Lメモ/VSアフロ 『 HAPPY END 』 投稿者:NTTT
緒方理奈がアフロ同盟の顧問に就任したというニュースは、意外にリーフ学園では大し
た事として受け止められなかった。

最近めっきり影の薄くなった彼女の動向に、皆注意を払わなかったのだ。

髪をアフロにでもすれば話は別だったのだろうが、そういうことには生憎ならなかった。

彼女は、お願いされてイヤイヤ『顧問』になったのであり、別に『同盟構成員』になったわ
けではなかったからだ。

そのため、彼女がアフロ同盟の顧問になった事は、一部の失笑を除いて、「ふーん」の一
言で済ませられる程度の事態でしかなかった。

だから、それが一部の人間に甚大な被害を与える事になろうとは、その時点で誰に予測
できたであろうか。






最近のアフロ同盟の放課後は、顧問である緒方理奈が音頭を取ってのシュプレヒコール
から始まる。

「顧問の言う事はーーーーーーー!」

「絶対デーーーーーーーース!!!」

「コンニャク、食べたいな・・・・」

一部参加しない者もいるが・・・



「さあ、手下とーる、このマジックを持ちなさい」

「は、はあ・・・」

「では命令を与えます。それで最近プレステでシナリオ貰ったと喜んでる格闘オタク女の
顔に、髭を書いてくる事!」

「い、いや、それはちょっと・・・」

「顧問の言う事はーーーーーーー!」

「ぜ、絶対、です・・・」

「じゃ、行ってらっしゃい」

「しくしくしく・・・・」

「さあ、手下Yinはプレステで出番も無いくせに女優面してあまつさえ密かにアンケート
取ったらミョーに人気があって悔しいな女に、このバケツいっぱいの豚の血をかけて来る
事!」

「そ、それはさすがに・・・」

「顧問、辞めるわよ。顧問辞めたら、あんた達路頭に迷うわよ。あんただけならいいけど、
他の人も路頭に迷うわよ」

「・・・・・・」

「ねえ、瑠璃子ちゃん」

「行きます、行かせて頂きます・・・」



「さて、幹部TaSには・・・・」







「響子先生、最近、アフロ同盟の怪我人が多いですね」

「そうね・・・よりによってあんなのに顧問なんて頼むから・・・」




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賛成です。全面的に