緒方理奈はアフロヘアーを手に入れ上機嫌だった。 これで目立てる。 これでヒロインになれる。 思わずスキップする理奈だった。 ふと、前を見ると、藤井冬弥がいた。 「冬弥くんっ。どう?似合う?」 「・・・いや、前の方がいいと思う。」 それ以降、理奈は二度とアフロに近づくことはなかった。 − 完 −