act1「キレる中学生に手を出すな」 それはてぃーくんが試立Leaf学園に現れて間もないころの話であった。 うーん、いい天気。 今日も何かいい事がありそうだなぁ。 あっ、あんなところに迷子の人がいるぞ。助けてあげなくちゃ。 「おーい、そこのねーちゃん!」 「あれっ、可愛い男の子。ボク、何のご用かな?」 「ねーちゃん、ここは高校生の校舎だよ!中等部はあっち!」 「うらぁぁぁぁぁぁぁ!誰が中学生だコラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「うぎゃあああーーーっ!?」 「けっ。最近のガキは口の利き方もしらねーのかよっ」 う、うううう。 な…なぜっ? 雉も鳴かずば撃たれまいてふぉっふぉっふぉ act2「試立Leaf学園名画座近日オープン!」 学園に新たな施設が登場します。 その名も名画座。試立Leaf学園名画座です! 古今の名作を昼夜を問わず上映する映研による新しい試み! 座席数三千、巨大なスクリーンと臨場感あふれる音響設備! まるで登場人物になったかのような抜群の臨場感でお楽しみいただけます! 落成記念として映研自主制作の映画を無料公開! 豪華三本立てでお送りいたします! 内容は 「ポチョムキンと呼ばれた男」 「私をポチョムキンに連れてって」 「もうポチョムキンが止まらない」 の三本です! 詳細は映研会長田中のところまで… べりっ。 壁に貼ってあった張り紙を震える手でひっぺがすと、その男は呟いた。 「ガディムの呼び声ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 この施設は謎の爆発事故により建設中止となったそうである。 斜陽の映画業界を救う画期的な活動だったものを act3「学園に進行するDB現象についてあなたはどう思われますか」 柳川「殺してやるよっ!おまえもあの地球人のようになあっ!」 ぎらりと光る目で柳川を睨み付ける葛田。 葛田「地球人…?瑠香りんのことか…瑠香りんのことかーーーーーっ!」 ふっ…と葛田の瞳が緑色に染まる。 ばむっ、という音と共に葛田の髪が総毛だつ。 くしゃくしゃと丸まっていき、やがて現れる金色のアフロ。 柳川「な、なにいっ!?バ、バカな!」 葛田「beaker!」 beaker「は、はいっ!」 葛田「逃げろ…オレの理性が残っているうちになあっ!」 慌てて気絶しているTaSの身体を抱えて飛んで行くbeaker。 それを逃がさじとする柳川。 だが、葛田に阻まれる。 柳川「くっ!」 葛田「やらせねえ…もう誰もてめえに殺させねえ!」 TaSを抱えて飛びながら、涙ぐむbeaker。 beaker「なれたんだ…葛田さんは伝説のスーパーアフロ人に!」 一秒後、ごみ箱にびりびりに破かれて屍をさらす台本と、受話器を握り締め る葛田の姿があった。 「田中はどこだ。なにぃ、とりつげない?やかましい、ぐだぐだ言わずにとっ とと出しやがれ!……逃げたぁ?ざけんなぁっ!今からてめえらの部室に火ィ 点けに…あっ、こら切るんじゃねえっ!」 この後映研はダーク十三使徒の総攻撃により崩壊した。 だが、何故首長ハイドラントと葛田玖厨夜がそこまで熱心に破壊活動に勤し んだかは部下100名誰も知らなかったという……。 めでたしめでたし