試立Leaf学園の日常−熱きプールの戦い・2− 投稿者:佐藤 昌斗
 前回のあらすじ。

 柏木千鶴先生のおかげで、学園の二年生は、湯で揚がるほどの夏の暑さを満喫しましたと
さ☆・・・以上。
 
 てなワケで、何だかなあ?・・・な第2回スタートです☆
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 試立Leaf学園の日常−熱きプールの戦い・2−


 キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・。

 「「「「やった〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」」」」
 授業終了のチャイムが鳴り、やっとの事で授業が終了−といっても何処もそれどころでは
なかったが−して、プールの使う順番の来た二年生の生徒全員(教師もだが一部の生徒は除
く)は、思わず一斉に歓声を上げた。
 「皆、次はプールに、水着に着替えて集合だからな」
 と、教師が告げると、二年生は早速準備を整え、喜び勇んで学園のプールへと向かうのだ
った。
 

 さて一方、プールの授業を終えた一年生はというと・・・。

 「お師様・・・。もう、動けません・・・」
 「そうか?それより・・・腹減った・・・。智波(ともなみ)・・・なんか食い物くれ」
 「ち・な・みですよ!!いい加減に憶えて下さい・・・。食い物ですか・・・何かあっ
たかな??」
 と、Runeと雪・智波の師弟がプールサイドに座り込んで話しているのを始め、
 「ひなたさん・・・身体中が痛いんですけど・・・」
 「我慢しなさい、美加香。たかだか、鬼畜ストライクの数十回で疲れるなんて・・・」
 「誰でも疲れます!!」
 木陰に倒れ込んでいる赤十字美加香を、木にもたれながら優しく見ている風見ひなた達コ
ンビ、
 「葵ちゃん、EDGEちゃん、面白かったね!」
 「ひづきさん元気ですね。でも・・・確かに面白かったですね!」
 「本当、ちょっと疲れたけどね☆」
 元気一杯という感じの隆雨(たかさめ)ひづき、何気なく空を見ている松原葵、木陰で横
になっているEDGE達、格闘三人娘、
 「は、初音ちゃん・・・もう駄目かも・・・」
 「ゆきちゃん、しっかりして!」
 「初音ちゃん、兄ちゃんはほっといて平〜気よ、平〜気☆」
 「どこがだぁ〜〜〜〜〜っ!?・・・あたたたたたた・・・」
 何故かボロボロで倒れているゆきと、それを心配そうに見ている柏木初音、倒れ込んでい
るゆきにちょっと厳しく言うM・K、
 「すぅ〜・・・」
 と、木陰でお昼寝している姫川琴音、
 「フンフンフ〜ン・・・」
 「まさたにゃん☆アフロって面白いにゃ〜☆」
 「アフロの手入れも、大変なんですね」
 「HAHAHAHAHAHA!どうデスカ?アナタ達もアフロにしまセンカ?」
 「ゆかたも僕も遠慮します」 
 濡れたアフロヘアーを楽しそうに手入れしているアメリカナイズなTasと、それを興味深そ
うに見ている着物ゆかた、そして、そんなゆかたを微笑ましく見守りながら、Tasの申し出を
0.1秒で断るまさた達三人、
 「アイラナ・・・」
 「レッドさん・・・」
 「あの〜っ・・・」
 二人の世界を創っちゃってるレッドテイルとアイラナステア。そして、独り取り残され控
えめに二人に話しかけるYin。
 「・・・・・」
 「・・・しっかりしろ、光・・・」
 「・・・紫音。誰のせいでこうなったと思うんです?」
 と、ゆきと同じく何故かボロボロの身体で、恨みがましい視線を、自分の周りを飛ぶ精神
体の紫音に送る、結城光達コンビ、
 「うわ〜っ・・・空がきれいですぅ〜・・・」
 「うん。そうだね、マルチ」
 澄んだ青空を見上げ、思わず見つめているマルチと、何故か三年生なのにマルチの隣で頷
いてるセリス(流石はマルチ至上主義である・・・)。あ、ちなみにもう一人のマルチ大好
きさんは、どうやら教室の脱出に失敗したようである・・・合掌。
 (天神昴希(あながみたかき)「なんだと??!!」)
 
 等々、・・・皆、結局はこの場所の方が涼しいために、全く動こうとする気配すら無いの
だった・・・。

 
 「・・・で、何で俺たちもここに来ているんでしょう?」
 「まあ、気にしない気にしない。それとも・・・あのくそ暑い校舎に戻るかね?」
 と、新任の数学教師である藤井冬弥の質問に、国語教師の長瀬源一郎はそう応える。冬弥
はあの暑さを思い出すと、首を慌てて横に振った。
 「だろう?まあ、せいぜい、私らも楽しもうじゃないか」
 と、何処か皮肉めいた笑みを浮かべながら言う、源一郎に冬弥は曖昧に頷くのだった。


 「ふっふっふ・・・。おい、昌斗!それから、ティー!男ならば、やらねばならんことが
ある!!それが・・・何か解るか?」
 と、ここ男子更衣室では、すでに海パンに着替え終わったYOSSYFLAMEが、同じく海パンの
佐藤昌斗とT-star-reverseの二人に、腰に手を当てふんぞり返るようにして言った。ちなみ
に、いつもの如く手には、袋に入れた木刀−喧嘩刀を持っていたりする。
 「・・・どうでもいけど、YOSSY。・・・プールまで、木刀持っていくのか?」
 と、疲れたように訊く昌斗の言葉にYOSSYは、「当たり前だ」と応えを返す。
 「で、YOSSY君。その”やらねばならんこと”と、いうのは何なんでしょうか??」
 と、ティーが興味深そうに言うと、続きを言おうとしていたのを思いだしたのか、
 「おおっと!そうだった・・・。ふふふっ、それはだな・・・」
 「・・・覗きなら、止めた方が良いぞ・・・」
 「覗くのは、止めといた方が良いですよ」
 と、YOSSYが続けるよりも早く、突っ込む昌斗とティー。二人の言葉に一瞬固まるYOSSY
を見て、二人はほぼ同時に「やっぱり・・・」と呟いた。
 「・・・いっ、いいじゃねーか!!覗かないのは、男として失礼だぞ!?なあ、浩之?」
 「へっ??」
 二人の態度に旗色が悪いと思ったのか、YOSSYは近くにいた藤田浩之にいきなり同意を求
めた。いきなり話を振られて、浩之は思わず間抜けな声を出してしまう。
 「なっ!お前もそう思うだろ、浩之?!」
 浩之の態度にここは一気に押すべきだ、と判断したらしくYOSSYは畳み掛けるように浩之
に言う。
 「お、おう。そうじゃねーか?・・・多分」
 「ほ〜ら見ろ。お前らの方が、間違ってんだよ!!よし、浩之!こんな、女子に対して
失礼な奴らは、ほっといて・・・俺たちはいこうぜ!!」
 「おっ、おう!よく解らねーが、おもしろそうだから、付き合うぜ」
 YOSSYの態度に、何かを感じたのか浩之は、YOSSYとがっちりと肩なんか組みつつ応える。 
 「藤田、お前・・・YOSSYが何処にいこうとしてるのか、知っているのか??」
 「おい。貴様ら・・・何処へ行く?」
 浩之に昌斗が尋ねたのと同時に、騒ぎを聞きつけたのか、海パンに着替え終わった悠朔
(はるかはじめ)が、微かに怒気をはらむ声でそう言った。そして、朔が、YOSSY達に何か
言おうと口を開いたその時、
 「綾香を覗くなら俺たちも混ざるぞ!!」
 「なっ?!」
 と、いきなり何処からともなく、ハイドラントがいきなり現れたかと思うと、朔の肩を
抱きつつそう言った。
 「ハイドラント?!・・・とーとつに出てくんなあ・・・。まあ、いつものことか」
 と、言う浩之の台詞にこの場のほぼ全員が、同じ意見だったらしく頷いた。
 「もちろん・・・僕も行きますよ」
 と、こういう話には目が無い beakerもいつの間にか居たりする。


 「で・・・結局は、これで全員か??」
 あれから一騒動あった後、結局YOSSYを先頭に、浩之、ハイド、beaker、うやむやの内に
ついて行くことになったティー、そして、YOSSYに弱みがある昌斗、ハイドが行くなら放っ
てはおけない、と言うことでついて来た朔の7人は、女子更衣室を覗くために、行動を開
始した。
 「よ〜し・・・行くぜ!!」
 「「「お〜っ!!」」」
 「「「お〜っ・・・」」」
 かくして、女子更衣室覗いちゃおう作戦(命名:YOSSY)は開始されたのだった!!


 −次回「熱きプールの戦い・3」に続く!!

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