Lメモ 心の外伝2 投稿者:セリス
これはただの駄文です。
読んだ方、読んだことをきっと後悔するでしょう。
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私立LEAF学園。
ソフトメーカー・リーフ様に無断で作られたこの学校には、ひと癖もふた癖も
ある生徒が大勢いた。

LEAF学園・某所。
「ふっ・・・計画は順調だ」
そう言ってニヤリと笑う一人の男。
その笑みは、邪悪以外の何物でもない。
「明日にも結果は出るだろう・・・もちろん、私にとって有利な結果だが・・・」
男は顔を歪める。
どうやら笑ったようだが、あまりに邪悪すぎるため、とても笑みには見えなかった。
「ふふふ・・・今頃安堵しているSS使いどもに・・・再び恐怖を・・・」
そこで男は言葉を切った。
何者かが近づく気配を察知したのだ。
「ふっ・・・全ては明日・・・明らかになるだろう・・・」
呟きながら、どこへともなく去っていった・・・。


一分後、同じ場所。
「さあマルチ、今日もお掃除お掃除」
「は、はい・・・。でも、ゆきさんはどうなさったんですかぁ?」
マルチの手を引っ張りながら歩いて来たのは、セリスであった。
「ゆき? ・・・ああ、彼は今日も初音ちゃんのストーカーやってるよ。彼の事はもう
忘れよう」
マルチに顔を向けずに言う。
その顔には、何故か笑みが浮かんでいた。
それも、先ほどの男が浮かべていたような邪悪な笑みである。
「じゃあ、明日は一緒にお掃除できますね」
そんなことには露ほども気付かないマルチ。
「明日? いやあ、彼は今日付けで転校するはずだから・・・」
「えええーー? ゆきさん、転校されちゃうんですかぁ? 寂しいですぅ・・・」
「だいじょーぶ、ぼくが彼の分までマルチと一緒にいてあげるから。さ、行こ行こ」
「は、はいぃ・・・」
そこへ乱入する影があった。
「ふざけるなぁぁ!!」

ダンッ!!

飛び込んで来たのはゆきである。
「ちっ、生きてやがったか。やっぱ甘かったかな・・・」
舌打ちするセリス。
「貴様ぁ! コンクリづけにして固めた上、鶴来屋の前に『此奴は初音ちゃんのストーカー
です』なんていう張り紙までしやがって! 誤解した千鶴さんに殺されかけたんだぞ! 
たまたま初音ちゃんが来てくれたから助かったけど・・・」
顔を真っ赤にして怒鳴るゆき。
「まあそう怒るな。軽いジョークじゃないか」
はっはっは、と笑いながらゆきを叩くセリス。
「・・・お前、ジン先輩に毒されてきてるぞ」
セリスに対して敬語を使う事をやめたゆき。
「ぐっ! ・・・あいつと一緒にして欲しくないな」
痛恨の一撃!
そこへ余計な事を言う事に命をかけているRuneが現れた。
「あ、ゆきにセリス先輩」
二人はRuneを見た。
「そう言えば、聞きましたよ、セリス先輩。最近「アスカ様の下僕」になられたそうですね」
「ぐぐぅっ!!」
必殺の一撃!
「アスカ様の下僕? ・・・ふ、もうあなたには、マルチを愛する資格などないですね」
勝ちを確信したゆき。
(い、いかん! このままではマルチをとられてしまう!)
焦ったセリスは起死回生の論理を展開することにした。
「違う! それは違うぞ、Runeにゆき!」
うっすらと笑いながら立ち上がる。
開き直りの笑いである。
「ぼくは確かにアスカ様の下僕だ! だがここはリーフ様のHPだ! ここにはアスカ様は
おられない! 故に、ぼくはマルチ一筋なのだ!」
「そんなのは詭弁だ!」
国会討論でいちゃもんをつけることに喜びを見いだしている某野党のような口調で叫ぶゆき。
「ふ、確かに詭弁かもしれん。だがそれがどうだと言うのだ? 本来人間は、詭弁にまみれて
生きてきたではないか? 真実のみを追い求めているだけでは、誰も生きてはいけないのだよ」
難しそうな言葉を並べ、説得力を出そうとするセリス。
もちろん言っている言葉の意味など、本人にも分かっていない。
「う・・・、そ、それは・・・」
まんまと引っかかるゆき。
「そう言えば、昨日も初音ちゃんのストーカーやってたよね・・・」
Runeはいいタイミングで余計な事を言う。
「ふ、貴様は初音ちゃんとマルチという二股ではないか。これでは、貴様の言う詭弁すら
通用しないではないか」
立場が逆転し、一安心のセリス。
「う、そ、それは・・・」
追いつめられていくゆき。
「あ、あのぅ〜・・・」
完全に無視されているマルチ。
「別にそんなにこだわらなくても・・・」
やっぱり無視されているRune。
「・・・勝負、あったようだな」
どこからともなく声が聞こえてきた。
「・・・月島か」
いつの間にか、セリスの背後に月島が立っていた。
「ゆき君、ここは素直に引きたまえ。君の負けだ」
判決を言い渡す月島。
「そ、そんな! 僕はまだ負けては・・・」
「いや、君の負けなんだよ」
反論するゆきを遮る。
「何故です?! 何故負けなんですか?!」
拓也に文句を言うゆき。
「それは・・・」
「それは?」
セリス以外の全員が月島に注目する。
「このSSを書いているのがセリスだからだ!」
厳かに宣言する月島。
「・・・はぁ?」
これまたセリス以外全員の感想。
「一体何の事か・・・」
「君がマルチと一緒にいたいのなら、自分でSSを書いた方がいい。少なくとも、セリスの
Lメモシリーズでは、君は絶対に間違いなく確定的に例え銀河系全ての星が直列に並んだと
してもマルチと一緒にいることはあり得ないからね」
蕩々と語る月島。
「ディスプレイの前で見ている君! 君もマルチと一緒にいたいと思うなら、自分で書きたまえ!
セリスのLメモシリーズでは、マルチと一緒にいられるのはセリスだけなのだからね!」
さらに語る。
何かに憑かれたようである。
「さ、マルチ、掃除掃除」
「ああ、セリスさん、そんなに急がなくても〜」
「・・・そうか・・・やっぱり自分で書くか・・・セリスを酷い目にあわせてやれるし・・・」
「ア○スのシステム3.5の解析、まだ全然進んでないんだよな〜・・・」
四人は月島を置いてどこかへと去っていった。
「そう! 所詮大衆など愚鈍な豚にすぎん! それを統率しまとめる存在が必要なのだ!」
すでに何を言っているのかよく分からない。
そこへ現れたのは祐介・瑠璃子・沙織であった。
「お兄ちゃん・・・何言ってるの?」
深い色を宿した目で拓也を見る瑠璃子。
「瑠璃子さん、月島さんが暴走するのはいつものことでしょう。今日は珍しく悪企み仲間の
久々野さんがいないけど・・・。ほっときましょう」
そう言って瑠璃子の腕をとる祐介。
「ああ、祐君にはあたしがいるじゃない。ねっ」
強引に祐介の腕を引っ張る沙織。
そして・・・
「祐介・・・! 我が心のマドンナ・さおりんを・・・!」
柱の影、某巨人の星のように彼等を見ているのは、風見ひなた。
その目には、狂気の色が浮かんでいる。
いや、邪悪と言ってもいいだろう。
そう、先の男が浮かべていたような、邪悪な・・・。
「ああ、瑠璃子、すまない。これから帰るのかい?」
一転して猫なで声を出す月島。
どうでもいいが、キャラが多いと書き分けが大変である。
そういうわけで、しばらくは状況説明用語は無し。
セリフオンリーで行きます。
イメージとしては某エヴァの「モノリス群・サウンドオンリー」で。
「全然違う!」
「・・・? 今、柱の向こうから声がしたような気が・・・?」
「気のせいですよ。いつも暴走してるんだから、それくらいの幻聴、日常茶飯事でしょう?」
「・・・ふ、いい度胸だね、長瀬君」
「おかげさまでね」
「そう、これから帰るの」
「いきなり12行前のセリフに答えても、意味分かんないと思うけど」
「今あなたが説明したから分かるでしょう」
「あ、それもそーか」
「そうか、ちょうど僕も帰ろうと思っていたところなんだよ。一緒に帰ろう、”瑠璃子”!」
「”瑠璃子”に、やたらと力がこもってましたね」
「当然さ。僕は瑠璃子だけと一緒に帰りたいんだからね。君達もこれから一緒に帰るんだろう?」
「いや、ちが・「はい、そうです!」さんと・・・」
「そうか、なら早く帰りたまえ。さ、帰ろう、瑠璃子」
「・・・うん、いいよ」
「あ、瑠璃子さん!」
「祐君には、あたしがいるでしょ? さ、帰りましょ」
「・・・うん、いいよ(くそー、ツキシマめ。しょうがないから相棒の久々野を壊して憂さ晴らし
するか・・・。あ、今の僕の答えって瑠璃子さんの答えと同じじゃないか。わー、なんか嬉しいな)」
祐介の顔に、自然に笑みがこぼれた。
それを見て、沙織は・・・。
(ああ、祐君・・・。あたしと一緒に帰るのが、そんなに嬉しいのね。でも、今まで散々あたしの
アタックを無視してたわよね。・・・祐君の気が変わらない内にだめ押ししとかなきゃ。早く
どっかの喫茶店にでも行きましょう)
「さ、行きましょ、祐君!」
祐介の手を取り走り出した。
この時の祐介の心中。
(ああ、さおりん・・・。僕の為、瑠璃子さんに追いつこうとしてくれるんだね。そしてその
あり余る力で月島さんを倒そうと思ってくれるんだ・・・。ああ、ありがとう、さおりん。もし
瑠璃子さんがいなかったら、僕は君を好きになっていただろう・・・。君の思いに答えるべく、
今日は久々野を見逃してあげよう・・・)
優しい笑みを浮かべ、沙織を見た。
(祐君・・・。あたしの事を、こんなにも優しく見てくれるなんて・・・。遂にあたしの想いが
届いたのね・・・)
沙織も優しく微笑んだ。
嗚呼、素晴らしい勘違い。
だがその勘違いのおかげで、一人のSS使いの命が助かったのだ。
・・・いや、むしろ壊してくれた方がよかったかもしれないが。
まあとにかく、二人は(考えこそまるで違ったが)優しく微笑みながら去っていた。
柱の影からそれを見ていた風見は・・・
「・・・ふ、見せつけてくれる・・・。ふっふっふっはっはっはっは・・・はーっはっはっはっは
っはっはっは・・・!」 
そう言って髪の毛を掻き上げた。
その目からは血の涙が流れていた。
尚、彼の足下には一人の不幸な少女が踏みつけられていることは言うまでもないだろう。


その五分後。
一人の少女がそこを通りかかった。
純日本人形を連想させる美少女。
「柏木楓」である。
猫耳ではない、残念ながら。
まあ、彼女が通っただけなら大したことではないのだが・・・。
「カエデアイシテルカエデアイシテルカエデアイシテルカエデアイシテル・・・」
うつろな眼でそんなことを呟きながら楓のストーカーをしているのは西山英志。
その眼からは理性は感じられない。
何故彼は壊れてしまったのか?
「・・・あ・・・」
突然楓が立ち止まった。
「・・・楓ちゃん・・・」
彼女の前に立っていたのは、この学校で日本史を受け持っている教師・柏木耕一だった。
「・・・耕一・・・さん・・・」
彼女はポツリと、それだけを言った。
だか、二人にはそれだけで十分であった。
「楓ちゃん・・・」
「耕一さん・・・」
いつしか二人は強く抱き合っていた。
『ここは一応学校だぞ!』『ロリコン!』などという周囲の声は聞こえない。
二人の世界を作り出していた。
「耕一さん・・・いつかきっと、思い出してくれると信じてました・・・」
「ごめん、ずっとつらい想いさせて・・・」
見ようによっては感動的なシーンである。
だが、二人はこれを毎日繰り返しているのだ。
さて、ここで問題なのが西山。
楓ちゃんを愛することに命をかけている彼は、ある日、嫉妬に狂って二人の間に割り込んで
しまったのだ。
結果・・・エルクゥに意識をのまれた耕一に殺されかけたのだ。
いや、それだけならまだいい。
憧れの楓から「邪魔しないで下さい」という言葉を賜ったのだ。
強い怒りの視線と共に。
そのショックで彼は・・・扉を開いてしまったのだ。
今の彼にできること・・・それは、「カエデアイシテルカエデアイシテル・・・」と呟きながら
楓のストーカーをする事だけであった。


十分後。
「ふっふっふ・・・セリス・・・今日こそ狩ってやるぞ・・・」
相変わらずのデンジャラスな男、ジン。
「ふふふ・・・狩猟者同士の闘いこそ、俺の求めるモノだ・・・」
ジンに負けず劣らずデンジャラスな柳川。
「ふふっ・・・面白そうな話ですね・・・。俺も参加させてもらいますよ・・・」
一見笑顔、だがよく見ると眼が笑っていないUMA。
三人はやっぱり邪悪な笑みを浮かべていた。
・・・いやー、こいつら楽でいいわ。
最初っから壊れてるから、わざわざ壊す必要ないもの。
ジン:柳川先生・・・まずはどこから襲撃しますか?
柳川:ふふふ・・・当然柏木耕一・・・と言いたいが、今の俺では奴には勝てん・・・まずは
  柏木千鶴から狩っていこう・・・。
UMA:経験値を稼ぐ、と言うわけですね。
ジン:ふ・・・所詮雑魚。得られる経験値などたかがしれている・・・。
柳川:そうだ・・・。千鶴を倒して気力を上げ、強い武器を使えるようにするのだ・・・。
UMA:最初から使える武器を強化しては?
ジン:駄目だ・・・それでは最終的に役にたたん。
柳川:そうだ・・・最終シナリオまで使えるようにせねば。当然初代ガンダムなど無改造だ。
UMA:エヴァシリーズは?
ジン:ふっ・・・初号機のみフル改造。
柳川:違う! アスカ様の弐号機こそフル改造だ!
UMA:・・・アスカ様?
ジン:・・・。
柳川:う・・・。
話の本筋がずれまくっていることに、全く気付かない三人。
その後ろに、怒りと嫉妬(耕一と楓)に心を委ねた一人の狩猟者がいることなど、全く知らない。
数秒後に待っているであろう、地獄を知らない・・・。
それは、ある意味幸せと言えるかもしれない・・・。


十五分後。
「・・・血の臭いがする・・・」
たまたま通りかかり、意味深な事を言う岩下信。
「みずぴー、解析頼む」
側にいた眼鏡の少女・・・みずぴーに言う。
「はい、分かりました・・・あの、私はみずぴーではなく瑞穂・・・」
なんだかんだいいつつ解析に入るみずぴー。
眼鏡の上を0と1が走る。
「・・・でもさ。ホントに遅いCPUだね」
赤毛の女の子がそれを見て感想を漏らす。
「こら、ワルチ! そんなこと言っちゃだめだろ!」
「そうそう! 遅いなりに頑張ってるんだ! 失礼じゃないか!」
女の子・・・ワルチを叱る鈴木R静とアルル。
前にも書いたとおり、キャラが多いと書き分けが大変なので、セリフオンリーモードに移行。
雅史:まあまあ・・・。ワルチも悪気があったわけじゃないんだし。
みずぴー:・・・ソフトが優秀ですから・・・。
岩下:ああ、みずぴー、泣いちゃ駄目だ、泣いたら負けなんだ!
ワルチ:すみません、ご主人様・・・。
雅史:いいんだよ、この次からは気をつけてね。
鈴木:雅史はワルチを甘やかしすぎだよ。ね、アルル?
アルル:まったくだ。これではワルチの心が育たない。
ワルチ:心・・・?
岩下:みずぴー、頑張れ、みんなを見返してやれ!
みずぴー:はい、ありがとうございます。・・・あの、ところで、私はみずぴーでは・・・。
雅史:大丈夫だよ。ワルチの心、もうしっかり育ってる。
鈴木:そうか? しかし、やっぱりワルチを生み出した者としては・・・。なあアルル?
アルル:うむ・・・。
このあと彼等は結構重い話をしたのだが・・・。
すでに通り過ぎてしまったので、割愛する。


この後、foolがセバスチャンとバラリアン結成式を行ったり、dyeが芹香先輩の
ストーカーしてて綾香にぶっ飛ばされたりとかあったのだが、いい加減疲れたので、
翌日まで時間を飛ばす。


翌日、同じ場所。
そこに立つ男。
「ふっふっふ・・・分かっていたとはいえ、やはり計画通りに物事が進むというのは
気持ちがいいものだなぁ・・・」
またしても邪悪な笑みを浮かべる。
「久々野・・・」
疲れ切った声をかけるのは月島。
「ふふ、なんだね、月島君?」
「いい加減、そのもったいぶった言い方やめろ・・・。大体冒頭の部分で、みんなお前が
久々野だって分かってるんだから」
「そうか・・・。やはりこの、悪の総帥たる神々しさというか・・・」
再び自己陶酔に浸る久々野。
「勝手に言ってろ・・・。だいたい、今月末までインターネットできるように裏工作して、
それが成功したからってなぁ・・・」
「裏工作ではない。正当な交渉だ」
「はいはい、分かったよ・・・。で、今までのSS使い達の前フリに、何の意味があったんだ?」
「ふっ、それを私に聞くのか・・・」
尊大な眼で月島を見る久々野。
一方既に死にかけている月島。
「意味などない!」
キッパリ。
「・・・なに?」
信じられない、という月島。
「最初に書いてあっただろう? 読んだことを後悔すると」
あいかわらず無意味に偉そうな久々野。
「ようするに、これは私が今月末までネットできるといいですね〜という意味で書いた駄文なのだ。
ただそれだけを書くのはちょっとアレなんで、Lメモの名をかたったわけだ」
「・・・」
何も言えない月島。
「ふっふっふ、そして計画通り今月末までのネット権を得た・・・。これで当分はこのコーナーに
恐怖をまき散らして行ける・・・」
一方、一人満足そうに微笑む久々野。
やっぱり邪悪な笑みであった。


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読んでくれた方、怒らないで下さいね(^^;
最初に「後悔します」って書いてあったじゃないですか(^^;;;