「導師導師! 一大事です!」 「いつもながら騒々しいな、葛田。何事だ?」 「徳川の埋蔵金を発見しました!」 「そうか、それは良かったな。糸○重里に教えてやったらさぞ悔しがるだろうて」 「ほら、これです!」 「……………葛田」 「はい?」 「これが徳川の埋蔵金か?」 「はい!」 「そうか…。俺の目にはぼろ切れが一枚あるようにしか見えないが、俺は目が悪くなった のだろうか?」 「いえ、私の目にもそう見えます」 「いやに貧弱な埋蔵金だな。こんなもの、二束三文にもならんだろう」 「いえ、そんなことはありませんよ」 「ほう?」 「だって……………」 「徳川のMy雑巾…………なんちて。ぷぷっ」 その日の晩、風見家。 「ひなたさん。そろそろコンバットビーカーの時間ですよ」 「おー、久しぶりだな。んじゃつけてくれ」 「はい」 ぴっ。(←リモコンを操作した音) 「臨時ニュースです。本日午後三時十九分頃、試立Leaf学園で謎の爆発が起こりました。 爆発範囲は約2平方センチメートル、爆発規模はマグニチュード9.5と予想されます」 「物騒な世の中ですねー」 「全くだ」