Lメモ私録 4to5「狭間」 投稿者:神海
 ……人が見える。

 三人の少女。
 ……その顔は霞がかかったように見通すことが出来ない。
 だが、確かに一度逢ったことがある存在……だと知っていた。
 存在。
 人ではない――。
 紅い髪と。
 褐色の髪と。
 緑の髪の。
 三人の、人ではない、少女。
 何時か何処かで。
 遠い昔の昨日、訪れた事のない故郷で。
 それを。


《……貴方の望みを叶えてあげましょう》


 ……運命とは、人知を超えた者に操られるものなのか。


 永井という名は、生まれた時からのものではない。



            Lメモ私録 4to5「狭間」



 その日まで。

 ――その時まで。

 表に出ることを禁じられた人間だった。

 ――一人の生徒に過ぎなかった。

 あの女が現われて。

 ――あの女どもが現われて。

 嫉妬に身を焦がし。

 ――運命を押し付けられ。

 望みを我が物とするために。

 ――望みは叶えられたはずなのに。

 今は――

    昔はこうでは――

       女どもが――

          無力な一生徒として――

             物心もつかない頃からの――

                屈辱――

                   あれが新しい首領――

                      SS使いどもの暴力に――

                         鍛練。血を吐くほどの――

                            運命を変えた――

                               復讐を――

                                  力を――



 望みを。



《……叶えてあげましょう》



 ………………………………………………………………………………………………。殺す。

 正面にいる、紅い髪を肩で切り揃えた少女へと、手を伸ばす。
 思っていたより細い、白い首を鷲掴みにする。
 その視線が、彼を見据えた。
 自然な自信を備え、強く輝く、黒い瞳が。
「生身の人間が、私達に及ぶと思っているの?」
 ……実験体風情がッ。
 絞る。折り砕くまでに絞る。
 強気だった瞳が見開かれ、見る間に苦悶の色が滲んでいく。ぼろぼろと涙が零れ、口の
端から涎が溢れる。
 女の両手が自分の腕にかかり、引き離そうとするが、抵抗となるほどの力も感じない。
 そして、何かを潰した心地好い感触とともに、全ての抵抗が止まった。
 手を放すと、それは棒きれのようにゆっくりと倒れていき……頭を打ち付ける重い音が
響いた。      ..
 その日本的な長い黒髪が、闇色の床に溶け込むのを、息を荒くして見つめている。
「ふふっ……」
 笑う気配に振り向く。
 背中まで伸びる髪、褐――黒い髪の少女がいた。
 飄然として捉えどころの無い、挑戦的な――。
 嗤い。
「格闘は、センスが全てなのよ」
 ……うるさい。
 まっすぐに手刀を突き出す。
 女は、避けようともしな――けることもできなかった。
 胸の中央に、深く食い込む。
 それを中心に、カナリヤ色のベストが、どす黒く染まっていく。
 女の顔が、驚愕に変じる。
 有り得ないものを見た驚愕に。
 そして、恐怖に変わる。
 想像もしなかったものに接した恐怖に。
 ……それが見たかったんだよ。
 手を引き抜くと、支えを失った身体は、蹲るように崩れ落ちた。
「男がんなむきなって……」
 また聞こえてきた声に激しく振り向く。
 また、女。
 緑色の髪をお下げにした――違う……色は、褐色だ。そして、眼鏡。
「アホちゃうか?」
 ……黙れっ。
 腕を横に払う。
 確かな手応えとともに、ぶつ、と何かが千切れる音。
 顎下から噴き出る火花――否、鮮血。
 お下げが千切れ飛び、落ちる。その上に赤黒い液体が無秩序に降り頻る。
 奔出するそれは、瞬く間に女の半身を、それ以上を、濡らしていく。
 ――呆然とした表情のまま。その勢いに圧されたように、女は床に転がった。
 ………。
 息苦しさを覚えながら、周囲に転がった物達を見下ろす。
 転がる、三人――つの――屍――ガラク――血だま――ょう情――火花――声。

 声。

「黙らせたいのなら……」
 三人が。
 同時に、せせら笑った。
 不自然に首を傾けたままで。
 口から溢れる鮮血を苦にもせず。
 赤く染まった眼鏡の奥から嘲弄を閃かせ。
「殺してみなさい」



 …。



「―――っ!!」
 唐突に世界が広がる。
 真っ先に確認したのは、白い天井だった。
 実際には悲鳴を上げなかった事に、とにかく安堵する。心身に叩き込まれた習性は、容
易には崩れはしない。
 だが。
(なんだ――今の夢は?)
 とてつもなく長い夢をみていたような気分だった。疲労感が脳髄に重く圧し掛かってい
る。にも関わらず、内容はまったく思い出せない。
 まるで自分の記憶の中に、何者かに鍵を掛けられた部分があるかのように……?
 そこで、自分のいる場所に気付く。
 医務室だった。
 第一、第二保健室ではない。多数の負傷者が出るために特別に用意された、風紀委員会
本部内の医務室。それも重患用の個室だ。
(……どうしてここにいる……?)
 周囲を見回しながら、自分の行動を思い出す。
「永井さん、気が付きましたか」
(生徒指導部の訓練を眺めていて……)
 白いカーテンを開けて、二人の顔見知りが顔を出した。
(突然胸の痛みに襲われた後……)
 機密を保つためだろう。目の前にいる二人は永井の部下、『草』の一員でもある。
(それから……蒼い光が視界一杯に……)
 そこまで思い至って、永井は二人に、ぎろりと視線を向けた。
「……どこの攻撃だ」
「……え?」
「どこの攻撃だっつってんだろがっ! まさか当たりもつけてねえってんじゃねえだろう
な、このクソども!!」
 二人が震え上がる。
「あ、いえ、さすがです、永井さん。他からの攻撃だと察されていましたか」
「……当たり前だろうが」
 それは、永井の病的な被害妄想癖から生まれた偏見だったのだが、部下に追従されたこ
とで、その真実は意識の片隅からも消え去ってしまった。
「で、どこだ? とーる派か、広瀬派か……」
「ダーク十三使徒だそうです」
「……なんだと?」
「今、ディルクセンが生徒指導部総出でハイドラントに攻撃を仕掛けています。……苦戦
しているようですが」
「止めなかったのか!?」
 永井は慌てた。『草』と『ダーク十三使徒』は、同じ『爪の塔』の出先機関である。関
係は良好とは言えないが、直接やりあうのは非常に拙い。
「……止めようがありません。『火』にはサボタージュを含ませておきましたし、『土』
の奴らもフォローに動いていますが……」
『火』、とは永井が束ねる草の暗殺集団で、『土』とは、草頭領である田中が直接率いる
諜報部隊である。
 そして、最後に一人が報告したことに、永井は一層顔をしかめた。
「広瀬が仕入れてきた情報らしいんですが」

 部下を追い払うと、永井は自分の思考に没頭した。
(ダーク十三使徒だと……? まさか、俺を切り捨てたつもりか? まさかな……それに
しては中途半端すぎる。
 やはり、広瀬か。奴の仕業に違いねえ。十三使徒とかち合わせて、こっちの戦力を削ぐ
のが目的ってか……。馬鹿が……。
 鬱陶しい……だから、やはり早いとこ始末するべきだろうがよ……)
 ……あの臆病者が……

「短気は損気ですよ、永井さん」

 声は、唐突に生まれた。
「………ッ!!」
 最後の一言を、小さく口に出してしまっていたのだと気付くと同時に、引き千切るよう
な勢いでカーテンを開ける。
 ――眼前。
 ほんの一メートル強。姿勢を変えて手を伸ばせば届く、掛け値なしの眼前だ。
 窓際に、一人の生徒が佇んでいた。
 指定のブレザーを規則通り着用した、背の高い生徒。
 ……見覚えは、ある。
「ダーク十三使徒の……」
 ダーク十三使徒の、新入り。
 その言葉が、真っ先に思い浮かぶ。
「……何の用だ?」
「言伝です。導師よりの」
 神海は、口調も変えずに告げた。
「『あまり浮かれるな』、と」


 永井は、自分の動揺を自覚していた。
 元々、万全の状態とは言い難かった。
 幾重もの失態を演じた、その意識の間隙に滑り込むように、この男はここまで接近して
きた。
 ……いや、逆だ。
 失態を犯し、まともな状態でなかったからこそ、この男はここまで接近して来られたの
だ。常ならば、『草』第二位、暗殺を専門とする『火』の長たる自分が、こんな新入りな
どに劣るわけが無い。
 そう言って、心を落ち着ける。
 ……そう。こんな新入りなどに……。
 新入り。
 名を知らないわけではない。「神海」という。これは姓だと、学園中の資料と記録に明
記されており、本人もそう名乗っている。名は、不明。
 姓すらも、本名かどうかはわからない。
『爪の塔』吉川教室在籍経験者。両親ともに『塔』の魔術士である……これまた本人も主
張しているところだ。
 にも関わらず、『塔』の公式記録に「神海」という名前は見つからない。
 実のところ、そういう例は『塔』に於いては別段珍しくもなかった。永井自身がそうだ。
いや、『草』という集団自体がそうなのだ。
 そして、この種の人間達は一切が縦割りで管理されており、仮に過去同じ教室に在籍し
ていた者同士でも、互いの仕事を知っていることは少ない。
 極言してしまえば、この目の前の男が本当に情報通り、『塔』との繋がりを絶っている
のか――さえ、確証があるわけではない。
 とはいえ、腕の良い者ならば自然とその存在は同業者に知られるもの。“柏木教室の切
り札”ハイドラントを代表とするように。だが、この男のような者が吉川教室にいたとい
うような話は聞いたことがない――。


 低く、唸る。
「……浮かれるな、だと?」
 短い言葉を繰り返し終えた時には、永井は目的の行動を終了させていた。苦無をベルト
の下から抜き出し、相手の喉元に突き付ける、というそれを。至極あっさりと。
「………」
 神海は、微動だにできない。
 ――実力の差を確認し、内心ほくそえむ。こいつは木偶だ。ハイドラントのような威圧
感も、葛田玖逗夜のような油断のならない狡猾さもない。
「勘違いするんじゃねえぞ? 俺は貴様らの部下になったわけじゃねえんだ。一々指図を
受けるいわれはねえんだよ……!」
 そこまで言って。
 永井は、神海の様子に違和感を感じた。
 身動ぎも、瞬きすらもしていない。無論、魔術の構成を編んでいるわけでもない。
 視線はそのまま、永井の眼を見つめている。
 耐えているのではない。睨み返しているのでもない。
 無視しているのですらない。
 静かに。
(……こいつ、理解できてるのか?)
 あるまじき疑念を、永井は抱いた。仮にもダーク十三使徒で幹部を務める人間が、自分
の脅しを理解できない、などということがある訳が無い。
 あってはならない。
 ――再び――。
 躊躇、その集中力の狭間を縫うように。
 神海は口を開いた。表情も、口調も変えずに。
「『トーシロ相手にやられっぱなしとあっちゃ、俺たちが永井さんに殺られんぞ』」
「…………!」
 思わず手が弛んだが、神海は動く素振りも見せない。
「学外とはいえ、少し大胆すぎたようですね」
 諜報技術を持っているのは『草』だけではない。……しかも、『土』のバックアップが
無い今、並の高校生相手ならともかく、ダーク十三使徒のような組織に対して永井派が行
動に完璧を期するのは至難と言って良かった。
 この状況にあって痛感するが、完全に分裂状態にある今、『草』の能力は半減以下にま
で落ち込んでいるのである。
(……それだけでも、ハイドラントは目的の一部を達しているってことかよ……)
 大きく舌打ちすると、神海の胸元から手を放し、苦無をしまうと、永井はベッドに腰を
下ろした。依然睨み続ける視線をやはり無視して、神海は続ける。
「ただでさえ、永井さんは目立つ地位に就いてしまっています。生徒指導部副部長。ディ
ルクセンさんの片腕。なぜ、ディルクセンさんはそこまで貴方を見込んだのでしょうか。
 ほんの一月前まで、一介の風紀委員でしかなかった貴方を。
 部外から見ると、とても不可解に思えませんか?」
「………」
「勿論ですが、貴方がた『草』内部にまでは干渉しない、と導師はおっしゃっています。
ですが、一介の風紀委員であるはずの貴方の正体が、例えば風紀委員会監査部、ジャッジ、
といった面々に悟られるのはいけません。『草』という組織だけでなく、ダーク十三使徒、
ひいては『塔』にも、著しい悪影響を及ぼす事になりかねませんからね」
「……大人しくしていろ、ということか」
「学内の注目はディルクセンさんに集めなくてはいけません」
「………」
 簡潔な神海の返答だが、言わんとする事は分かった。学内の他の組織からノーマークで
あればこそ、永井という毒は生きる。様々に。とーる、セリスといった面々はおろか、デ
ィルクセンにまで疑いを持たれては元も子もないのだ。
「忍びたる者が排除の標的にされるのでは、本末転倒ですからね」
 その言葉に、永井は思いついた。
『ダーク十三使徒の攻撃』……。
「さっきのあれは……警告ってわけか?」
 かなりの確信を込めた永井の唸り声に、神海は肩をすくめ――期末テストの結果につい
ての問いをはぐらかすような趣で――笑っただけだった。
「影に在るからこそ忍びというものです。殺すとか傷付けるとか、物騒な真似をするのは
出来るだけ回避したいものですよね」
 にこり、と微笑みを大きくし。
「お互いにね」
「っ……!」
 再び腰を浮かしかけた永井の機先を制するように、神海は軽く一礼した。
「それでは、今回はこのあたりで。失礼しました」
 言い終えると、殆ど何の準備動作も無く背後へ跳ぶ。窓の縁へ着地する。
「鏡よ」
 小さな呟きと伴に、その姿は景色に溶け込むように消えた。
 その消えた跡を、永井はしばし睨み付けていた。
 窓の形に切り取られる、秋迫る雨月の山系を。


・
・
・
・


「くそっ……、結局何だったんだぁ……?」
 中庭の芝生にうつ伏せに転がって、ハイドラントは呻いた。
「日頃のつけだろう。ダーク十三使徒の導師殿」
 悠朔が、面白くもなさそうに皮肉を言う。
 ハイドラントは、ディルクセン率いる生徒指導部の総攻撃を、一時間に渡る攻防の末に
やっと撃退したところだった。
 ……通りすがりの葛田玖逗夜、神凪遼刃、むらさきらを犠牲にして。
「あんたもつくづくタフねー」
 一段落ついたとみて歩いてきた綾香が、さすがに呆れて言った。ハイドラント自身は怪
我らしき怪我も負わなかったし、かすり傷程度は全て治癒している。十三使徒のメンバー
達がどうなったかは、未だ不明だが。
 さすがに体力は限界に近いようではあって、芝生の上にたれきっている。
 ……たれハイド?
 一瞬そんなことを思ったりしたが、当のハイドラントは、
「綾香ぁ〜、おまえの膝枕が一番の特効薬だぁ〜」
「やめろ」
 悠朔がていていと踏み下ろす足裏を、ごろごろと転がって躱していた。二人には珍しく
微笑ましいやりとりである。
 と。
「お邪魔してもよろしいですか?」
「あら、神海先輩」
「んあ〜……?」
 格闘部で見知った顔が、彼女らの方へ歩いて来ていた。
 第二購買部印の茶色い紙袋を掲げている。
「お使い、行ってきましたよ。導師」
「おー、ごくろー……」
 相変わらずだらけ切った姿勢のまま、手だけを挙げてそれを受け取る。ガサガサと紙袋
を開けると、中から出てきたのは「ビカシーゴールド」という金色のラベルの栄養ドリン
クだった。
 綾香が呆れる。
「あんた、先輩にまで用付けしてるわけ? この前は篠塚先生だったし……。あんたなん
かの言うことを聞く人が多いなんて、今でも信じられないんだけど」
「人望だろ〜〜……?」
 ハイドラントは相変わらず気だるげに答え、神海は黙って笑うだけだ。
「神海先輩も、嫌なことがあったら、嫌と言った方がいいんですよ。こいつ調子に乗りや
すいんだから」
「別に、嫌ではないんですけどね」
 そんな会話をしていると、ハイドラントは寝転がったまま瓶を開け、中の液体を一気に
胃に流し込んでいた。ふうっ、と息を吐き出すと、やっと億劫そうに上体を起き上がらせ
る。
「あー、やれやれ……」
 その様子を見てか、神海は軽く肩をすくめた。
「正直言って、あまり効果があるとは思えませんけどね」
「ならば、別のものを用立てるだけだ」
 つまらなそうに言うと、空になった瓶を放り捨てる。
「その時もまた頼むぞ、神海」
 神海は苦笑する。
「人使いが荒いと、人望に響きますよ」
「貴様が望んだことだろう?」
「そうでした」
 笑ったまま、神海は立ち上がった。
「ではハイドラントさん、この辺で。お邪魔しましたね」
「ああ、邪魔だった。とっとと失せろ。ついでにコレも持っていくと何かと幸運が降りか
かってくれるかも知れんぞ」
「これとはなんだ、これとは」
 また脚を振り回す悠と、それを器用に捌くハイドラント。そんなやり取りに綾香が気を
取られるうちに、神海は歩き出していた。
 途中で、足元に手を伸ばし、黄色い空き瓶を拾い上げると、宙で軽く弄ぶ。
「空き瓶は、リサイクルが望ましいですけどね」
 ――その呟きが綾香に聞こえた。



 ……校舎内で起きた謎の爆発と『鉢がね』の連鎖反応により、風紀委員会生徒指導部の
実働部隊が壊滅したのは、その翌日のことだった。



                                 「狭間」 了








    ……ちなみに。
   【蛇の牙】の報告により一連の真相を知ったハイドラントが、完全に気力
   を復活させて学内の一角に攻撃魔術の嵐を炸裂させるのは、それから二十
   分ほど後のことだったりもした。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 最大の敵は執筆ペースです(笑い事じゃない)。

 ――というわけで、無様なことになってしまったディルクセンさん応援Lメモ三部作第
三弾でした。
 悠様の「聖戦」では永井君があまり目立ってなかったから、致命的な事にはなりません
でしたが。それでも一部ネタかぶってます。修正しない辺りプライドないですな、我なが
ら。
 ――ともかく。
 やっと、それらしいことを書きましたね(笑)。
 永井君の行状、バックアップの十三使徒としては、監査部や特捜部に目を付けられる前
に警告しておこうと(笑)。
 でも、遅かったようで。特捜部には目を付けられた可能性は高いです(汗笑)。
 さてさて、ディルさん応援三部作、次がラストの第四回です(謎ですなー:笑)。「第
一次風紀動乱」終結後の話になると思います。色々、フォロー(と言うと非常に偉そうで
すが:汗)を含めまして。なかなか登場人物が多くなりそうで大変ですが(笑)。風紀委
員の全員と、動乱に関わりそうなその周辺の方々、出来るだけ多く出させて頂きたいと思
っています。


 では、

       【シリーズ・ごめんなさい】


>冒頭六名の女性……萌えの皆様方(笑)
 申し訳ありません(笑)。
 こればっかりはもう、確信犯です。
 ……怒らないでくださいね?(汗)


>ハイドラント様
 ……というわけで、続きました(笑)
 いや、だって、広瀬に捕まっちゃったら、その後のお使いが出来ませんでしたしぃ(笑)
「風紀・オカ研Lで、ハイドラント様(十三使徒)に責任転嫁してオチ」というパターン
を最初に使い潰したかった、という意図もあったりしますが……。>前回のオチ
 ……言い訳にもなってませんね。
 ともあれ、「恩を仇で返す」第二段でした(汗笑)。


>神凪遼刃様、葛田玖逗夜様
 ……またか、自分(汗)
 この償いは「使徒達の日々」などで……。
 できるようにしたいです(汗笑)


>beaker様
 あう、小ネタですね、済みません(汗)


 お次は感想です。大変遅くなりましたが(汗)ダーク十三使徒関連作品です。


>ハイドラント様。
> Lメモ私的外伝13「黒き冬の女神」
 当時の心理描写。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………………(注:嬉しい悲鳴)」
(こほん。)
 美味しいところ頂いて、感激です。
 でも、神海なんぞ二人の眼中にまったく無いところが一番良かったです(爆)。
 近いうちに、お礼と、神海の心境説明ということで弥生さんLを書かせていただき
ます(と思い立ったのが七月のこと:汗)。
 ところで……。神海の名前、調べられると非常に困るのですが(笑)。


> Lメモ私的外伝14「War in Storm」
 遂に動き出しましたか、ダーク十三使徒。これに間に合えただけでも私は幸運です。
 遂に皇華も本格的に登場して、陣容が整いつつありますね。
 作中の神海の活躍ですが、はっきりいって立派です。冬月さんに「侮れんな。」とか
言わせただけでもう(笑)。
 それにしても、そんなにショックでした? ノスさんの予言外れたの(笑)>七月三十一日
 104k、お疲れ様でした。


> Lメモいんたーみっしょん6「クソゲーハンターの午後」
 ありがとうございます〜(笑)
 いやもう、ただそれだけです(笑)
 それにしても、こういうテンポのギャグは書けるようになりたいですねぇ……。
 さて。シリーズ化の見込……。私も、まともなものを一本書かせて頂きたいものですが(笑)。


> Lメモいんたーみっしょん7「クソゲーハンターの午後2」
 テンポというものは大事ですよね……ギャグに限らず。
 今回ダークもどきらしきものを書いて、改めて思い知りました。
 それにしても、こういうテンポのギャグは書けるようになりたいですねぇ……。<待て(笑)
 一番不幸だったのは、やはり神凪さんだと思います……(笑)
 四天王編も是非お願いします(笑)



>風見ひなた様
>Lメモ外伝「電子の迷宮に竪琴は響かない」
 集中連載お疲れ様でした!
 思った以上に手強そうな敵……(いえ、味方ですが:笑)
 高橋の外見の意味にも、なんだか相当な理由がありそうで……
 高橋編、楽しみにしています(笑)。
 でも、その前に……(笑)。
 頑張ってください。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 最後に、神戸弁を監修してくださったでぃるくせん様と東西様に感謝を。(ほら、恩を仇
で返したでしょう?:笑>でぃるさん)

 それにしても、初めて本職で動きましたね、神海(笑)。

                               991120 神海