前説。 ちょっと、書かないといい加減置いて行かれるぞ>僕。ってな理由で書こうかと 思いました。意外と早く書けてしまった。とりあえず、もしも僕をキャラとして、 使っていただけるんでしたら、参考にして貰おうと・・・。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・『塔』。 正式名称、『爪の塔』。 まだ、コンセプトと名前だけが決まっている時代・・・。 新しい物事が始まる場合、何事にも基礎は必要だ。 そう。 『爪の塔』創設に関しても。 : : 「久々野彰様、ハイドラント様、Rune様その他多くの「塔」関係者の方々御免な さい。勝手に塔創設に関する設定を自分の過去編にしてしまいまして、どうしよう 苦情いっぱい来そうだよ。いや、誰もこの辺を使おうとか思ってなさそうだし、今 なら僕を使ってもらうためにもちょうど良いかと思って・・・。というわけで」 『Lメモ〜健やか過去編〜勝手に作ってどうすんだ!?』 : : 「・・・良いのか? あんな少年を・・・」 「・・・ああ、かまわんよ。・・・あの少年は弱すぎる」 「・・・」 「あれでは、世界が必要とする時の『鍵』になることは出来ない」 「・・・そうか・・・」 「ああ」 「だが、利用価値がある、ということだな?」 「ああ。『鍵』を・・・」 「・・・」 「世界で『鍵』となる人物を、より増やすために・・・」 「・・・」 「一人では足りないのだよ、とてもな。『奴』の力は想像以上だ」 「・・・」 「その為に、この施設を造ったのだから」 : : : 僕は、此処で何をすればいいの? 「まず、一般的な教育を受けてもらう」 教育? 「そうだ。国文、数理、社会に歴史。一般教養といったものだ」 ・・・それで? 「・・・それから、塔が完成したときの為に、基本的に行う授業を試す」 ・・・? 「これは、新たな入学者が人間的に耐えれるかどうかを測定するためだ」 ああ・・・なるほど。 「さらに・・・」 ・・・教育は、続いた。 : : : 「そうだ。今後、この施設が完成すれば、各地のエリート達が此処に集う」 「・・・」 「その中で、きっと『鍵』となる人物が出てくるはずだ」 「・・・」 「彼らは、それぞれに『力』を持っている。それを解放出来る場所も必要だ」 「・・・」 「その場所が確定し、彼らが各々の世界を形成するとき・・・」 「・・・」 「弱い、弱い力で世界の一部を支える者として・・・」 「・・・」 「あの少年は、使いものになるだろう」 「・・・」 「・・・」 : : : 数年後・・・。 『爪の塔』という組織が完成し、活動を始めた時。 少年は、一応の完成を見た。 だが、それだけでは駄目だ。 強力な力に飲み込まれ、それに抗う、とまではゆかなくとも、 消えてしまわないだけの『強さ』が必要だ。 「・・・どうするんだ。あの少年を」 「・・・に入れる」 「・・・なに?」 「『美咲の楼閣』に入れる、といったんだ」 「・・・正気か?」 「ああ」 「・・・」 「そうすれば、きっとあいつは、変わる」 「・・・そうだな」 「ああ」 少年は自分の居場所を変えた。 それが、結果的によかったのかどうか、今は分からない。 ただ、ある不可思議な縁は、確実に繋がっている・・・。 「おい、『塔』の第一期生、もう会ったか?」 「いや?」 「・・凄いぞ、あいつらは。特に・・・」 : : : 『美咲の楼閣』・・・。 世界でも有数の執事育成学校。 此処で学んだ者の就職は、100%保証されているという、名門校だ。 : : : 僕は、此処で何をするの? 「必要な授業以外は、何も。やりたいことをしなさい」 やりたい、事・・・? 「そう。あなたは此処で、自分自身で学ぶのよ」 自分自身・・・? 「ええ、そうよ。自分で学び、何が出来るのか、何が得意なのか、何が苦手なのか」 ・・・。 「そういうことを、全て実感として学びなさい」 ・・・。 「そうすれば、君はきっと・・・」 : : : 此処での生活は少年を変えた。 ただ与えられるだけだった生活から、自分から得ていく生活に・・・。 そして、少年は・・・。 少年は、何事もなく、無事にこの学校を卒業することになる。 ・・・そして、試立Leaf学園に入学する・・・ < 終わり > ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 筆者あとがき すいません〜、勝手に塔設立部分を引用してしまいました〜。久々野様、Rune 様、ハイドラント様その他の塔関係者の方々の塔に関する構想の邪魔にならなければ いいのですがぁぁーーーー!! それに何よりも一番の懸念は、僕以前に塔創設に関するLメモを書いている方がい ない、という保証がない。・・・つまり、僕が普段Lメモを読んでないのがモロバレ なんですわ、ええ、ほんま(笑)。 あんまりいいLメモじゃないですけど、僕を使って下さる方は、ギャグにしろシリ アスにしろ、参考になるんじゃないかなー、と。僕の設定、いまいち曖昧なんで(笑) ちなみに、『美咲の楼閣』は、キ○スくんの母校です。これは、初めは思い付かな かったんですが、Rune氏からのメールで衝撃を受け、『貰ったぁぁ!!!』って な具合でして・・・。学ぶ環境としては、最良の場の気がする(笑)。 久々野さん、体験入学いかが?(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 〜おまけ小劇場〜 『外道メテオの役者達』 メス 「・・・」 カンシ「・・・」 ハサミ「・・・」 岩石 「・・・」 ナイフ「・・・」 砲丸 「・・・」 千鶴鍋「・・・」 美加香「・・・あれ?」 風見様「喰らえ、外道メテオォォーーーーッッ!!!」 メス 「オラ行けぇ!!」 カンシ「オラオラぁ!!」 ハサミ「旦那がお呼びだぁ!!」 岩石 「働けぇ!!」 ナイフ「突け突けぇ!!」 砲丸 「ヤッちめぇ!!」 千鶴鍋「うふふ、食べて食べて♪」 美加香「私もっ!?」 ひゅいいい〜〜〜〜ん・・・ どかか〜〜〜〜ん!! 今日も、彼らは大活躍だ。 < 終わり > ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 筆者あとがき 風見さん、御免なさい(笑)。