Lメモ・学園男女混合テニス大会! 第50章 「Sensibility」 投稿者:YOSSYFLAME




「……………」
薄笑いさえ浮かべ、会場を去る仮面の女性。
第1ブロック代表決定戦、EDGE、ハイドラント組の大逆転勝利を目の当たりにし。
その仮面の奥の瞳は、何を映しているのか。
「(……フフッ……)」
ひそやかに口元を緩める。
彼は決勝トーナメント、8強の椅子を手に入れた。
しかし今の自分は、まだ彼と闘う資格すら手に入れていない。
「(……私としたことが……フフ……)」
珍しく高揚している己に気づく。
そんな自分を押さえる。目を向けるべきところに向けさせる。
まずは代表決定戦。
対戦相手・東西、姫川琴音組に勝たねば、その先はないのだから。
「(全ては、それから……)」
薄い微笑みそのままに、女性=レディー・Yは、控室に戻っていった。





「琴音ちゃん、ひっとらえて来たよっ」
「まったく、苦労させてくれましたよ……」
朗らかな笑みを浮かべるOLHと、心底疲れたという表情の神凪遼刃の二人に、
2回戦のA級戦犯、東西が捕まえられて引っ立てられていた。
「(って、なんで僕がこんな扱いを受けなければいけないんだ……)」
なにかとてつもなく理不尽なものを感じる東西。
とはいっても、2回戦のあの勝利を導いた行為≠フ後、
脱兎のように逃げ出したはいいが、まだ3回戦があったことに気づき、
恐る恐る戻ろうとしたところをこの2人に捕まった彼。
まあ、自業自得といえば自業自得である。
勝利の重さというものが、彼を見てるとよく分かる。

「OLHさん、神凪さん。ありがとうございます」
そんな彼らの正面に立ち、ぺこりと頭を下げる紫色の髪の少女。
「いやあ、琴音ちゃんの喜びが俺の喜びだから」
「ささ、煮るなり焼くなり存分に」
「あ、あんた達……」
満面の笑みを浮かべ自分を突き出す2人に、恨めし気な視線を向ける東西。
「東西さん……」
やや俯きがちの上目遣いのまま、僅かに膨れたような表情の琴音。
「いえ、ですから琴音ちゃん……聞いてます?」
ビビリまくりの東西に、琴音はズバリと言い放った。



「あなたの身に、不幸が訪れます………」



「ヒィィィィィィィ……!!!」
まるで走馬灯のようにゆっくりと、脱兎のように逃げ出す東西。
「(ヤバイ、ヤバ過ぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………)」
控室から飛び出した彼を、それ≠ェ襲った。



かーん。くわんくわんくわんくわん………





盥。





上空から、一つの大タライが彼の頭上に急襲した。
「うきゅ?  何か踏んじゃったみたいですー」
「だめだよ響ちゃん、気をつけないと」
「はーい、気をつけるですー♪」



「東西さん」
タライに押しつぶされた彼の側に駆け寄り、覗き込む琴音。
「な、なんで……こんなところにタライが………」
ダメージよりもむしろ、その衝撃の情けなさに脱力して立ち上がれない東西。

さっ……

「え……?」
「大丈夫、ですか……?」
東西の上にのしかかったタライを、琴音はそっとどけてあげて、そしてそっと囁いた。
「もう……あんなこと、しないでください、ね?」
上目遣いの照れ笑い。
東西はただ、無言でコクコク首を縦に振るしかできなかった。







『お待たせいたしました!
各ブロック代表決定戦もいよいよ中盤、第3ブロック代表決定戦!』
実況・緒方理奈の声が飛ぶ。
『さあ、まずは!
XY−MEN、レディー・Y両選手の入場です!』



「オオオオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオオオオオ!!!!」

『す、すごい雄叫びっ!
XY−MEN選手、大一番を迎え気合全開の入場です!!』
ものすごい雄叫びをあげながら入場してくるXY−MEN。
その彼の超絶的気迫に、会場の観衆も湧きに湧く。


「はぁ……、……何をやってんだか……」
「でも、キシメンらしくてカッコイイヨ!」
「宮内さんの言う通り、確かに気迫はこもってますよね」
XY−MENのノリノリの入場に、一種ためいきをつく広瀬ゆかり。
しかしながら彼女と共に観戦している風紀委代表チーム・とーるとレミィの二人には
何故か評判がよかったり。
「まあ、これで彼が勝ってくれれば、風紀委関係2チーム決勝トーナメント進出で、
めでたいことこの上ないし、ま、頑張ってもらいましょう!」

そんな楽天的観戦のゆかりとは対称的に、厳しい表情でコートを見下ろしている一組。
「(……見せてもらおうか、貴様がどこまで登れるかをな)」
西山英志と柏木楓の視線は、コート上の銀狼に真っ直ぐに注がれていた。


「XY−MENさん。気合入れるのは結構ですけど」
「なんだ先生……じゃない、レディ。まだ心配事か?
大丈夫だって!  仕損ずるは産むよりも易し≠ニも言うだろ?
考えたってどうなるものじゃないときは来るんだ、どんと構えてりゃいいのさ!!」
気合全開で鼓舞するXY−MENに、何故か注がれるレディの冷ややかな視線。
「案ずるより産むが易し≠セと私は思っていたのですが。違いましたか?」
「……ま、まあそうともいうな……」


「大丈夫かな、あいつら……」
トリプルGが、いかにも心配そうな視線で見下ろしているが、
「まあ、なんとかなるんじゃないの?  おそらくな」
横から入り込んできたYinが、軽口を叩く。




『そして対するは!  東西、姫川琴音組!  両選手、入場です!!』
理奈の声と共に、また別の歓声がコートを包む。
こちらは特に気負うでもなく普通に入ってくる東西と琴音。


「うーふーふーふーふー……、……だーくうぃ……」
「こらこらっ!  やめなさいってっ!!」
先程の一件に嫉妬したのかダークウィンドで東西を吹き飛ばそうと構えるOLH。
それを斎藤勇希が必死に取り押さえる、コートの外での異様な盛り上がり。

「琴音ちゃーんっ!  頑張ってねー!」
「東西さーん!  まだ生きてたんですかー」
琴音に向かって飛ぶ新城沙織の声援と、東西に向かって飛ぶ城下和樹の声援……か?







試合前の握手も終わり、サーブの為下がる東西。
いよいよ、この屈指の異色対決が、その幕を開けようとしていた……

『それでは、第3ブロック代表決定戦、XY−MEN組 vs 東西組…………プレイッ!!』





「ええーーーーーーーーーーいっ!!」
ぱぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーんっ!!

「こ、コイツぁ……!」
東西のサーブは、信じられないほどの威力で――
ビキッ!  キョンッ!
「ぐうっ!」

カラカラ………
XY−MENのラケットが、弾き飛ばされ地に転がった。
「イン!  15−0!」
審判の宣告が高く響く。
「チ……、……サイキックサーブがこれほどの威力とは、な……」
苦笑いを浮かべるXY−MEN。
元々の腕力に加え、レディの猛特訓によって数段力を増したXY−MENの豪腕。
だがそれすらも凌駕する、琴音と東西のサイキックサーブ。
「どうだあっ!  これが琴音ちゃんの必殺サーブだよっ!」
観客席からも、自分を倒した相手・琴音の活躍に興奮した沙織の歓声が。

しかしながら、観客の中の何人が気づいていただろうか。
仮面の奥のレディの薄笑いと、僅かに見えた、眉根を寄せた東西の表情を。



「ゲーム!  東西、姫川組、3−0!」
東西組の圧倒的優勢で進んでいった序盤。
しかしながらコートだけ見たならば、誰もそうは思わないだろう。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」
まだ序盤だというのに、肩で荒く息をしている琴音。
その瞳は、襲いかかる猛烈な眠気と疲労により、潤み霞む。
ラケットをもつ彼女の細い腕は、それらの反動により、震えが止まらない。
「(覚悟はしていたんですけどね。……仕方ないですか……)」
そんな中、この状況を覚悟はしていた東西。
むしろ覚悟というより、そこまでしなければ勝てない相手だということを、
東西は、いや、琴音も理解していた。

――前半で大量リードを奪い、あとはなんとか誤魔化して逃げ切る。
僕らが彼らに勝つとすれば、これくらいしか方法はないと思います――

豪腕・XY−MENと、魔女を彷彿させる智謀・レディー・Y。
彼らには、中途半端な攻撃はまず通用しない。
やるなら序盤の奇襲で叩き、その勢いで後は逃げ切る――
その作戦を東西は提言し、琴音もそれを了承した。
そう決めて望んだ作戦ではあったのだが……
「(考えが甘かった、かな……?)」
よくよく考えてみれば、あのレディー・Yが奇襲作戦程度で動じるような相手では
ないということは、わかりきった事実。
そのあたりの認識は、確かに甘かったかもしれない。
「(けど……)」
再び口元を緩める東西。

「(わかってます、東西さん)」
息も荒いまま、東西の目線に答える琴音。
こうなるのは覚悟の上。
自分の残されたチカラ≠振り絞り。
「プレイッ!」



「(でも、XY−MENさん……)」
シュパンッ!
レディのサーブが東西に飛ぶ。
「(さっきまでの豪球に対応してきたその腕で……)」
東西のリターンに合わせ、チカラを発動させる琴音。
「(コレ≠ノ対応できますか……?)

シュ……ッパァァァ……ンッ……
東西のショットが、緩やかに柔らかく放たれる。

「あ、あれは、私達との試合で見せた……!」
その気が抜けた球を見て、驚愕するSOS。
そう、それはまさしく、1回戦でも見せた琴音のもう一つの必殺技、
サイキック妙回転ストローク
捕捉困難な妙回転球が、XY−MENの真正面に飛んでゆく。
「ヘッ!  もうバテたのかぁ!!」
それを全力で打ち返さんとするXY−MEN!
「反撃の狼煙、派手に上げさせてもらうぜ!!」



げしっ。



「うぐあぁ!」
「どいて下さい。貴方には無理です」
XY−MENを躊躇なく突き飛ばし、自分が矢面に立つレディ。
「(なるほど……確かにいい球ですね。
豪球に慣れきったXY−MENさんでは、まず打ち返せない精密な妙回転球……)」
ゆっくりと、なんの力も入れることなく振りかぶるレディ。
「(でも……)」

ポォ……ン……

レディの真綿をも掴むような柔らかいショットにより、ふわりふわりと返されるボール。
「くっ!」
あっさりと返されたことに驚きながらも返す東西。
「XY−MENさん、来ましたよ」
「ったく、何だってんだ!」
ドンッ!!
愚痴をこぼしながらも、強烈な豪球を返すXY−MEN。



「ゲーム!  XY−MEN、レディ組、1−3!」

「っしゃあっ!」
ようやく一矢報いたXY−MEN組。XY−MENの気迫がコートをも揺らす。
そしてレディも口元を緩め、薄く笑っているのが見える。
しかし彼女の見せた笑みは、
XY−MENが喜んでいるそれよりも、もっと深く、そして怖いものだった。





とさ……っ…

「琴音ちゃんっ!?」
おぼつかない足取りでリターンを追っていた琴音の身体が、静かに崩れ落ちる。
そして倒れた彼女のすぐ前に、無情にもボールが叩き付けられる。
「ゲーム!  XY−MEN、レディ組、4−3!」
逆転のコールも耳に入らず、琴音に駆け寄る東西。
玉のような汗を浮かべ顔面真っ白な彼女は、とうに限界を越えていることは明らかだった。
「審判!  治療時間もらいます!」



「琴音ちゃん!  しっかり!」
「ぅ………」
東西の呼びかけにも満足に答えられない、もはや意識朦朧の琴音。
「琴音ちゃん……」

「棄権、させろよ……」
「OLHさん……!?」
琴音に聞こえないように東西の側に寄り、小声で囁くOLH。
「あんたにもわかってるだろ。琴音ちゃんはもう限界だ。
ここまで頑張ったんだ。よくやったさ……」
「……………」
OLHの忠告に、それでも逡巡する東西。
「迷うことなんかないだろ!
……琴音ちゃんと旅行に行かせたくないから言ってるんじゃないぞ、断っとくけど」
「それはわかってます……けど……」
「けどって、あんた……、……まだ彼女にやらせる気なのか!?」
「OLHくん、落ち着きなさい!!」
「勇希は黙ってろ!  あんた往生際が悪すぎるんだよ!」
まだ迷う東西の態度に、彼の胸倉を掴み怒鳴るOLH。そんな彼を勇希が抑える。
「琴音ちゃんの状況を考えなさい!  ここでケンカなんかしたら、苦しむのは彼女なのよ!」
あくまで小声で、しかし強い口調の勇希。
その言葉と、そして琴音の為に、OLHもその怒りを抑えることに。

「せめて、最後まで……」
「え?」
ふと呟いた東西の呟きに、OLHも勇希も振り向く。
「自分からは降参したくない。
治療時間オーバーで失格になる、その時まで僕は彼女とありたい」
「東西……」
「彼女があんなになるまで頑張ってきた、だからこそ。
僕は最後まで、彼女の扉を閉じたくはない。……………自己満足かもしれないですけどね」

「琴音ちゃん……?」
意識朦朧の琴音の瞳から一筋の涙が流れる。
その雫は、ベンチの下の地面に、静かにこぼれおちた。



「……あんたも、随分えげつないことするな」
「……………」
顔色一つ変えずにベンチに引き返すレディ。
その背中に投げかけられるXY−MENの非難の声。
「1−3の時点で姫川の限界は知ってたはずだ。何故その時点で決めてしまわなかった」
「……………」
「何故嬲り殺しにする必要がある」
この4ゲーム連取の経緯。
決してあっさり決めたものではなく、レディが引き延ばしに延ばした事実。
本来スカッと決めたい、そして性根が優しい彼にしてみれば、その作戦には異議が出て当然。
「勝つ為に最も高確率の手段を選ぶ。作戦とはそういうものです」
そんな彼の眼を正面から見据え、レディははっきり言い放つ。
「だからってな――」
「私が卑怯な手段を使って、姫川さんがああなった訳ではないです。
あれは明白な彼女の自滅。ひいては彼女らの作戦ミスです。
それにつけこむこと。何も憚ることはないですね」
「それでも普通にやってれば十分勝てるだろ!
……あんたここにきてどうかしてるぜ。なんでそこまで徹底的な勝ちに拘る!?」

「それは……」
XY−MENを見据えるレディの瞳がかすかに揺れる。
第1ブロック代表決定戦のハイドラントの勝利の凱歌。
あの柳川を彼の力≠ナ下した、彼女にとってはあまりに衝撃的な光景。
その光景が彼女の脳裏から離れない。
それが昂じて試合中の判断にも影響を――

「……いや、もう済んじまったことを今更言っても仕方ない。
あんただって、それが最善だと思ってしたんだろうから……」
冷徹な合理主義者のレディが見せた一瞬の揺れ。
それがあまりに意外だったのか、非難の気が霧散してしまったXY−MEN。
「……それに、もう姫川はどのみち無理だろう。
ちょっと後味が悪い結末だけど、元々は自滅だし、仕方がない――」
琴音を遠目で見るXY−MENの言葉が止まる。
「XY−MENさん?」
「……なんだ、あれ?」





「小鳥………」
「………すごい………」
琴音のまわりに、鳩などの小鳥がゆっくりと飛び近づいてきた。

「ん…………」
「琴音、ちゃん……?」
小鳥たちが優しく琴音の側に来て、いたわるように囁き歌う。
その優しい歌声に、琴音の意識の琴線が徐々に甦る。
「わ、わたし………」
「琴音ちゃん……」
今や小鳥たちの歌声に、意識を取り戻した琴音。
その彼女の頬を、子犬が優しく嘗め癒す。
「あなた、たち……」
小鳥たちも、子犬も、琴音には見覚えがあった。
かつて親身になって世話をした、彼女の親友ともいえる可愛い友達。

「こんなことが、本当にありえるの……?」
信じられないと言った面持ちで、目の前の光景を見つめる勇希。
動物は、人間など及びもつかないセンシビリティ=感受性で、仲間の危機を察知するという。
そして、琴音のセンシビリティも並外れて高いことも、勇希は知っている。
それにしても、ここまでお互い呼応し合うものだろうか。
意識朦朧の琴音、そんな状態でも思っていた負けたくない≠ニいう気持ち。
その気持ちが動物たちを引き寄せて、そしてそれによって琴音の傷が癒えていった。
しかし、お互いこうも気持ちが通じ合うものなのであろうか……



「みなさんの想いのおかげ、です……」

「琴音、ちゃん……」
勇希に小さく、ゆっくりと声を送る琴音。
その琴音は確かに、しっかりと二本の足で立ちあがっていた。
先程の満身創痍の状態が、まるで嘘であるかのように回復し。
「みなさんが、わたしのことを想ってくれたから……
その想いが、このコたちを呼び寄せてくれたんです……」
勇希に、OLHに、そして東西に微笑む琴音。

一心に琴音の身体を気遣った勇希の想い。
憎まれ役に徹してまで棄権を促し、琴音の身を案じたOLHの想い。
この試合にかける琴音の想いをも汲んでくれた東西の想い。
そして、自分を本当に心配してくれた笛音たちの想い。
それらの想いは、しっかりと琴音に伝わった。
あの地面に流れ落ちた、溢れる想いの結晶の雫が、愛する動物たちを呼び寄せ――

「行きましょう、東西さん」
やや照れが入った、それでも眩しい琴音の微笑み。
「わたしはもう大丈夫です。
みなさんのために、このコ達のために。この試合、――勝ちましょう」
「琴音、ちゃん……」

「まったく、まだ温泉旅行の可能性が残ってるとは。運のいいヤツだな」
「OLHさん……」
「勝ってこい。琴音ちゃんのために。
あんたの煩悩は、俺が直接潰してやるからさ」
肩をポンと叩き激励するOLH。
「直接対決の為にも、この試合、絶対に負けられませんね」
そんなOLHに、東西もまた気迫十分に答える。



「復活してきたな。姫川のヤツ。それもあの雰囲気……手強そうだぜ、アレは」
「そうですね」
XY−MENとレディー・Yも、ゆっくりコートに歩を進める。
「嬉しそうだな、レディ?」
「嬉しそうなのは貴方でしょう。これからは本気で行きますよ。
今の彼女らにはそうしないと、勝てそうもないですからね」
仮面の奥の、人には知れないレディのひそかな高揚感。
「ま、楽しくはなってきたよな、お互いに!」
「――ですね」



「琴音ちゃん」
コートに戻った全快の琴音に、声をかける東西。
「勝ちましょう。みんなのために、――そして、僕ら自身のために」
「はいっ!」

内気で繊細で感受性が強く、そして何より優しい超能力少女・姫川琴音。
彼女の優しさが生んだ眩しい奇跡。
彼女たちの反撃が、今、始まろうとしていた。















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こんにちは、YOSSYです。

ゆかり:こんにちは、広瀬ゆかりです。
よっし:ついに始まりました。第3ブロック代表決定戦!  屈指の異色対決!
ゆかり:今作のコンセプトはやっぱアレ?
よっし:琴音ちゃんの溢れる感受性、そして優しさでしょう。
        超能力少女と言うイメージが定着している彼女ですが、
        繊細で、動物好きで、そしてセンシビリティ溢れる優しい少女という
        側面があると思っていたりしています。
ゆかり:で、反撃は次回?
よっし:そ!
        果たして、リバース琴音の活躍は?  彼女を支える東西の見せ場は?
ゆかり:その前に立ちはだかるXY−MENの壁、そして不敵な策士、レディー・Y!        
よっし:次回決着!
ゆかり:楽しみに待っていていただけると嬉しいです!