Lメモ自伝 ACT1 第14話 「勇者さまに御指南を」 投稿者:YOSSYFLAME




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この話は『Lメモ自伝ACT1第11話「勇者さまの意外な素顔!?」』
の続編になっています。
11話を読まなくても何の支障もないですが、
11話の内容を知っていると、ちょっとだけ楽しさが増すと思います。

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「ちわ〜っす!」
日曜日とて仮眠館の朝は早い。
せっせと玄関先の掃除をしている幻八に声をかけたのは何故か剣道着姿のYOSSYFLAME。
「…………………」
が、幻八の反応は冷たい。
「幻八先輩、もしかしてまだ怒ってます?」
「当たり前だこの大馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
あ、キレた。
「なんで俺がティリア達に袋叩きにされなきゃいかんのだっ!」
「んなこといったって、見つかるようなアクションをとったアンタが悪い」
激昂する幻八をたしなめるYOSSY。
「いいじゃないですか、彼女らのあられもない姿を見られただけ」
「よくないっ!」
実際ティリア達の艶姿を見られなかったYOSSYは少しくやしげに言い放つ。
「っと、別にそんなお話をしに来たんじゃないんだった……
先輩、ティリアいます?」










Lメモ自伝 ACT1 第14話 「勇者さまに御指南を」










「おっはよう!  幻八!」
今起きたばかりなのか、元気に庭先に出てきた元三つ編み少女、ティリア・フレイ。
”元”っていうのは、起きたばかりでまだ三つ編みにしていないためである。
そのチェックのパジャマがいかにもらしいといえばらしい。
「おう、おはよう」
「お〜っす!」
幻八のほかに見慣れた男がいる事に気づくティリア。
「ああーーーーっ!  よっしー!  もう直ったの!?」
「まだ完治してはいないけどな、もうちょっと手加減してよあんたら」
「女の子のお風呂を覗こうとした報いにしてはまだ手ぬるい方よっ!」
そう言ってYOSSYを軽く睨むティリア。
「未遂にそこまでやることないだろって」
「いいの、覗こうとした事は事実なんだから。
私たちだって裸見られたくないし、あれだけやればもうそんな気もなくなるでしょ?」
甘いなティリア。
目の前にいるこの男が一回や二回の半殺し程度で怖じ気つくとでも思っているのか。
それよりもティリアのこのあっけらかんとした態度。
未遂ってのもあるだろうが、このあたりの寛容さ、おおらかさも彼女の魅力の一つに違いない。
「で、今日はどうしたの?」
「そだそだ、それなんだけど、剣道部に遊びにこない?」
「ケンドウ……何それ?」
「んー……あんたらが剣術って呼んでいるものと似たようなものかな?」
「ああ、剣のことねっ。ここにも剣の使い手がいるんだ……」
遠くを見るような目で懐かしむティリア。
ティリアのいた世界はそういう剣士達がたくさんいたとYOSSYも聞いている。
「でもま、あんたらのところの剣士よりは強くないかも知れないけど、話のタネに遊びにこない?」
「うん、行く行く!  連れてって!」
自分の同類がここにもたくさんいるということにティリアは興味を隠し切れないらしい。
「もちろん!  ってなわけで幻八先輩、ティリア借りてきますよ」
「じゃ行ってくるね、幻八!」
YOSSYの後について剣道部へと向かうティリア。
その無邪気な後ろ姿を見て、らしいと思いながらも少し心配する幻八。
「(後で様子見に行ってみるか……)」





――剣道部。

「ちゃーす!」
「おー、よっしー……って、誰だそのコ?」
「なかなか可愛い子じゃねーの?」
剣道部員がもの珍しそうにYOSSYと連れ立ったティリアに寄ってくる。
「ふふん、私こそ異世界の勇者、ティリア・フレイよっ!」
「ほー、勇者ねー、」
「どおりで可愛いと思った」
ない胸(死亡確定。実際はそんなこともないが)そらせて自慢するティリア。
簡単に部員達に溶け込んでいる。
勇者とみずからを呼ぶおちゃらけた女性をも簡単に受け入れられるおおらかな姿勢こそが、
何よりもこの学園の長所かもしれない。
「こんにちはー」
「どおもー」
「うーっす。崇乃に九条先輩。今日は死なんでくださいよー」
そんなこんなで部員もそろったところで、いつもどおりの練習が始まる。





「うん、こういうふうに構えたら、敵も隙がなくて撃ちづらいんじゃないかな?」
「そうですね……わかりました!」

「(へえ……結構的確なアドバイスしてるなあ……)」
竹刀の音と気合が飛び交う道場。
そんな中、何の気兼ねも無しにトコトコと歩き回って、
女子部員を中心に軽いアドバイスなどを行っているティリア。
どうやらこの手の指導は見た感じ随分慣れているようだ。
異世界というのが具体的にどういう世界であるのかは、YOSSYとて知るわけがない。
ただし、ティリアやサラ、エリアなどを見ていると、
そんなにここの世界の人間と違いがあるようには思えない。
戦乱の時代とはいえ、強くなる方法や生き残る方法などに、それほど違いがあるわけではないのだろう。
そして、ティリアが異世界の勇者というからには、指南を頼まれた事も何度となくあるはず。
初対面の人間に物を教える時には、どうしてもトゲを感じやすいが、彼女に関してはそれはないように思える。
「(これは意外な人材を発掘したかもな……)」
驚きながらも面の奥でほくそえむYOSSY。
しかし、彼はその時まだ知らなかった。
この一見有能な指導者に見えるティリアが、実はとんだ欠陥を抱えていた事を。





「さてと、それじゃ試合に移るわけだが……。ティリアさん、試合やってみませんか?」
部長の言葉にティリアも承諾。さっそく試合の準備をしようとするが、
「え?  防具はいらない?」
「うん、あっても邪魔なだけだから」
「でも、危険ですよ!」
「大丈夫。普段から私たちはこれでやってるんだから」
ティリアに防具をつけさせようとした女子部員がさすがにうろたえるが、
「いいんじゃないか?  本人がつけないというんだったら」
「!……おい、九条、お前……」
「それが流儀だって言うんだったらそれしかないでしょう?
別に竹刀でやりあう分には怪我はしないだろうし」
にこにこ笑いながら型破りな事をのうのうと抜かす九条和馬。
「そーそー、あんた気に入ったわ。私と勝負しない?」
「あーあー、ティリア、この人はやめとけ、重度の内臓疾患だから」
「勝手に人の病状を決めないでもらいたいな」
若干ぶーたれる九条を差し置き、
「じゃあ、部長、お相手お願いしますね」
「ちょっと待て、こーゆーのは普通下級生からいかないか?」
「そりゃまあそうなんですけど……」
正論をぶつけられ困るYOSSY。
しかし、八塚崇乃が部長に何事かを囁いた途端、立候補を決意。
かくして、ティリアVS部長の対決が繰り広げられる事になった。

「(なあ崇乃、さっき部長に何て言ったんだ?)」
「(たいしたことは言ってないさ、ただ、”彼女相手に温存策を取れるほど余裕があるのか?”とね)」
「(……なるほど)」





「そいじゃ一本勝負でいくぞ。両者前へ!」
審判のYOSSYの合図と共に、闘気を振りまき、前へ歩を進める2人。
ティリアは普通の”戦闘タイプの格好”をしている。
部長も彼女にあわせて防具未着用。
3本勝負はちょっと痛かろうということで、一本勝負になったというわけである。
「遠慮なく行くわよ!」
「望むところです!」
……………………………………
「始めっ!!」









ぐき。









「########################〜〜〜〜!!」
「よっし!  一本!」
「一本じゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
すぱーん!
剣道部常備のツッコミ用ハリセンで思いっきりティリアの後頭部を張り倒すYOSSY。
「いった〜い……なにすんのよっ」
「なにもカニもあるかいっ、どこ狙ってんだどこを!?」
「肘関節」
「そんなところ狙ってどうするつもりなんだアンタはぁ!」
「だって、相手を戦闘不能にすれば勝ちなんでしょ?」
きょとんとした顔で答えるティリア。
そうだった。
ルール知らないんだティリアは。
”勝負”と聞くと”相手を戦闘不能にすれば勝ち”という不文律が肌に染み付いているのだろう。
思い起こしてみれば、さっきのアドバイスの内容、
試合用のアドバイスではなく戦闘用のそれだったような気が。
そんなことを思いながらふと気がつくと、部長がいなくなっている。
まあ、肘関節外されたくらいで済んだんだから、御の字といえば御の字かもしれない。
「むぅ………」
ふと見ると、つまらなさそうにしょげているティリアの姿。
よくよく考えてみれば当然のこと、
自分が良かれとしたことにケチをつけられた日には、誰だって面白くないに決まっている。
「よっしー……」
「ああ、ちょっと失言だった……」
崇乃に声をかけられて、あらためて自分の過ちに気づくYOSSY。

「なあ、ティリア」
「……ん?」
彼女らしくもなく、やや元気なく振り返るティリア。
「今度は俺と闘ろうか。無論ルールはなしの実戦でさ?」
「え……?」
「俺が相手になる分には、ルールなんざ別に気にしないし、
あんただってこのまま帰るのは、つまらないだろ?」
「うん、そりゃまあ……でも、いいの?」
やや戸惑いの表情を見せるティリア。
彼女のそんな戸惑いを、自分なりに解釈したのか、YOSSYは笑いながら、
「それに俺も、あんたと闘ってみたかったしな。……俺の挑戦、受けてくれるか?」

決定的なこのセリフ。
挑戦という言葉を聞いて、気持ちが湧き立たないティリアであるはずがなかった。
「その挑戦、確かに受けたわ!!」





「ったく、ティリアも暇だよな、しっかし」
「まあまあ、ティリアさんも腕試しがしたかったんでしょうし……」
「はぁ……」
剣道場に足を運ぶ3人の人影。
先程ティリアと一緒にいた幻八と、あと2人。
鞭使いの妖艶な美女、サラ・フリートと、純真そうな顔立ちの美少女、魔術士、エリア・ノース。
「おいおい、幻八、エリア!」
「ん?」
「なんですか……あっ!」
目ざとく目の前の人影を捉えたサラが、面白そうに呟く。
「おーおー、本気でティリアと闘りあうヤツがいるぜ、オイ」
「わぁ、本当ですね」
サラの言う通り、彼女の目に映る二つの人影。
ティリア・フレイと、もう一人、YOSSYFLAMEの姿。





「――始め!!」

八塚崇乃の号令と同時に、距離をとり様子を伺うYOSSY。
「(……さすがだな。全っ然スキが見あたらねえ)」
眼前のティリアは、特に気負うでもなく悠然とした青眼の構え。
しかし、直に向かい合っているYOSSYだからわかる、その隙の無さと威圧感。
「(ま、でも、構えにスキがない奴は彼女じゃなくても結構いるしな。隙がないのなら――)」
その瞬間、YOSSYが動いた!
「(隙がないのなら、作るだけよ!  ――なっっ!?)」
超機動で翻弄し始めたYOSSYの眼前に、何故そこにいるティリアの姿!
「はぁぁっ!!」
瞬時に振り下ろされるティリアの刃。
倒れ込みながら模擬刀を木刀で受けるYOSSY。そのまま距離をとろうとするも――
「ぐっ!?」
逃げようとするYOSSYの足が、ティリアに踏みつけられている!
「いくわよっ!!」

「しゃぁぁぁぁっ!!」
「くっ!」
瞬間的に再び倒れ込み、そのままもう一つの足で踏みつけているティリアの足を蹴り払う!
さすがに不安定な軸足では、さすがのティリアもままならず、仕方なくYOSSYの足を解放する!
そのまま距離をとるYOSSY。
「なかなかやるじゃない!」
「……まあな。それにしても、可愛い顔して結構やるじゃん……」
無論、YOSSYのやる≠ニは、ティリアが足を踏みつけてきたことを指す。
しかし当のティリアは、なんら意に関した様子すらない。
「(なるほどね。勇者さまの称号は伊達じゃないってことか……)」
足を踏みつけての攻撃など、彼女たちにとってはなんてことのない日常のことなのであろう。
無論YOSSYとてそのくらいはやるし、他の人間とてやる奴はいる。
しかし、根本的に勝つ剣、いや、生き残るための剣。
そのあたりの認識が、根本的に違う。
完全に躱したつもりだったが、何時の間にか痛烈に撃たれた肩の衝撃が、それを証明している。
「(……なら、俺もそのつもりでやらなきゃな……)」
瞬間、またもYOSSYの姿が掻き消えた。





「あーあ、馬鹿の一つ覚えったら、まさにこのことだな。な、エリア?」
「彼も頑張ってるんだけど……あの程度のスピードじゃ……」
嘆息するサラとエリア。
事実この2人の言葉通り、YOSSYの超機動による幻惑殺法は、完全にティリアに見切られていた。
エリアがあの程度のスピード≠ニいうのも当然のこと。
自信満々に放ったYOSSYの超機動。
しかしながらそれも、盗賊・サラの前では互角以下。
先程あっという間に間合いをつめられたのも、ティリアの脚が速いのではなく、超機動を完璧に見切っていたから。
サラのスピードに慣れきっていることに加え、
天才剣士としての圧倒的な間合いの取り方と達人級の見切り≠身につけている彼女。
YOSSY程度の腕では、とても真正面から闘える相手ではない。

「(っせえなぁ……、……そんなこたわかってるよ……)」
自分のスピードが完全にティリアに見切られている。
それを今まで気づかぬほど、YOSSYFLAMEはボンクラではない。
「(でもま、俺のスピードはの使い道は……ただハエみたいに周りを回るだけじゃないんだ。
そんな顔しなくても、飽きさせないぜティリア。
見せてやるよ……自動車の速さとヒトの小回りの良さの融合した、その技を!!)」

「来る!」
ティリアが構えに気を入れる!
彼女に対しYOSSYが背を向けた瞬間、それは急襲した。
「喰らえ!  天地咆哮風鳴斬っ!!」
パァァァンッ!!
ティリア目掛けて弾丸のように疾るYOSSY!
本来のスピードに、小回りによって作られた回転速度が加算され、速度は従来とは比較にならず!
しかし――
「顔面がガラ空きよっ!!」
瞬時の間、ガラ空きの顔面目掛けて思い切り刀を振り下ろさんとすティリア!
「かかった!!」

「しまっ……!」
初めて見せるティリアの一瞬の狼狽。
刀が振り下ろされるその瞬間、彼女目掛け、脇に構えてた木刀を投げ放つ!
「(見切ってみろよティリア、その木刀を!!)」
その通り、この刹那の攻撃にさえ動じず、難なく木刀を見切って躱すティリア!
「勝った!!」
YOSSYにしてみれば、それでよかった。
見切られ躱されることなど、最初から計算の上。
YOSSYの狙いは、その一瞬、ティリアを棒立ちにさせること。
そのただ一瞬を狙い、彼女を押し倒せばそれで形勢逆転なのだから。
そして、その目論見は見事に決まり、
刹那、ティリアの身体にYOSSY渾身のタックルが――






「――フィルスソード閃光斬りぃっ!!」






ありえることではなかった。
一瞬、完全に一瞬、ティリアには隙ができたはず。
そう思ったからこそ、YOSSYも全力の超機動を思い切り彼女に向けてぶつけたのである。
しかしティリアの中には、一瞬の隙さえ存在していなかった。
全く予想外の木刀急襲にさえ対処し、その中で迎撃≠フ二文字を一瞬たりとも離さなかった彼女。
そして、それを可能にする刹那の斬撃、フィルスソード閃光斬り。

まさに驚愕すべき実力。そして、くぐった修羅場の多さの証明。
返す刀の一撃に、YOSSYFLAMEの超機動は、完全にその動きを止めた。












「――やっと、目が覚めたわね」

暗闇から急に差し込む光。
聞き覚えのある少女の声が、やけに脳裏に響く。
「まだ寝ボケてやがるせ、コイツ」
「まあ、コイツはこういう奴だから」
なんだかすっごく失礼な言動が耳に入る。
何事かと思って首を振ると、周りの光景が一気に甦る。

「……はれ?  みんなどしたの?」
目を覚ました男、YOSSYFLAMEのあまりにボケた一言に、周りから失笑が漏れる。
「お前、まだ寝ぼけてんのか?」
「なんだその、はれ?≠チてのは」
八塚や九条が呆れながら声をかけてくる。
「お前はさっき、ティリアにやられてノビてたんだよ」
「一応回復魔法をかけておきましたが、大丈夫ですか……?」
別の方からは、サラとエリアの声。
さらにYOSSYが起きたことに気づき、集まってくる部員たち。
今、YOSSYは、
部員たちとそして異世界の住人たちに囲まれて、道場脇で寝かされていたのである。
「うん、どうやら大丈夫みたいね」
そして、彼の正面から聞こえる声。赤髪を後ろで三つ編みにまとめた、活発な美少女。

「ティリア……」
「とりあえず、何もなくてよかった……」
澱みなき笑顔に見つめられ、苦笑気味に返すYOSSY。
「やっぱあんたは強かった。俺の完敗。認めるしかないわ」
「まあね!  これでも勇者だからね!」
えっへん、と胸を張るティリア。
そんな彼女の自信に満ちた笑顔を見てるうちに、YOSSYは思うのだ。
この笑顔を見せられるようになるまでに、一体どれだけのことを彼女はしてきたのか。
「(かないそうもないな……少なくとも今は)」
そう思い、YOSSYは彼女に笑みを向ける。
羨望と、少しばかりの嫉妬、そして、感嘆と尊敬にも似た気持ちを込めて。

「でも、あなたもなかなか面白かったよ?
後はそうだなぁ……、まだスピードに振り回されてる。
せっかくあれだけのスピードをもってるんだから、もっと有効に活かさなくちゃ、ね?」
「耳が痛いお話だこと……」
さすがに苦笑するしかない。
「ううん、私は本気で言ってるよ。
あなたの長所は、何をしてくるかわからない意外性を持った想像力と、何がなんでも勝つって執念。
あとは、その想像力と執念でスピードを操ることが出来れば……」
もともとがそうなのか、教え魔としての本性を露にしだすティリア。
「そうだ!  ここの連中、みんな鍛え甲斐がありそうだし……
暇なときに私が教えてあげる!  ね?いいでしょ?」
澄み切った瞳を子供のようにキラキラさせるティリア。
無論YOSSYにも、八塚にも九条にも、他のメンバーにも異存があるわけはなく。
彼女の御指南を得られるとなれば、もうこれは願ったり叶ったり。
それにYOSSY個人にとっては、また一人獲物が増えるという密かな目論見もあったりして。



――異世界の勇者、ティリア・フレイ。紆余曲折あれど、剣道部にコーチとして入部。









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こんにちは、YOSSYFLAMEです。

今回は、書こう書こうと思っていて書けなかった、
我が剣道部のコーチ、ティリアの入部Lを書かせていただきました。
結構前から書き溜めていたLメモなので、わりと時期外れの部分もありますが、
どうかご了承願います。

しかしまあ、書いててつくづく思いましたけど、
ティリアって可愛いですよね、いや、他意はなく(笑)