Lメモ/VSアフロ「バッドエンド NO.2」 〜さよなら、俺の理奈〜 投稿者:Sage
「・・・・・・・・」
「理奈さん・・・・最近、元気ないね。」
 椅子に腰掛ける理奈に、由綺は声をかけた。
「・・・・・・・・」
「ちょっと前は、あんなに元気だったのに・・・・。大丈夫?」
「私ももう終わりよ・・・・」
「そ、そんなことないよ。」
「終わりよ。こんな事に気付かないなんて・・・」
 理奈の瞳からあふれた涙がぽとり、ぽとりと床を濡らす。
「そんなことないよ。理奈ちゃん、十分魅力的だし・・・」
「私は『目立つ』という為だけに、女性としての魅力を捨てたのよ! 目先の事にとら
われてね!!」
「・・・・・」
 今度は返す言葉を失った由綺が押し黙る。
 重苦しい沈黙が二人にのしかかった。
「・・・・時間よ。行くわ。」
「うん・・・・。」
「結局・・・・広瀬ゆかりに、一瞬は勝ったけど・・・私はアイドルでもなんでも無く
なってしまった・・・・。ふふっ・・・『試合に勝って、勝負に負けた』って、こうい
うことを言うのね・・・・」
 自嘲気味に理奈がつぶやく。
「・・・・・・・・・(びしっ!!)」
 鏡が割れる音。
 由綺の体がびくっと反応する。
 理奈の拳が鏡にたたきつけられていた。
「理奈さん・・・・・」
 由綺にはもうかける言葉が無かった。
 ゆっくりと拳を引く理奈。
 つつっと血が流れる。
「行くわ・・・・アフロマスターに従う物のつとめを果たしに・・・・それが脇役でし
かなくてもね。それは私が選んでしまった道だから。」
 ひびの入った鏡には理奈の姿がバラバラになって写っていた。
 アフロになってしまった理奈の姿が。


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てぇことで、理奈がアフロになった後の話です。
こーいうのを「シリアスアフロ」って言うんですかね(笑)
さて、私の4票ですが、キャンセルして、すべてTaSさんに委任します。
アフロ化するならしてみやがれこんちくしょう。(笑)