テニス参加L〜それぞれの想い〜  投稿者:佐藤 昌斗
 ――試立Leaf学園、テニスコート。

「えぇ〜〜〜〜〜〜ッ!? ひなたさんも駄目なのぉ〜〜〜〜〜っ!!」
 緑色の髪を腰まで伸ばした、いかにも元気一杯と言った感じの少女は、
不満を隠そうともせず可愛らしい顔に浮かべて、目の前のテニスルックの
少年―風見ひなたに言った。
「済みませんね。僕はもう、どこぞの貧乳まな板女とペア登録してしまっ
たんですよ、ティーナ」
 と、済まなそうに、目のところで揃えた黒髪をバンダナで上げ直しなが
ら、ひなたは少女―ティーナに応える。
 いつもは、他人に対して挑むような眼差しだが、”限られたもの”に向
けるとき、ひなたの眼差しは、本来の”もの”となる。
 そして、”限られたもの”である、ティーナに向けるひなたの瞳は優し
いもので、その瞳には慈しみが宿るのが感じられるのだった。
「誰が、”貧乳まな板女”ですか!?」
 ひなたに向けて抗議の声を上げたのは、長い黒髪を邪魔になら無いよう
に括った、スコート姿の少女―赤十字美加香である。
「おや、聞こえたんですか? 美加香―おっと、まな板娘でしたね」
 美加香の抗議の声にも何処吹く風で、ひなたはさらりと美加香の言葉を
流す。
「もうッ。これでも無いわけじゃないんですからね」
「ほう…。僕には限りない垂直ラインしか見えませんが?」
 ひなたと美加香。二人はいわゆる、コンビを組んで長い。このようなや
り取りもすでに日課と化しており、ひなたの言葉を合図に開始されたのだ
った。
「う〜ん…ひなたさんがダメとなると、旦那様は今日、用事で出かけてる
し…。OLHお兄ちゃんは、勇希先生と出ちゃうし…。笛音ちゃんも誰か
探すって言ってたし…」
 ひなたと美加香のやり取りをよそに、ティーナは暗躍生徒会主催のテニ
ス大会に参加するためのパートナー候補を考えていた。
 何故ティーナが、テニスに参加するためにパートナーを探してるかと言
うと、それは彼女の旦那様2号こと、OLHによる提案が発端となる。
 始めはティーナ、そしてOLHのもう一人の幼な妻こと笛音は、テニス
に参加しないことに決めた。
 しかし、OLHは始めに組むと言っていた、姫川琴音と組めずに、彼の
幼なじみでこの学年の教師である、斎藤勇希と組むことになった。
 どうなることか、とこっそり後をつけていた二人は、その現場を目撃し、
心配になった…と言う分けである。


(詳しい経緯(いきさつ)は、OLHさんのテニス参加Lをご覧下さい・笑)


「う〜ん…後は…う〜ん…」
「ティーナ、もしかしてあなた…テニス大会に参加するの?」
 一人悩むティーナに、ようやくひなたとのやり取りを終えた美加香が尋
ねる。どうやら、ひなたは先にテニスコートへと向かったらしい。
「うん! OLHお兄ちゃんだけじゃ頼りないから、ボクと笛音ちゃんも
出ることにしたんだよ!」
 相変わらず、元気一杯でさらりと酷いことを言う娘(こ)ね…。と、内
心思いつつも、美加香はティーナに、
「誰か、他に心当たりはないの?」
 と尋ねる。その問いに、少し考えた素振りを見せてから、
「…うん。今、それを考えてたところ…あッ!? 一人いた!!」
 と、何かを思い出したように言い、ティーナは急に走り出した。
「あっ、ティーナ! …行っちゃった。まったく、忙しない娘なんだから」
 遠くなって行く、ティーナの後姿を見送りながら、何処か嬉しそうに言
う美加香だった…が。
「はっ?! ティーナが参加するってことは、ひなたさんと当たる可能性
がある??!! と、止めないと!!」
 考えるに恐ろしいことに気がついた美加香は、慌ててティーナの後を追
いかけたのだった。
 美加香が追いかけて行った、その少し後、先にコートで待っていたひな
たは、いい加減痺れを切らして美加香を呼びに来た…のだが。
「いい加減に、練習を始めますよ…って、何処に行ったんだ? 美加香は」
 そこには誰もおらず、ただ初夏を思わせる風が吹いているだけであった。
 …どうやら、彼はまだ気がついていないらしい。





 ――試立Leaf学園、エディフェル棟。


(テニス大会か…)
 主に学年毎の連絡事項を掲示する掲示板に張り出された、暗躍生徒会が
主催の鶴来屋提供テニス大会の告知を眺めつつ、袖捲くりしたGジャンに
色落ちした水色のGパンと言った格好の少年―佐藤昌斗は、一人考えてい
た。
 ―すなわち、この大会に参加するか否か、を。
(テニスなんて、したことないからなぁ…) 
 昌斗が参加に踏み出せない理由の大半が、テニス経験がない、と言うこ
とであった。
 佐藤昌斗、と言う少年にはこう言う、打算的―消極的なところがある。
それは、本人も気がついていない、漠然とした”恐怖”のためであった。
 彼は幼児期、自分はいらない存在だ、と言う思いを強く抱いていた。そ
して、そのことが彼を人から笑われることや、失敗することを=(イコー
ル)人からいらない人間だと思われる、と言う”恐怖”に怯える原因とし
てしまっていた。
 だからこそ、彼は自分に不利だと思うこと、失敗するようなことを無意
識に避けるようになっていたのである。
 …しかし同時に、変わりたい、自分を変えたい、と言う思いもあるため
このように迷っている、と言う分けだった。
 ちなみに、彼はこのことを理解してない。何故なら、彼は”自分”と言
うものを理解できるほど賢くはないからだ。
<主(あるじ)は、参加されないのですか?>
 昌斗が一人悩んでいると、彼の頭の中に女性の”声”が聞こえて来た。
「えっ? いや…出たくないことはないんだけど…さ」
 そう呟くように言い、昌斗は視線を落とし、自分が手に持つ――日本刀
を知る者であれば、やや長めだと思うであろう――質素な鞘に収まり、柄
頭に蒼色の石のようなものが埋めこまれた日本刀―運命(さだめ)を見た。
 そして、辺りに人がいないか確認する。…どうやら、昌斗の他は今は誰
もいないらしい。
 この日本刀には、運命と言う女性人格が宿っていた。しかも、彼女が言
うには、どうやら彼女の”声”は持ち主である、昌斗にしか訊こえないら
しい。
 しかし、それだけなら別に問題は無いが、昌斗の場合は声に出さねばな
らない。そのため、昌斗は傍から見れば独り言を言っているようにしか見
えず、さながら”危ない人”のように見えるのだった。
 そう言った理由で昌斗は、先ほどのように運命と話すときは、人がいな
いかどうか確認している、と言うわけだった。
<あら? 結構参加されている方がいらっしゃるので、主も参加されるも
のとばかり思っておりましたが…>
 運命の言葉に昌斗は少し困ったような、情けない顔で、
「うん。参加しようかと思ってはいるんだけど、さ…。俺はテニスやった
ことないんだよ。だから…」
<だから、迷っている…と>
 少し躊躇するように言おうとした言葉を、運命が引き継ぐように言う。
昌斗は苦笑いしつつ、
「そっ。そう言うわけ」
 と、運命に応えた。
<ふぅ…。いいですか主。何事も始めぬ内から諦めて見ても、意味はあり
ませんよ? 何故、やろうとせずに諦めてしまうのですか? 主はそれで
満足なのですか??>
 運命は溜息を吐くと、ややきつい口調で昌斗に言った。
 もし、今の運命の言葉を訊いたものが他にいれば、まさに母親のようだ、
と思ったであろう。実際、言われた昌斗も同じ感想であった。
「…そうだよな。やらない内から決めつけても、なんにもならいよな。よ
し、俺も大会に参加する!」
<はい。そういたしましょう、主> 
 昌斗の言葉に内心、本当に手のかかる持ち主だ、と思いつつも運命は優
しげな口調で応えたのだった。
「ありがとな…運命」
<えっ?>
 呟くように礼の言葉を運命に言うと、恥ずかしさを誤魔化すために、
「さて…パートナーを探さないとな」
 と口に出し、昌斗は心当たりのある人物を思い浮かべ、その人物に会う
ために歩き出した。






 ――試立Leaf学園、アズエル棟。


「よっし、そろそろ行くかッ!」
 教室に掛けられた時計で時間を確認すると、大き目の襟に様々な金属パ
ーツの装飾が施された制服に、まるで獅子を思わせるかのような髪形にゴ
ーグルと言った格好の少年―ジン・ジャザムは、そう言い荷物を肩に担ぐ
ように引っ掛けて、教室の出入り口へと向かった。
(さて…今日は、どんな特訓が待っていやがるんだ?)
 ジンはここ最近、教師であり、幼なじみでもある柏木千鶴によって行わ
れている、テニス大会参加に向けての”特訓”を思いだし、思わずにやり
と笑った。
 大会までに時間がない、と言うこともあったが、ジンはどちらかと言う
と、長期間で確実に覚えるよりも、短期間にいわゆる”特訓”をして覚え
る方が好みだった。何故なら彼は、障害があるほど燃えるタイプであった
からだ。
 だからこそ、今のようなテニスの素人である自分が、短期間で素人を脱
しなくてはならい境遇は、”望むところ”であった。
 廊下を大股で歩き、ジンは特訓の場所である裏山へと向かっていた。ふ
と、開いている窓の外から聞こえる歓声に視線を送る。
 すると、そこではテニス大会の参加者であろう生徒たちが、テニスの練
習を行っているのが見えた。
「おおッ、どいつもこいつも練習してやがる…。ふっ…俺は、てめー等の
数倍の練習を積んでやるぜ。本番を見ているが良い。勝つのは…」
「「俺だ!」」
「?! 誰だッ!?」
 自分に合わせるように聞こえて来た声に、慌ててジンは距離を取るため
に跳躍しつつ、間合いを取る。ジンが身構えて振り返るとそこには…。
「ちゃ〜お☆」
 笑顔で手を振る、ティーナの姿があった。
「…なんだ。お前か…。どうした? なんか用か?」
 ジンは相手がティーナだと解ると構えを解きながら溜息を吐き、自分に
用事かと尋ねた。
「うん! ジンさんは、テニス大会あるの知ってるよね? ボクと一緒に
出よッ!」
「悪ぃ、パス」
 元気良く言うティーナに、ジンはあっさりと返事を返し、落とした荷物
を拾うと踵を返して歩き出す。
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜ッ?! なんでなんでなんで〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」
 ティーナは慌ててジンの前に回りこむと、不満と疑問の入り混じった表
情で尋ねた。
「あん? 何でかって? そりゃー既に千鶴さんと出場が決まってるから
な。用事はそれだけか? 悪ぃけど急いでるんでな、もう行くぜ」
 ジンはそれだけ言うと、もう振り返ることなく歩いて行った。そして、
その場にティーナだけが残された。
「もうッ! ジンさんもダメじゃ他に…あッ!? そうだッ!」
 暫らくその場で膨れっ面をしていたティーナだが、何かを思いついた表
情になると、元気良く駆け出したのだった。






 ――試立Leaf学園、格闘部道場。


(葵ちゃん、この時間ならまだ格闘部道場にいるって、訊いたけど…)
 昌斗はテニス大会のパートナーを松原葵に頼むべく、格闘部の道場へと
向かっていた。途中、出会った格闘部部員の話しでは、どうやら葵は一人
道場で練習をしているらしい。
「さて、葵ちゃんはいるかな…?」
 格闘部道場の入り口から、中を伺おうと昌斗が除きこもうとしたその時、
「…ですよ」
 道場から話し声が聞こえて来た。
(あれ? 男の声?? 誰がいるんだろう? 今は葵ちゃんしかいないっ
て訊いてたけど…)
 昌斗がそう思いながら中を除いて見ると、そこでは、胴着姿にショート
カットの小柄な少女―葵と、黒い帽子に眼鏡の少年―T−star−re
verseが何やら話しをしていた。どうやら、先ほどの声の主はティー
のようだ。
「でも…」
「何事も、やって見る事です。そうじゃありませんか?」
(何を話してるんだ?)
 場の雰囲気に、昌斗は何故か隠れるようにして二人の会話を聞いていた。
「…そうですね。わかりました! 私で良ければパートナーを勤めさせて
もらいます、ティー先輩!」
(…もしかして、テニス大会のこと…か?)
「ええ、よろしくお願いします。では、早速エントリーに行きましょうか」
「はい! そうですね」
(あっ?! こっちに来る!?)
 出入り口に向かう二人の気配に、昌斗は慌てて近くの茂みに飛びこむよ
うにして隠れた。
(何してるんだ? 俺。隠れる理由なんて無い筈だぞ??)
 昌斗は自分の行動に疑問を感じながら、息を殺して楽しそうに話しなが
ら歩いて行く二人の背中を見送った。やがて、二人は校舎の方へと消えて
行った。
<主…?>
 心なしか、心配げな運命の声にも気が付かずに、昌斗は二人の消えた方
向を見つめていた。ただ、呆然とした表情で…。
<主…>
「…ああっ。何でも無いよ…何でも…」
 二度目の運命の呼びかけに、漸く気が付いたらしく、昌斗は取り合えず、
と言った感じで返事を返す。そして、ゆっくりと格闘部道場を離れて行っ
た。
 校舎の方へ向かう途中、昌斗はティーと話す葵の楽しげな姿を思い出し
ていた。自分でも何故こんなに気になるのか解らぬままに。
(葵ちゃん…楽しそうだったよな。ティーも…)
 俯き気味な顔を上げて、何気なく空を見上げる。空は眩しいくらい晴々
とし、白い雲が緩やかに流れていた。
<主…テニス大会…出場は止めておきますか?>
 控えめな口調で、運命は昌斗に尋ねた。今昌斗がどんな表情をしている
のか、この位置では運命には伺えない。
(テニス大会…か)
 止めるのも良いかもな…と言う考えが昌斗の脳裏に浮かぶ。数秒後、
「ああっ。それが良いかも…」
「やっと見つけたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
 昌斗が口を開いたその時、昌斗の後ろからそんな元気な声が聞こえて来
た。
「ティ、ティーナちゃん?!」
 突然の声に驚いて昌斗が、目を向けるとそこには、いかにも元気一杯と
言った感じのティーナの姿があった。
「もう、こんなところにいたの? ボク、探しちゃったよ!」
「探したって…俺を?」
 分けが解らず、間の抜けたような表情で昌斗はティーナに尋ねる。する
と、
「そうだよ!」
 ティーナは笑顔で昌斗に応えた。今の昌斗には何故だかその笑顔が眩し
く感じられた。
「用事って…なんなの?」
「ボクとテニス大会に出るよ!」
「…へっ?」
「ほら、エントリー申し込みに行くよ!」
 そう言って、ティーナは昌斗の腕を引っ張って歩き出す。
「ちょっ、ちょっと待って! 俺、テニスは…」
「え〜〜〜〜〜〜ッ?! まさか、もうエントリーしちゃったの??」
 昌斗の言葉に、膨れっ面でティーナは尋ねる。昌斗は困ったような、情
けない顔で、
「そうじゃないけど…俺、テニス大会に出るの止めようとしてたんだ」
 と、ティーナに言った。
「なんで?? なんでテニスに出ないの??」
 昌斗の言葉に、ティーナはきょとんとした顔で、尋ねる。
「…うん。それは…」
 この時のことを後から考えると、自分は何故、自分よりも小さなはずの
女の子にこんなことを話したのだろうか? と、昌斗は思ったが…答えは
解るはずもなかった。
「…と、言う訳…」
「ふぅ〜ん…。なんで、訊いてみないの? 二人が組んだ理由とか訊いた
分けじゃないんでしょ??」
 経緯を話し終えた後、ティーナの第一声はそれであった。
「それは…そうだけど…」
 昌斗はティーナの言葉に、言いよどむ様にして応える。
「あのね、ボク思うんだけどさ。勝手に自分で想いこむのは、相手に対し
て失礼じゃないのかな?」
「えっ…?」
 このティーナの言葉は、今の昌斗にとっては、正に目から鱗が落ちるよ
うな感じを受ける言葉であった。
「だってそうでしょ? 自分の勝手な想いこみで相手を見てるんだから」
 ティーナの言葉に昌斗は、はっとなった。そして、確かにその通りだと
思った。
「…うん。確かにその通りだ。訊きもしないで勝手に考えてたってしょう
がないよな」
「うんうん。その通り!」
(ティーナちゃんに、まさか教えてもらうなんてな…)
 昌斗は先ほどまでとは違い、晴れやかな表情でティーナを見た。そして、
「俺、これから訊きに行って来るよ。ありがとう、ティーナちゃん!」
 と言うと、校舎の方へと駆け出そうとした…が。
「待ったぁ! テニス大会に参加しない理由はもう解決したんでしょ?」
 昌斗が行こうとするのを、ティーナが止める。
「えっ…? ああっ、うん」
「だったら、受付に行くのが先でいいでしょ? 訊くのは後でもできるよ!」
(そうだな…ティーナちゃんには世話になったし…)
 昌斗は少し考えてから、
「よし、じゃあ受付に行こう!」
「よ〜しッ! レッツゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
 笑顔でティーナに応えた。そして、二人はテニス大会に参加するべく登録所
へと向かったのだった。




                  テニス参加L〜それぞれの想い〜了

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>捕捉その1


ティーナ:「はぁ〜〜〜〜いッ! ボクたち出場しまァ〜すッ!」
 香奈子:「はいはい。え〜っと…ここに名前書いてね」


 参加登録申し込み

 マジカルティーナ・佐藤ポチ
 

  昌斗:「な、何でこっちなんだワン…(ワカメ涙)」 
ティーナ:「だって、あのままだとボク、ネットより低いんだもん(笑)」



>捕捉その2


 葵:「ええっ?! テニス大会の賞品って、鶴来屋のペア宿泊券なんです
    か!!??」
昌斗:「…あれ? 知らなかったの(汗)??」

 どうやら、ティーと葵の二人は賞品を知らずに参加したらしい。そして、
参加した理由もどうやら他意は無いらしい(少なくとも葵の方は)。

昌斗:「ほっ(安堵)」



>捕捉その3


美加香:「ああっ?! 間に合わなかったぁ!!??」
ひなた:「どうかしたんですか、美加香?」
美加香:「…ひなたさん。私達、ティーナと対戦するかもしれないんですよ
     ??」
ひなた:「…あっ(汗)」
 

 どうやら、最後までひなたは気が付かなかったらしい。
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>あとがき<

何故か青春路線ですが…どうやら間に合った様です(笑)。
YOSSYさん、今更SS使いとオリキャラとのコンビで済みません(汗)。
もっと、早く書ければ良かったんですが…(汗汗)。

OLHさん。こんな形になってしましました〜(汗笑)。どうも済みません
です〜(深々)。

ひなたさん。済みません、ティーナちゃんお借りしました〜。「こんなのテ
ィーナじゃない!」とお思いでしょうが、お許し下さいませ〜(深々)。

なんか、謝ってばかりですが(汗)、最後にYOSSYさん。
応援させていただきます! ご自分のペースで頑張ってくださいませm(_)m!!
では、これで〜☆