういうこと頼むなよ……。) フロッピーを受け取ったセリスも帰路についた。 再生中のジンだけが取り残される。 ……今日は満月だ。 夜風が冷たい。 「寒いな……でも水道管が凍結する北海道の冬ほどじゃないからいいや……。」 そう呟きながらジンは、少しだけ、泣いた。 月下終焉 ………………………………………………………………………………………………………… 第2話『誕生!無敵の危ない破壊神(字余り)』 「さて……帰るか。」 放課後。 ジン・ジャザムは下駄箱に向かった。 ジンはどのサークルにも属していない。いわゆる帰宅部。 それは彼が孤高の狼という理由もあるが、サークルの方が彼を恐れているという理由 も大きい。 ジンが新入生のとき、無謀にもラグビー部が彼を勧誘した。 ジンも気まぐれで一日の体験入部した。 そのとき彼はスクラムを組むラグビー部員たちに対し…… MAP兵器をぶちかました。 本人の弁によると「ああ……何か密集しているモノ見るとチャンスだな〜って思っち まうんだよ。」とのコトらしい。 無論、『幸運』をかけて資金は2倍だ。 それ以来、どの部も彼を勧誘しない。 というワケでジンは、お気に入りのイデ○ンの主題歌を口ずさみながら下駄箱を開けた。 と、同時に ぴしゅううううぅぅぅぅぅぅぅ! 白い煙が吹き出した。 「!……しまっ……!」 思考は途中で途切れ、ジンは床に倒れた。 「くくくくくっ……」 眠りについたジンを見下ろす男がいる。 男は冷たい笑みを浮かべたまま、ジンを連れ去った。 ジンが目を覚ましたとき、彼はベットの上で拘束されていた。 目の前にジンをさらった男がいる。 「ちっ……何の真似だ、柳川!」 そう。その男はこの学校で物理を受け持つ柳川祐也教諭だった。 「ふっ……『先生』くらい付けろよ、ジン。」 柳川がジンの首筋をつっ〜と撫でた。 「!」 強張るジン。 「大丈夫だ……痛くはしない。いや、むしろお前は少し痛いくらいのほうが好きかな?」 薄く笑う柳川。 「なっ……! は、離せっ!」 「まあ、そう言うな。すぐによくなるさ……。」 柳川の手がジンに向かって伸ばされた……。 そして1時間。 ジンは科学準備室から飛び出した。 目の端に光るものが浮かんでいる。 (俺は……子供の頃から、強い者に憧れていた。) ジンはただ闇雲に走った。 (理不尽な侵略を叩き潰せるだけの力を持った、TVのヒーローたち。俺にとってそれは 絶対的力の象徴。侵される事なき神聖な存在。) 胸の奥から黒い衝動が湧いてくる。 止まらない。止められない。 (ロボットの玩具もたくさん買ってもらった。それこそ手垢がつくまで遊んださ……あれ はよく腕とかの部品を無くしちゃったりするんだよな……。) 駆ける目の前に2人の人影が見えてきた。 (俺も力が欲しかった! 誰にも侵される事のない、絶対的な力が!) その2人はRuneと健やかだ。 ジンは涙を払って叫ぶ。 「うおおおおおおおおおお! Runeと健やか、ゲットだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「「えっ!?」」 「喰らえ、鉄拳! ロケット・パァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンチ!」 刹那。 ジンの右腕が……分離した! 分離した右腕は一直線に2人めがけて飛んでいく! 「「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」」 待たなかった。 右腕は音速を超え、光を纏い、一筋の流星と化した。 そして 「「いっつもオチはこれかいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!」」 吹っ飛んだ。 「……『廊下を歩いている途中、いきなりジン・ジャザムのロケット・パンチを喰らう。 弾丸は2人の脇腹を貫通。出血約10リットルの時点で衝撃波の追い打ち。さらに数リット ル増える。やっぱり死なず。』か……。」 久々野が冷静にメモを取る。 「死ぬかっ! こんなあっさりと片付けられてっ!」 Runeが跳ね起きる。 「『そこに左のロケット・パンチが直撃する』と……。」 「べぐぅっ」 ちょっとヤバイ感じの悲鳴を上げながら、Runeは倒れた。 ジンは膝を突きながら、震えていた。 瞳から大粒の涙がこぼれ落ちる。 しかし、それは悲しみの涙ではない。これは……。 「……どうやら気に入ったようだな。だから言っただろう?『すぐによくなる』ってな。」 いつの間にか背後に柳川がいた。 ジンは震える声で答える。 「ずっと……ずっと、憧れてたんだ……ロケット・パンチ。」 これは喜びの涙。 子供の頃の純粋な想いが、叶わないはずの憧れが叶った、そのための涙。 「それで……必死に強くなって……それでも……やっぱり無理で……羨ましかったよ…… 石○博也が……。」 「伏せ字になってないぞ。」 今ならさしずめ、檜山○之か。 ぶろーくん・まぐなむ。 「柳川! お前凄すぎるぜ! 俺の夢をこうも簡単に叶えてくれるなんて! くっ……!」 「ふっ……これくらいで泣くなジン。お前の改造計画はまだまだ始まったばかりだ……。 そうだな、今度はゲッ○ードリルでも武装するか。」 「……ああ!」 夕日を浴びながら、同じ理想を持つ2人はしっかりと握手を交わした。 ジン・ジャザム最強伝説の幕開けである。 ……封神○技のナ○クか、お前は。 「弱い奴は戦うな!」と叫びつつ、完(←○タク違い) ……………………………………………………………………………………………………………… 第3章『いぢわる』 ジン・ジャザムは放送室に忍び込んで、ビデオを見ていた。 男がこそこそと隠れて見るビデオといったらやっばり……! ガガガの最終回である。 「……泣いてるのね。」 「びくぅ!」 いきなり声をかけられた。 そこにいたのは、先生(全教科+保健室)兼女生徒(放送部部長)の柏木千鶴である。 「勇者がボロボロになりながらも、愛する者のために戦うその姿に感動しているのね。」 「な、何のことでしょうか……(冷や汗たらたら)」 「この前は『トップ』の最終回で、さらにその前は『Gガン』の師匠が死ぬ回で泣いて いたよね?」 (……覗いていたのか。) 「ジン君、涙もろいよねぇ〜硬派で悪ぶってるのにさぁ。」 「………………。」 「ねぇ、ジン君。きみ実は……」 「………………。」 「いい人なんじゃない?」 「!!!!!!!!」 だっ! ジンは放送室を飛び出した。 走る。 走る。 途中で坂下好恵を跳ね飛ばしたが、勿論ジンは気付かない。(坂下「ひ……ひどいっ」) 「くそっ……くそっ……!」 走りながら、呟いた。 悔し涙が浮かんでくる。 「千鶴さんの……いぢわるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 力の限り、叫んだ。 ジン・ジャザム、完全敗北である。 「泣いてばっかりやん」とか思いつつ、おわり …………………………………………………………………………………………………………… あとがき 勢いだけで書きました(爆) ジン・ジャザムです。 完全に自伝だし、パロディだし(爆) ……でもLeaf学園、楽しいですねぇ〜。 複数の作家によって創造されていく物語世界、いわゆるシェアード・ワールド。 しかも登場キャラは作家本人ですぜ(笑) こういう遊び場があるって面白いと思います。 俺もたびたび書かせてもらいますが……怒んないでね(^^;) 次回はもうちょい考えて書く予定(^^;;;) で次回の予定 温泉だ! スキーだ! いわゆるお約束のスキー学校(兼温泉旅行)だ! セリス「ふっ……スキーといったら!」 ジン「俺たち、道産子(どさんこ)の独壇場だな!」 お約束の温泉パニック! 西山「楓ぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 dye「ああああっ! 西山が鼻血の海に沈んでく〜!」 久々野「まさに血の池地獄だな……。」 冬山での大騒動! ごごごごごごごごごっ…… ゆき「ああああああ! 岩下さんが不用意に炎出すからぁぁぁぁぁぁ!」 岩下「……姫は俺が守る!」 UMA「誤魔化すなぁぁぁぁぁぁ!(しかも元ネタ違うし)」 そしてやっぱり遭難! 健やか「冬山で遭難といえば、やはり互いの肌の温もりで暖め合う……。」 西山「楓ぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 アルル「ああああっ! また始まったにょ〜!」 Rune「っていうか楓以外の日本語知らんのか、おっさん!」 Fool「ふっ、だがこのシチュエーション……我々薔薇部の独壇場だなっっっ!」 健やか「独壇場にすんなよ! 頼むからっっっっっっ!」 宴会もあるぞ! セリス「ジンに酒飲ましちゃあダメだぁぁぁぁぁぁ!」 ジン「……お前、そこまで力込めて主張せんでも……(実話)」 果たしてオチはどこだ!?(爆) 千鶴「さあ……耕ちゃん。優しくしてねっ」 耕一「ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!(またコレかい!)」 「……◆%☆@♂♀¥◇◎括求§仝〆♭#!!!!」 鈴木「……平和ですねぇ、わるち。」 わるち「そうだね、ご主人様っ」 ……御免……やっぱ書くの止めるかもしれない(汗) ではでは。 ジン・ジャザムでした。