・・・駄文です♪ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― なんとなくLメモっぽいやつ−2 新たなる“D” 「・・・・・・」 Dセリオと校内巡回中のへーのきの前に、あまり見覚えのない2人組が立っていた。 いや、正確に言えば、片方は微かに記憶にある。先日転入してきたばかりの・・・ Yinとか言ったか。確か1年だったはずだ。 だが、もう一人は本当に分からない。 「・・・で、何、君が言いたいのは」 「はい」 こめかみを押さえながら言うへーのきに平然と言葉を返すYin。 「校庭でこの人が、『自分もDシリーズの一員だ』と言っていたので連れてきたと、そう 言う事なんだね?」 「はい、そうです」 笑顔すら浮かべて返すYinを見て、へーのきは本当に頭が痛くなってきたのを感じた。 ・・・じゃあ、なんだ。こんなのがこれから同僚として働くのか?ちょっと待て、いく ら何でもこれは何かの間違いだ。大体こいつはごつい男じゃないか。そんなメイドロボな んて・・・いやロボットなんだから別に男でも構わないんじゃ・・・ってそうじゃない! あまりの嫌さ加減にDマルチよろしく思考が暴走を始めたへーのきの横で、ここまで無 表情に沈黙を守っていたDセリオが、不意に口を開いた。 「・・・それでは、自己紹介をお願いできますか?あなたがDシリーズの一員かどうかは その後で判断させてもらいます」 淡々と言うDセリオ。 だがまだ付き合い(?)の短いYinには、その中に込められている殺気のようなものを 感じ取る事が出来なかった。 「ほら、自己紹介だって。せっかくの仲間の前なんだから元気良く!」 笑顔で言うYinに、親指を立てて暑っ苦しい笑みを返すと、『自称Dシリーズ』の男 は口を開いた。 「俺の名前は『ヘ■ィ・D!』 ボクサーだ! 言っておくが『ヘビ○・D』じゃねーから な! 『!』だ、『!』を忘れるなよ! 去年のK●Fには出場できなかったなんて言われ てるみたいだがそいつは間違いだ。事情があってテレビには映らなかっただ・・・」 「ロッカークラァッシュ!!」 ごきゃらどぼがすっ!! 「Noooooooo!!???」 「何で俺までええぇぇぇぇぇっ!!!???」 へーのきの、まさに『一撃必殺』な攻撃をくらい、二人の愚か者は瓦礫の中に埋もれて いった。 ガラガラガラ・・・ 「・・・っぷぅ、酷い目にあった・・・」 瓦礫の中から身を起こし、Yinは呟いた。 「とんだとばっちりだよ、まったく」 自分の横で、自慢の拳だけを残して埋まったままの『◇ビィ・D!』を横目で見る。 「うふふ・・・」 ぞくりっ いや〜〜な気配と笑い声。 「うふふふふ・・・・」 (アイラナ・・・助けて・・・) 自分の『白天使』に助けを求める。が、返って来たのは呆れたような感情だけ。 絶望が、Yinの心を支配する。 恐る恐る声のする方向−後ろを振り向くと、そこには―― 「――ファイナル」 「いっいっいっ・・・」 「――ガーディアン!!」 「いやあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 『本日の被害報告』 死者−なし 重傷者−13人 軽傷者−242人 建物などの被害−高等部北校舎半壊 追記−『Dシリーズ』を名乗る人物のその後に関しては、特秘事項として封印。 追記2−上記の人物の関係者1名は、退院後反省房に3日間投獄。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・祝・アメリカチーム復活、という事で、思い付きと勢いだけで書きました・・・ ああ、アイラナも呆れてどっか行っちゃったよ・・・ すいません、へーのきさん・・・ 教訓−やっぱ徹夜明けで38℃も熱がある時に文を書くもんじゃない。 追記−一つ前の奴で、感想書くといいましたが、こんな状態なんでパスさせて下さい。 俺、こんなんばっか・・・