テニスLエントリー(靜&良太)前編  投稿者:ニセ大江留一(笑)
「だからさ、オレ達も出る事にして、みんなで特訓しないか?」
良太君が真剣な眼差しでこう言います。
こう言われたら、人の良い靜ちゃんは断りきれません。
もし、断りでもすれば、良太君が悲しみます。
そんな顔は見たくないと靜ちゃんは思ったようです。
それに、この間父上に「温泉行きたい」と言ってから、父上が随分と苦労してるみたいだし
自分で何とかしようと決意していたみたいです。
だから、良太君に向かって
「うん、いいよ」
にぱりんと微笑みながら頷きました。
それを聞いた良太君、喜び勇んで小躍りし
「ありがとぅ〜」
といって、靜ちゃんの手を握り締めます。
「あっ・・・・・・?」
そんな声を上げたのは良太君。
自分でも何故こんなことをしたのか分かっていないみたいです。
ちょっと顔を赤らめつつ
「ご・・・ごめん・・・・・・」
と言って手を放しました。
「?」
首を少し傾げつつも、靜ちゃんはそんな良太君をにっこり微笑みながら見ていました。



こうして、テニス大会(お子様部門)に、一組出場者が決まりました。



                               おしまい

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OLHさんの陰謀(笑)で、書き上げることになったこのL。
もしこれを既成事実化したら、報復L(てぃーくん×笛音ちゃん)書いてやる(笑)。
んでわぁ〜。