Lメモ私録 第四「騒乱の序曲−彼らの場合−」 投稿者:神海
 オカルト研究会廃部案。
 風紀委員会――正確には生徒指導部長ディルクセン――によって突き付けられたこの提
案は、激震となって研究会を襲った。
 落ち込む者、憤慨する者、メンバーの反応は様々だったが、それら一時の感情が落ち着
くと、行動に移る必要を痛感した。
 オカルト研究会が、学園に必要な存在であることを証明するために。
 かくして、神無月りーずの(やたらと迫力ある)指揮により、部員達は一斉に研究会の
イメージアップ作戦に乗り出したのである――。

 が。

「てっとり早く楽しよかー」と考える人間は、どこの世界にもいるわけで……。



     Lメモ私録 第四「騒乱の序曲−彼らの場合−」



「精が出ますねえ」
 秋晴れの放課後。
 リネット棟の屋上から校庭を見下ろして、皇日輪は感心した声をあげた。
 三十人ほどの集団が整列し、一糸乱れぬ動きで警棒を振るっている。
 風紀委員会生徒指導部。集団戦の技術とともに、個人の格闘能力もめきめきと力を付け
ている、最近の注目勢力だ。
(が……。どうも、浮いている人がいますね)
 皇は微かに眼を細めて、その人物を観察する。
 ディルクセンらの背後、朝礼台に座り、片膝を立てて全体を眺めている生徒がいる。
 遠目にも、それが倣岸な態度だと知れるのは、あらかじめ皇も彼のことを多少なりとも
聞き知っているからか。
 二年生で生徒指導部副部長、永井。ごく最近、知られるようになった名だ。生徒指導部
が復活した前後から、急にディルクセンの片腕とも腹心とも言われるようになった。
 これまで、『ただの風紀委員』としか認識されなかった生徒が、だ。
 この辺りの不自然さには、何か裏があると考えるべきなのかもしれないが……。
 ……まあ、今のところは、自分の使命に影響を及ぼす話とも思えない。
 皇は一つ瞬きして目元に柔和さを取り戻させると、後ろに歩み寄った人物に振り向いた。
「ダーク十三使徒の幹部としてはどう見ます? 神凪さん」
「さて。十三使徒の方針はハイドラントさんの胸一つですからね……元々、私は機密に関
わるほど重要な幹部じゃありませんし……」
 首を傾げて言う。どこまで本当かは、分かったものではない。
 とはいえ、追求する利も感じず、皇は曖昧に肯くだけに留めた。
 神凪は、視線を校庭から別の場所へ向け直した。
「でも……彼らを気にする人が多いのは確かなようですよ」
 そう言って、隣の校舎、距離的には割と近い、エディフェル棟の二階を示す。
 そこから校庭を見下ろしているのは。
 広瀬ゆかりと貞本夏樹。
 風紀委員長と、その親衛隊長にして副委員長の二人だ。
「勢力争いの話はどう見ます?」
 神凪はあくまで気楽げに肩をすくめる。少しずれた伊達眼鏡を直しながら。
「ただの仲間割れでしょう? 所詮は高校の委員会程度の」
 Leaf学園におけるあらゆる存在と現象に、『所詮』などという評価を下して良いも
のかは異論を挟む余地がある。
 だが一方で、力あるSS使い達の中では確かに、仮に実銃によって軍隊のような戦闘訓
練を行う治安組織が内紛しようと、或いは暴走しようと、『所詮』で済ませてしまう傾向
があるのは間違いない。
 ……それが正しい判断かはともかく。
 ふと気付いて、皇は更に背後に振り返った。
「用意は整われたようですね」
「はい。それでは始めましょうか」
 三人目の人物、神海がそう言って笑った。



(えらく初歩の初歩ですねえ……。初心者同然と言っていたのは、謙遜ではなかったわけ
ですか)
 神海が用意した道具を見回すと、専門外の神凪にも彼がどんな魔術を行使しようとして
いるのかすぐに判った。
 呪殺魔術。
 文字通り、対象を呪い殺す儀式だった。


 研究会の廃部の危機にあって、現在、活路を見出すために部員達が学園中に散っている。
 だが、中にはその活動方針に賛意を持てない者もいた。
「面倒ですね……」
「無償奉仕をしている余裕は……」
 神凪遼刃と、神海である。
 神凪にとっても、オカルト研究会が潰されてしまうのは、確かに面白くない。愛着は十
分にある。廃部を免れるために行動するのも、やぶさかではない。
 だが――と彼は思う。生徒指導部長ディルクセンが、明確に「潰す」ということを目的
として行動してきている以上、こちらもそれなり以上の手段を用いて対応しなければなら
ないのではないか? 元々、あまり健全ではない発想をする神凪だけに、相手に主導権を
取られたまま地道な努力を重ねるというのはあまりに非効率的――言ってしまえば「無駄」
というに近いと感じられるのだ。
 そんな彼らに、仏のような笑顔で提案してきたのが皇日輪だった。
「それでしたら、元凶を潰してしまえばどうです?」
 ぽん、と手を叩いて二人は肯いた。
『それです』
 と。


「それにしても、なぜまたこんな屋上で行うんですか?」
 皇が首を傾げると、神凪は冗談めかすように肩をすくめた。
「高いところっていうのは……正義の味方ばかりの専売特許じゃないんですよ。きっと」
「そうなんですか?」
 皇が問うと、神海も笑って肯く。
「ええ。ハイドラントさんもお好きなようですし」
「……はあ」
 納得しようもないらしく、皇は曖昧に肯いた。
「でもこれ……確か、金曜日の深夜に、霊的な力場のある遺跡で行うものじゃありません
でしたっけ?」
 神凪がふと気付いて訊ねると、神海は変わらない笑顔を湛えたままで。
「まあ、細かいことは気にしないでください」
「……気にするものでしょうが。魔術というのは……」
 始まる前から不安が過ぎる神凪だった。


 やがて、呪文の詠唱が始まる。



  地獄にまします我が悪魔よ
  願わくば御名を崇めさせたまえ
  御国を来らせたまえ
  御心の地獄になるごとく 地にもなさせたまえ
  我が夜毎の楽しみを、今宵も与えたまえ
  我に負債ある者を、我の許さぬ如く
  我に負債ある者を許さざれたまえ
  我を試みにあわせず、利を恵みたまえ
  国と力と栄えとは、限りなく汝のものなれば也



 安っぽい呪文ですね、と心に呟く。聖書の祈りの文句に、稚拙な手を加えただけの代物
だ。
(確か、古い石の楔を使って蝋人形に対象の名を彫るんでしたかね……?)
 呪文を終えると、神海が懐から取り出したのは。
 果物ナイフだった。
「……………」
 意味の変質した神凪の沈黙にも気付かず、神海は蝋人形に呪う相手の名を刻む。
『ディルクセン』と。
 皇が少し疑問を覚えたようで、隣で首を傾げた。
「……せめて、アルファベットで書かれた方がよいのでは……?」
「いや……もう既にそういうレベルじゃないでしょう」
 諦め気分で、神凪は答えた。
 ……ともかく、次はシソの葉を絞った汁をナイフに塗り付けて胸を貫くはずだ。
(そういえば……これ、即効性の呪いではありませんでしたね)
 元々、儀式魔術に即効性の呪いなど殆どない。儀式を終えた後、事故や病死を待つ、と
いうものが大半だ。……この場合は、それで都合が良いのだが。
 ともあれ、神海は果物ナイフを人形の胸に勢いよく振り下ろす。
「てい!」
「へぐっ?」
 ばったり。
 神凪は、胸を抑えつつ倒れ伏した。


・
・
・
・


 神海は眉根を寄せて首を傾げた。
「……おかしいですね」
「……本気で……言っているんですか、貴方は……」
 呼吸を落ち着かせながら抗議する神凪を、不思議そうな表情で見る。本当に疑問らしい。
「とりあえず、もう一度試してみましょう」
 気楽にそう言って、神海は再び準備に掛かった。
「お願いしますよ……本当に……」

「えーと……
  地獄にまします我が悪魔よ
  ……………………………
 一度言ったので後略」

「ちょっと待たんかぁぁぁぁぁっ!!」
「いや、面倒ですし」
「呪術の最中に無駄口をきくなあぁぁぁっ!」
「ですから、細かいことは気にしないでください……よっと」
 神凪の血を吐くような叫びを無視して、神海は再び、気軽に果物ナイフを振り下ろす。
「くっ……!」
 神凪は思わず衝撃に備えた。

「……ぐぎゃぁぁぁぁぁ……」

 悲鳴。
 ……衝撃は、ない。
 悲鳴が響いてきたのは、校庭からだった。見ると、集団の列が乱れ、一角に幾重もの輪
を形作りつつあった。
「成功ですか?」
 だが、倒れたのはディルクセンではないようだった。あれは……。
「…………」
 沈黙する神凪の隣で、皇と神海が会話する。
「永井さん、ですね。二年生の」
「惜しいですね。あと五メートル右ですか」
「残念でしたね、神海さん。次はもっとよく狙ってみましょう」
「射撃やってるんじゃないんですよおおおおおおおおおっ!!!!」


・
・
・
・


「はい、深呼吸〜。吸ってぇ〜〜、吐いてえ〜〜〜。吸ってぇ〜〜〜〜」
「こーーーーふーーーーー…………、こーーーーーーーふ〜〜〜〜〜〜〜〜……………」
 妙に馴れた調子の皇に従って、ようやく呼吸を落ち着かせると、神凪は、なにやら困惑
しているらしい神海の顔を改めて見た。
「今度こそ、成功させてもらいますよ……」
「うーん……」
 思わず脅迫じみる神凪の語調に、神海は唸る。
 どうやら真剣に、対処に悩んでいるらしい。
「それでは、これを使ってみましょうか?」
 ちゃらり、と小さな音を立てて、懐から何かを取り出す。
 それは、刃渡り十センチほどの、短剣……と呼ぶこともできないような刃物だった。西
洋風の、一応それなりに古そうな代物ではあったが。
(………?)
 それを見て、神凪は引っ掛かるものを覚えた。物品そのものにではない。
 西洋風の短剣。その柄元に彫り込まれた意匠の中に、何故か、和風の家紋のような印が
描かれている。それを……どこかで……。
 そんな神凪の様子には気付かず、神海はその柄頭に、鈍く光る黒い宝石のようなものを
取り付ける。
「魔晶石、ですか」
 術者の魔力を長時間の儀式によって封じ、溜めておく石(正確には水銀などを媒介とし
て固形化した魔力の結晶)である。
「はい。本来は、五十時間分の魔力を溜め込むんですけれどね。これは不良品で三十時間
ほどですが、それでも十分な効果があると思いますよ」
「………………やっぱりそれも、儀式を途中で打ち切ったわけですか?」
「ハイドラントさんから急な呼び出しがありまして」
「…………」
「おや。どうして離れるんです?」
「……気分の問題ですよ」
 嘘偽りではない。呪術に数メートル程度の距離など関係ないのだから。
 まさしく、気分の問題だ。

 ――みたび、呪術が始まった。
 神凪の不安通りに、というべきか、裏腹に、というべきか。三度目の呪術は、今までと
明らかに異なっていた。神海が呪文を唱えるに連れ、魔力が高まり、風ならぬ流れが神海
の周囲に渦を巻いていくのが解る。
 パリッ、と一つ、紫電が弾ける。
 ……大した魔力……。完全なものならば、確かに、非鬼化状態の柳川教師を一時的とは
いえ術下に置いたのも肯ける……。
 ただ、これは神海の技量というよりも。
「――ください」
 呪文が終わる。
 精神を集中している神海に反応したのか、絶え間なく小さな電光が弾け続ける果物ナイ
フ(何故か件の短剣は使わないらしい)を、思い切り蝋人形に振り下ろす――。
 紫電が弾け、ナイフの刃と蝋人形が木っ端微塵に砕け、解放された何かが天高く昇る。
 一瞬を置いて――。

 ドォォォォォォオン……!

 落雷のような轟音が、校庭に響いた。
 それに隠されるようにして、相当な数の絶叫が聞こえたような気がした。
 端に駆け寄ってみると、校庭に累々と倒れ伏す生徒達の姿があった。
 その数、七、八十人近くにはなるか。
『落雷』らしきものは、隊列を組んでいる生徒指導部達のど真ん中に落ちたらしい。
 その中央で黒焦げになっているのは……。

 やっぱり、永井だった。

「おお。生徒指導部員全滅ですね」
 ランニング中だった通りすがりの運動部員が巻き添えを食らっているのは、まあ御愛敬
である。
「あ、あそこも」
「え?」
 見ると、エディフェル棟の窓枠に、広瀬ゆかりが突っ伏している。廊下に倒れている黄
色のセーラー服は、当然貞本夏樹だろう。
「…………」
「まあ、風紀委員ですし」
「……そうですね」
 肯きあって、三人は忘れることにした。
「ともかく、目的は達成しました。退散しましょう」
「……達成、したんですか……?」
 神凪は疑わしげに校庭を指し示した。
 生徒指導部員達は、一人、また一人と起き上がりつつある。五十人以上に分散した所為
か、力の大部分が永井に集中したのか、それともそれ以前の問題か、個々のダメージはあ
まり大きくなかったらしい。
 しかも。
「――おいっ、上か!?――」
「――屋上から光が――」
「あいつらだ! 逃がすな!――」
 見つかった。口々に叫ぶ中には、ディルクセンの姿もある。――永井は完全に動く様子
も見せず、保険医を呼ぶのか、数人がかなり慌てて駆け出して行く様子が見えたが――こ
の場ではあまり関係ない。
「どういう呪殺魔術ですか、貴方のは……」
 神凪が呻く。どうやったら、呪殺の魔術で雷撃を落とすことが出来るというのか?
「いや、どんな状況にもイレギュラーというものが」
「そういう問題ですかぁぁっ!!」
「あの」
 皇が、やんわりと口を挟む。
「逃げた方がよろしいのでは?」
「くっ……」
「そのようですね」
 確かに拙い。オカルト研究会絡みのテロ行為と見做されれば、今度こそ研究会は猶予の
余地も無く潰されてしまうだろう。
「では、失礼しますっ」
 神凪が真っ先に走り出し。
 見当違いの方向へ全力疾走すると、屋上端の手摺に躓いて地上へ落下した。



「ふげぇぇぇぇぇぇっ!!!???」
 ガサガサッバキッ……ドサッ、という音が聞こえたところからすると、どうやら丁度立
ち木の上に落下したらしい。
「おお」
 皇が、重い落下音が確認されるまでその方向を眺めていると、隣で同じように傍観して
いた神海がふと我に返り、ぽむ、と手を叩いた。
「神凪さん、考えることは同じのようですね!」
 多分違うとは思うが。
 それはともかく、神海も屋上の端に走り寄る。追っ手の全員が校舎内に入ってから、外
へ飛び降りれば、完全に逆を突くことが出来る――という心算なのだろう。
「あ、でも、そちらは……」

「戒めより放て!」
 神海は地上に届く程度の声で呪文を叫び、重力中和の領域を生み出すと、それに沿って
落下していった。
 地に伏している神凪の側に、とんっ、と着地して、走りだそうとした、その瞬間。
(殺気――?!)
 身を捻って躱す間もなく人影が懐に潜り込み、強烈な掌底が叩き込まれる。
「っ……!?」
 神凪もろとも地面に転がった神海の目の前には――。
「こちらからは丸見えなんですけどね……。魔術師さん達?」
“アイドル不敗”が、怒りの形相で立っていた。

「エディフェル棟の真正面なんですけどね……」
 皇は一つため息を吐くと、改めて屋上の出入り口へ走り出した。
 あちらはあちらで、何とでも出来るだろう、と思いながら。




 広瀬ゆかりは、捕縛した神凪遼刃と神海の二人を見下ろして口を開いた。
 校舎内では、まだディルクセン達が「テロリスト」を探して見当違いの場所を追い掛け
ているらしい。

「……生徒指導部に対してのものとはいえ、こういう事を見逃すわけにはいきませんから
ね。で、動機は何ですか? もっとも、先輩達二人が一緒に行動しているってことで、大
体想像がつきますけど。ディルクセン先輩が目の仇にしていますしね」
『……………』
「だんまりじゃ罰が重くなるだけですよ。義理立てしたい気持ちは分かりますが、それが
先輩達にとって、何の得になるんでしょうか。よく考えてみません?」
『……………』
「……司法取引ってことでどうです?」

 二人はあっさりと声を揃えた。









『ダーク十三使徒の指令です』

「了解。ディルクセン先輩にそう言っておきますね」







 結果。

 ハイドラントは生徒指導部員七十余名の全力攻撃を食らった。
 割と洒落じゃ済まない死闘だったらしい。



                      「Lメモ私録」次回 及び
                      「オカ研騒乱記」本編へ――

                                    つづく

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 と、いうわけで、ディルさん応援三部作・第二部をお届けしました。
 時間的に、第三部が直後に続きます。
 続くんですってば(笑)


         【シリーズ・ごめんなさい】

>神凪遼刃様
>皇日輪様
 すみません、無断ですね(汗笑)
 しばらくの間、一緒に不幸になって頂く予定ですので、よろしくお願いします〜。


>でぃるくせん様
 ……二回連続で酷い目に……
 ホントに応援Lメモなのか自信が無くなってきました(笑)
 ともあれ、次回もどうぞよしなに(笑)


>ハイドラント様
 ええと……(汗)
 申し訳ありません、仕事を頂いた恩を仇で返してしまいました(笑)
 と、ともかく、次です(笑)



  オカルト研究会関連の感想です。


>でぃるくせん様
> Lメモ『Magical Wars!!』第一話:『解錠』 
 ついに図書館ダンジョンにまで魔の手が……(笑)
 第三の悪役、奮戦してますね(笑)。
 各勢力との均衡と等価値で「綾香のご機嫌」を戦略構想に組み込むハイドラント様が素
晴らしいです(笑)
 登場人物が多そうですが、連載頑張ってください〜(笑)

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 予告 ――オカ研奮戦記・神海版――


「あなた方がやったこと……ハイドラントさんに露見したらどうなるでしょうねぇ?」

『うっ! どうしてそれを!?』

「あ、私は関係ないようですね。それでは」

「日輪君には、これを見て頂きましょう……」

「こっ、この写真はっ!!??」

・
・
・

「……川越さん、今のうちにこの鎖、外して頂けませんか? ……駄目ですか……」

「ああああっ!? (ピー)だけは駄目だって設定にも書いてあるじゃないですかぁ!!」

「この香りは……まさかぁぁぁぁああっ!?」


 ――オカ研問題児三人組の負債は重い――



 次回、『オカ研騒乱記−問題児達の煉獄−』 第一話・『罪の炎』編!



             「罪は罪、罰は罰、です」


                              近日公開!多分!!





         −実際の製品は、予告と著しく異なる予定です−


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                              991115 神海