神牙獅斬時空Lメモ第二話 「光と闇」 (↑チェックポイント一 かっこいいけどほとんど意味無いタイトル) 昼休み、俺は校庭を歩いていた。 「真・魔皇剣!!」 「プアヌークの邪剣よ!!」 「ん?」 突然聞こえてきた叫び声に振り向くと、誰かが戦っている。 「あれは……確か遥朔とハイランド?」 (↑チェックポイント二 名前間違い) 見ると、何人もの生徒が巻き添えになって吹っ飛ばされている。 「なんてことを……やめるんだ!」 「やかましい! 邪魔する気か!?」 「なら貴様から消してやる!」 「うわっ! くっ、仕方ない」 (↑チェックポイント三「攻撃されたから仕方なく戦うんです」) 俺は拳を構えた。 二人は一斉に攻撃してくる。 「プアヌークの邪剣よ!!」 「真・魔皇剣!!」 「奥義! 疾風九連斬!!!!!!!」 二人の攻撃と俺の奥義が正面から激突した。 爆風が吹きすさぶ。 「くっ……神牙とか言ったか? なかなかやるな」 「あなた達こそ……俺の奥義を受け止めるとは……」 (↑チェックポイント四 勝ってしまうと文句が来るから一応引き分け、でも 「二対一で引き分けなんだから一対一なら俺の方が強い」と密かに主張) こうなったら仕方ない。この手だけは使いたくなかったが……。 俺はポケットに手を入れた。 「ほーら、綾香さんの下着だー!」 「何ぃぃぃぃぃ!?」 「貰ったーーーー!!!」 俺が投げたもの(ただの石)を追って、二人は走り去っていった。 (↑チェックポイント五 キャラを自分に都合よく捻じ曲げる) 「ふう……」 「ちょっと、神牙!」 「え?」 いきなり呼ばれて振り返ると、そこには来栖川綾香が立っていた。 「今の、どういうこと?」 「ち、違いますよ! 今のはただの石で……」 「嘘! さてはあなた、最近出没する下着ドロね!」 「違いますよ!」 「問答無用!」 綾香は殴り掛かってきた。 俺は必死に逃げ回る。 「止めて下さい! 俺は女とは戦わないんです!」 (↑チェックポイント六「女とは戦いません、戦えば勝てるけど」) 「ちょこまかと……えいっ!」 綾香の渾身の突きが襲ってくる。 これを食らったら……死ぬ! 咄嗟に、俺の中で何かが弾けた。 (↑チェックポイント七「女とは戦いません、でも命の危機だから仕方ないよね」) 「奥義! 破邪煉獄撃!!!!!!!」 「きゃっ!」 綾香が吹き飛んだ。 (↑チェックポイント八「俺は綾香より強いです」) 「な、なに……今のは……」 「クックック……」 俺は歪んだ笑いを浮かべた。 「なかなか楽しませてくれるな……ククク」 「あ、あなた……何!? さっきまでと違う!」 「俺は魔牙虎斬。神牙獅斬が己の内に封じた『魔』だ……」 (↑チェックポイント九 暴走的な裏人格) 綾香は脅えて後ずさった。 「い、いや……来ないで!」 「…………!」 その時、彼女の姿に一つの光景が重なった。 『助けて……お兄ちゃん……』 『美雪……』 それは、もう失われた、俺の妹……。 (↑チェックポイント十 不幸な過去) 「……くはっ!」 「ま……魔牙!?」 「いえ……神牙です……」 俺は、なんとか自分自身を取り戻した。 「すいませんでした、綾香さん。大丈夫ですか?」 「え、ええ……こっちこそ御免ね。どうも勘違いしてたみたい」 綾香は立ち上がると、にっこりと笑った。 (↑チェックポイント十一 うやむやのうちにリーフキャラと仲良し) 「あなた、強いのね。格闘部に来ない?」 「格闘部ですか……面白そうですね。近いうちに見学に行きますよ」 「有難う、待ってるから」 そう言うと、綾香は歩き去っていった。 そろそろ昼休みも終わりだ。俺も教室に向かう。 「ちょっと、君」 「はい?」 下駄箱の所で、セリスが話し掛けてきた。 「なんですか、先輩」 「聞いたんだが、ハイランドと遥朔の喧嘩を止めたんだって?」 「ええ、まあ」 「やるじゃないか。どうだ、ジャッジに入らないかい?」 「ジャッジ?」 「正義の為に戦う悪と戦う組織さ。君のような人材を必要としている」 「悪と戦う、ですか……俺は戦いは好きではありませんが、正義の為なら」 「ありがとう!」 セリスは俺の手を握り締めた。 (↑チェックポイント十二 誘われたという形でジャッジ入り、ちなみに無許諾) 「じゃあ、放課後になったらジャッジの本部に来てくれ。じゃあな!」 それだけ言うと、彼は三年校舎の方に歩き去っていった。 「ジャッジか……面白そうだな」 そう呟き、俺も歩き出そうとした時。 どどどどど!!! 地鳴りのような音がした。 「なんだ?」 背後を振り返ると…… 「てめえええええ!!! 良くも嘘つきながったなぁぁぁぁぁ!!!!」 「食らえ! 真・魔皇剣!!!」 「うわーっ!!??」 こうして俺はまた三日間入院するはめになった。 (↑チェックポイント十三 なげやりなオチ) === こんにちは、二作めです! また駄文ですいません。 ハイランドさん、遥さん、ごめんなさい。 (↑チェックポイント十四 形だけ謝罪。謝るなら最初からするなやボケ。) とにかく、今後神牙はジャッジで頑張っていきます。先輩方、よろしく! 感想待ってます。 でも、悪口は止めて下さい〜。 (↑チェックポイント十五 悪口言われるよーな事をしてるという自覚皆無) つー訳で、神牙獅斬編第二弾(笑) 今回はハイドラントでした。 いやー、楽しいわ。コレ(笑) 何も考えずにアホな文章書き垂らすのがこんなに愉快だとは(笑) さあ、次はひなたんか?(笑)