学園内にあるといわれる、不思議な池。 そこにいけば、あらゆる願いが叶うという伝説がある。 だが、あくまでもそれは・・・・伝説。 何故なら・・・それを確かめたものは誰もいないから・・・。 Lメモフェアリーテイル「金の腕(かいな) 銀の腕(かいな)」 はっ!(がしっ!) はっ!!(がきぃ〜!!) でゃ〜っ!!!(ばきぃぃぃぃぃ〜!!!) 最後の気合一閃。 それで、側にあった木が見事砕け散る。 「ふぅー、こんなもんかな?さて、つづけていくぜっ!!」 と、張り切っているのは、学園随一の機動兵器(笑)ジン・ジャザムである。 今は、クラップラー大会に向けて大張り切りらしい。 「何せ、相手はあの風見ひなただからな。同じエルクゥ同盟なら相手にとって不足はないっ!!」 と、更なる闘志を燃やして特訓に勤しむジン。 (クラップラー大会がどういうものかは、beakerさんのLメモを見るべしっ!!(笑)) 「今度は、空中からの連続技だっ!!」 といって、跳躍し空中で色々と試してみるが、しっくりこない。 「ならば、これでどうだっ!!」 再び跳躍し、空中強パンチ+(着地して)立ち強パンチ(二段目キャンセル)ロケットパンチ(orストナーサンシャイン) を連続で決めていくジン。 あっという間に、木隅人形が粉々になっていく。 「これだっ!これでいいっ!! これで、最後がストナーだったら体力の三〜四割はもっていけるっ!!!」 と、なにやら訳のわからない事を口走るジンだったが、連続技は概ね完成したらしい。 「後は、もっと精度をあげるだけだな。っとそのまえに、ロケットパンチを回収しなくちゃな・・・と」 辺りをきょろきょろと見渡してロケットパンチを探すジン。 「おっ、あったあった・・・」 それは、池の側にあった。今にも落ちそうな所に・・・。 「おっと、いけねぇっ!!」 あわてて、取りに行こうとするジン。だが、無情にもロケットパンチは、ぽちゃん!と音を立てて 池の中へと沈んでいった。 「ちっ、まあいいか。新しいのを買えばそれでいいし・・・」 と言った瞬間、突然池が輝きだした。 「なっ?こ・・・これは・・・・」 光り輝く池の中から女の人らしき影が浮かび上がる。 それは、ひ〜らひらのす〜けすけな水のような羽衣を身に纏った、エルクウユウヤだった・・・・・ 翼を広げて〜 あなたを待つは〜 今日の貴方は辛いのかしら〜 そんなことない 私達〜 だからねぇ おやすみアムロ〜 きっちり精神を持っていかれ、放心状態のジン。 それに更なる追い討ちをかけるが如く、近寄るユウヤ。 「私は、この池の精です。今、この池にロケットパンチを落としたのは貴方ですかぁ?」 と、(おそらく)天使のような声で(当人は)いっている(つもり)ユウヤ。 「じゃあ、貴方が・・・」 「ちょっとまったぁ〜」 ユウヤが何か言おうとした時に、突然割り込んできた声が・・・ 「なに!?」 ユウヤが振り替えると、そこにはでっけーハンマーを持った女の子が立っており 「かってに、池の精をなのってんじゃないわよ、この変態魔法少女☆」 というや、いなや、ハンマーを振り下ろす。 ぐしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!! 嫌な音を立てて、見事につぶされるユウヤ。 その音で、ジンの精神は現実に戻ってきた。 「・・・・・っは、俺は今まで何を・・・・って、ティーナ?」 「ちがうよっ、ボクはティーナじゃないよ☆ ボクはこの池の精なんだっ☆今、この池にロケットパンチを落としたのは君かな?☆」 「ああ、俺・・・だけど・・・・」 多少、池の精に圧倒されながらも、正直に答えるジン。 「では、君が落としたのは、この『ターボスマッシャーパンチ』かな?それともこの 『大車輪ロケットパンチ』かな?さもなくばただの『ロケットパンチ』かな?さどれか 正直に答えてみるのよっ☆」 と、ハンマーを振り回しながらジンに迫る池の精。 「えーと、ただのロケットパンチだけど・・・」 やっぱり、勢いに圧倒されて、正直に答えてしまうジン。 そんなジンを見て、池の精はうっとりした表情になって、 「ああ、なぁ〜んて正直な人なんでしょう。そんなキミには、この『ターボスマッシャーパンチ』 をあげるねっ☆」 と言った。 「ええ、本当かっ!!らっきぃ〜!!」 『ターボスマッシャーパンチ』を手にして喜ぶジン。 「大切に使ってね☆それじゃ、またねっ☆」 と、言うだけ言ってこぽこぽこぽと、池の中に消えていくティーナに似た池の精。 ジンは、わきめもふらずに、喜んでいた。 ジンは『ターボスマッシャーパンチ』を手に入れた。(ちゃらっちゃちゃっちゃっちゃ〜) しかし、その様子を逐一見ていた人影にジンは気付かなかったのである・・・。 二日後。 場所は、例の池のほとり。 「なんすか?千鶴さん・・・こんなところに呼び出したりして・・・」 柏木耕一が向こうから駆け寄ってくる。 「ああ、耕一さん」 お目目をウルウルさせながら千鶴さんは耕一が来るのを待つ。 「どうかしたんですか?千鶴さん」 心配するが如く千鶴さんを覗き込む耕一。 「耕一さん・・・・実は・・・・」 「?」 「えいっ☆」 とんっと耕一を突き飛ばす千鶴さん。 「え?え?え?わぁぁぁぁぁぁぁぁ」 どっぽぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!! 見事、池の中に沈む耕一。 しばらく後、また池が輝きだし三人の人影を照らし出す。 それは、EDGE、M・K、隆雨ひづきの三人娘だった。 「あ・・・あなたたちは・・・!?」 予想と反したのか、少し狼狽する千鶴さん。 「私達は、この池の精です。今この池に、耕一さんを落としたのはどなたですか?」 にっこりスマイルでいうM・K(にそっくりな池の精)。 「はぁ〜い、わたしで〜す」 さっきの、狼狽ぶりとは打って変わって、にこやかに答える千鶴さん。 「では、貴方が落としたのは、この超美形のこういちさんですかぁ〜?」 M・Kが千鶴さんに尋ねる。 「それとも、内気で可愛くて、女心を擽るタイプの耕一さんですか?」 EDGEが尋ねる。 「さもなくば、この平凡で鬼になるしか脳が無い耕一さんですか?」 ひづきが尋ねる。 それに対して、千鶴さんは・・・・・ 「その、平凡で鬼になるしか脳が無い耕一さんです(即答・断言)」 「「「まぁ〜なんて、正直な人なんでしょう。正直に答えてくださったお礼に、貴方には この超美形の耕一さんを差し上げましょう」」」 三人娘は、はもって相違言った。 「ありがとう〜」 千鶴さんは、三人娘に感謝の意を送った。 「「「それでは、大切にしてくださいね。それでは・・・さようなら〜」」」 『本当』の耕一を、胸に抱きつつ三人娘は池の中に消えていった。 その後、千鶴さんは超美形の耕一と末永く幸せに暮らしたというが定かではない(爆)。 *注意:この作品はフィクションです。実際の登場人物・出来事・団体名等に一切関係ありません(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− どもども、きたみちです。 突然の思い付きで書いた作品です。 ほんとうに、こんな事件起こってないからね。 あくまでも、童話(フェアリーテイル)ですから、あしからず・・・。 でわでわ、また〜