「嵐の転校生?転入編!!」(駄文です)  投稿者:鬼斗原 斬馬
   「嵐の転校生?転入編!!」

   「ここがLeaf学園なのか?」

    学園の前に立つ少年がそうつぶやいた。
    少年は、何気なく校舎内を見回しながら校門をくぐろうとした。

   「そこの人逃げろぉぉぉぉぉぉっ!!」

    少年はいぶかしみながら声の聞こえる方を向いて凍りついた。
    目の前には無数のミサイルが迫ってくるのであった。

   「何じゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

    少年は逃げることも忘れて、そう叫んでいた。
    チュドォォォォォォォォォォォォォォン!!
    物凄い爆音とともに少年は、空を舞っていた。
    少年は、薄れ行く意識の中で空は青く澄んでて綺麗だなぁと思っていた。
    言わずと知れた、ジン・シャザムとDセリオのいつもの戦いに巻き込まれたのであった。

    少年が気づいたのはそれから、二時間後のことである。

   「ふぁ、ここはどこや?えっと、俺の名前は鬼斗原 斬馬、ここの二年生として転校予定のはず」

    ボロボロになった斬馬は辺りを見回し現状確認しながら、校庭の隅の方で転がっていたことに気づいた。

     「くそ、一体なんだったんだ?」

    斬馬は毒づきながら校舎の方へと向かって歩き出した。
   
    それから十分後

   「くっ、道に迷った・・・・」

    斬馬は職員室を探してさまよい続けていた。
    仕方ないので斬馬は、近くを走ってきていた女生徒に道をたずねることにした。

   「あっ、すいみません。職員室は何処ですか?」

   「うるさい、テメェで探せ!!」

   「ジィィィィィィィィィィィィィィィィン、逃げないでおくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」

   「秋山ぁぁぁぁぁっ、頼むから素直に死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

    走ってくる女生徒こと、Dセリオにまた女にされたジン・ジャザムであった。
    女化しているジンは泣き叫びながら、秋山に向かってミサイルとレーザーをぶち込んだ。
    ジンの放ったミサイルとレーザーは確実に、秋山と斬馬を捕らえた。

   「ま、またかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。ふざけるな、この魔法科学より生まれた最強のサイボーグだ・・」

    斬馬は最後まで科白を言うことは出来なかった。
    そして、爆音が辺りを支配した。

    本日、3度目のジン・ジャザムによる破壊活動が2階を全壊させた事を記しておく。
    
    辺りが静まり帰った瓦礫の中でジンは一人息を切らせながら、たたずんでいた。

   「はぁ・・・はぁ・・・これで当分の時間稼ぎにはなるだろう」

   「このダボがぁぁぁぁぁぁぁっ、何人を思いっきりまきこんどるじゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

    瓦礫の中から、斬馬が叫びながら出てきた。
    斬馬は迷わず、ジンにドリルミサイルをぶち込んだ。

   「うおぅ、やりやがったな、くらえ!ロケットォォォォォォォォォォパァァァァァァァァァァァァァァァァァンチィィィィィィィィィィィ」

    ジンの放ったロケットパンチが斬馬に炸裂した。

   「ぐべしゃっ、なかなかやるじゃねぇか女ぁぁ」

   「うるさい、俺は男だこのウスラぼけぇぇぇぇぇぇ。いいから死んでろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

    二人は言い合いながら、間合いを取って次の武器を放った。
   
    次の瞬間、物凄い爆発が起こった。その爆発の衝撃によりにより一階の部屋が耐えられず崩れた。
    一般生徒をしこたま巻き込んだ、本日4度目の破壊活動が行なわれた。

    そのこを、たまたま通ったセリスはあえて、気にせず次の授業を受けに教室へ戻っていった。

   「ふっ、なかなか遣るなお前」

   「お前もな」
    
    斬馬とジンの間で奇妙な友情が生まれ始めていた。
    それは、同じサイボーグであり、同じ最強を目指すもの同士しか味わえず、
    互いを認め合った者同士でしか分かち合えない奇妙な感覚である。

   「だが、最後に勝つのはこのオレダァァァァァァァァァァァァァァ」

    奇妙な友情は、あっけなく崩れ去った。

   「てめぇ、結局それかぁぁぁぁぁぁぁ」
    
    斬馬は、そう叫んでジンにありったけの武器をぶち込んだ。
    ジンも負けじと斬馬に対してナイトメア・オブ・ソロモンを放った。

    ドォォォォオォォォォッカァァァァァァァァァァァァァァァァァン

    物凄い爆音が辺りを支配し、爆風が近くの教室と薔薇部の部室を巻き込んだ。
    この爆発は、学園の一割を跡形も無く消滅させた。

   「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ?」

    悲痛な叫び声をあげて、橋本先輩は爆発に巻き込まれた。


       別にどうでも良いことだが (オイオイ)

    両者相打ちのようである。

   「「違うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

    ナレーターに向かって二人そろって叫んでいた。
               って言うかそのまま死んでお前等(問題発言?)

   「何か今さっき、相打ちなぞと言うフザケタ発言を耳にしたように感じたのだが?」

   「おらも聞こえただぞ」
   
    斬馬はジンに同意した。
    しかし、周りには動くものは無かった。
    
   「これで最後だ、え〜っと、何だったったけ?」

   「はいぃぃぃぃぃ?」
 
   「いやぁ、名前だ、名前。俺ら名前も知らずにやってたじゃねえか」
   
    ジンがそう言うと斬馬に名乗った。

   「俺はジン・ジャザム、3年生だ」
   
    斬馬もジンに習って名乗った。   

   「俺は、鬼斗原 斬馬 今度ここの二年生として転校してきたものだ」

    二人は初めて、自分が戦っていた相手の名を知った。

   「ほう、転校生だったのか道理で見掛けんはずだ」
   
   「だったら、いきなしミサイルなんかぶち込まんでくださいよ先輩」

    二人は殺気を込めてそう言い合った。

   「ヤハリ、ここは白黒はっきりさせるべきだと思わんか斬馬」

   「同感です、先輩」

   「いくぞ!!」

   「望むところだ!!」

    そのころ、校長室では・・・・

   「遅いわねぇ、何をしてるのかしら?」

    かなり待たされた様で、千鶴さんの偽善者フェイスにさえ青筋が浮き出ていた。

    コンコン

    その時、校長室のドアがノックされた。

   「ハイどうぞ」

    校長室に入ってきた可哀想な人は、柳川教諭であった。
   
   「ちょうど良かったわ」

   「なにがだ?」
  
    少し、否柳川のエルクゥは逃げるよう警報を出していた。
    
   「ちょっと、冷めてしまったんですけどお料理どうですか?」

   「いや、いい」
  
    柳川は拒否したのだが、千鶴さんは無視した。
    哀れ柳川、千鶴さんの手料理を強制的に食べさせられた。

    身も凍るような断末魔の叫びが校長室から聞こえていた。
    それを聞いた、初音と楓は身をよせあって怯えていた。
 
    それは、斬馬たちにも聞こえた。

   「何だ?この叫び声は・・・」

   「ち、千鶴さんの手料理の犠牲者か・・・」

    いぶしがる斬馬にジンは遠い目をして答えた。

   「て、手料理の犠牲者って、おひぃ、そんなに酷いのか?その千鶴さんの料理って一体・・・」

   「ああっ、酷いもんじゃない、あれは最終兵器だ」

    ジンはきっぱりと答えた。その時、後ろに人の気配がした。

   「ひゃぁ、これは違うんです千鶴さん」
   
    ジンは思い切りうろたえ土下座しながら、言い訳をしていた。

   「この人があんたの言う千鶴さんか?活発そうでかなり胸が大きいな」

   「へぇっ、馬鹿な千鶴さんは無いチチだぞ」
          
    ジンは顔を上げて謝っていた人物を見た。(注:本人に聞かれたら確実に死にます)
   「あ、梓・・・・・・・」

    ジンが見たのは笑いを必死にこらえるあずさの姿であった。
        そして、ジンの惚けた顔があまりにも面白かったらしくとうとう声をあげて笑い出した。

   「あははっ、可笑しいジンアンタいいね千鶴姉の料理が最終兵器ねえ確かにそうだよなぁ」

    笑っていた梓の顔がいきなり引きつった笑いになっていた。
    それを見ていた斬馬とジンは首を傾げ梓の視線の先を見た。

    斬馬は理解できなかったが、ジンはすぐに理解できたようである。

    そう、視線の先にあるものは・・・・
    
    ロープを手に満面の笑みを浮かべた偽善者、柏木千鶴がたたずんでいた。

   「こんな所にいたんですか、鬼斗原君あまりにも遅いので探しにきちゃいましたよ♪」

   「すいません、先生?」
 
    斬馬は奇妙な気配を感じ取った。
  
   「あら、ジン君も居たんだ、ちょうど良かったわ」
 
    ジンは逃げられないことを悟った。ならば一人でも多く道連れにしようと梓の方を見たら・・・
    居なかった。

   「アァァァァァズゥゥゥゥゥゥゥサァァァァァァァァァ、敵前逃亡は銃殺刑ェェェェェェェェェェェェェェェェェッ」
  
    ジンの悲痛な叫び声が瓦礫の山に響いた。

   「さぁ、校長室へ行くわよ」

    千鶴は楽しそうに縄で縛ったジンと斬馬を引きずっていった。

   「なぜぇぇぇぇぇ、なぜぇぇぇぇぇぇぇ縄が破れないぃぃぃぃぃぃぃぃ」

    哀れ、斬馬とジン君達の尊い犠牲は他の生徒を救うこととなろう。

   「「嫌じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、他人の為に死にとうないぃぃぃぃぃぃぃ」」

    二人の絶叫を残して校長室へと消えていった。

   「あんた等の犠牲は無駄にはしないよ」

    ウルウルと涙を流しながら梓は心から助かったことを喜んでいた。
    
   「さって、帰って夕食の支度しなきゃ」

    気分を切り替えて、鼻歌を歌いながら帰っていった。

    所変わって校長室、二人はイスに縛り付けられていた。(二人とも観念したらしい)
  
   「なぁ、ちょっといいか」

   「なんだ?」

   「あそこで蠢いている物体って何だ?」

   「物体?」

    斬馬の視線の先には、肌色をしたスライムらしき物体が蠢いていた。
    ジンはそれを見てすぐにわかった。その物体が千鶴さんの料理の犠牲者であることを・・・

   「あれは・・・俺達の末路だ」

   「はっ、なんであれがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

    そう、このスライムらしき物体は千鶴さんのお料理の犠牲者、柳川教諭その人(?)であった。

   「イヤァァァジャァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

    目の前に付きつけられた恐怖に斬馬の覚悟が、あっさりと崩れ去った。

   「まぁまぁ、遠慮なさらずにさぁ、たぁんと食べてくださいね。おかわりは沢山ありますからね」

   「「遠慮なんかしとらんは!!」」

    見事にジンと斬馬はハモッタ。
    しかし、千鶴は気にした様子は無かった。
    哀れ、死へのカウントダウンが刻々と零へと向かっていた。

   「はい、あ〜〜〜ん」

    千鶴さんの誘惑に敗れ、ジンは落ちた・・・

   「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

    ジンの絶叫が辺りに響き渡り、ジンはタダの鉄の塊になった。

   「さっ、今度は彼方の番ですよ」

    千鶴は微笑みながら斬馬に近づいてきた。
    その時、斬馬はすべて終わったと思った。
    
    斬馬はなぜここに来たんだろうと、前の学校で問題を起こして、
    自分を受け入れてくれる所は、二校あるから好きな方を選べと・・・
    もしも、逆を選んでいたらあるいは・・・
    いや、どの道似たような結果になったな。

    斬馬は迫り来る死に対して、漠然とそのような事を思った。

   「ぐぎゃぁぁぁっぁぁぁぁぁらぁぁがぁぁがががあががぁぁぁががぁが
    ぁあがぁぁぁがぁがあがががががぁがあがぁぁぁぁぁっぁぁあ」 
                
    本日三度目の千鶴さんの料理による犠牲者が絶叫を上げた。
    暫く、痙攣をしていたが、ジン同様タダの鉄の塊になった。

    そして、千鶴さんの料理がジンと斬馬の内臓の武器に引火した。
    それにより、3人はほどよく火葬された。

    その日の夜、Leaf学園でサード・インパクトが観測された事を記しておく。

    でも、次の日には何事も無かったのように学校は、授業が行われたいた。

    斬馬が目覚めたのは、3ヶ月後の夕方であった。


                                   ―了―  
       
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    はじめまして、鬼斗原 斬馬(きとはら ざんば)といいます。
     (以下、斬)

    斬「初めて書きました。面白くなくて済みません」

    ?「まったくや、こんなんやったら書かんほうがましやで」

      斬!!

    ?「ぐはっ」
      
      斬馬がヒート・ブレードにより問答無用で切り捨てた。

    斬「ふん、人が気にしてる事をテメェはよ、うりゃ、この、この」

      切り捨てた上に踏みつけていた。(かなり外道) 
     
    斬「ま、気にしない事にして、話を続けるかまずは、勝手に使わしていただいた
      ジン・ジャザムさん本当にすいません、何か可笑しいかもしれませんが
      これは、ド素人が勢いにまかせて書いたためですので平にご容赦を・・・」

    斬「私もサイボーグなんです、魔道科学より生まれた究極の兵器なんです設定では
      はははは、なんかパクリ見たいでスミマセンジン・ジャザムさん」
    
                 (だったら使うなよ)     
          【いやここ見る前から考えていたキャラだったもんで】      

    斬「これからも、投稿していきたいと思っていますので、皆様方から「ここはいい」
      「ここはこうすべきだ」などの感想や指摘のメールを頂けると嬉しいなと思う
      今日この頃です」
    
    斬「では、そろそろ失礼させていただきます」

      斬馬は帰っていった。

    ?「このまま死んでたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁ、ぐはっ」

      心臓が停止した。

      ただ、動かなくなったモノが転がっているだけである。       
     
             名無しの人死す。
     
 
   さて、ここで斬馬に切り殺された男の正体は!!次号をまて
                 
                       (書けるようだったら書きたいと思ってます)