キャラメイク
11/26更新


 さて、ここからはLメモに参加する場合にまずやる事……キャラ クターメイキングのお話に入ります。  ですが、その前にまず一つ注意をしておきましょう。  第一に、くどいようですが、試立Leaf学園はシェアードワールドです。  自分の出した設定は、参加者全員の共有財産となるものです。  それがゆえに、出す設定に関しては、他の参加者に対して責任を負って もらうと前ページでも述べました。  ですので、他の参加者が不快に思うような設定は、必ず避けるよう 努力して下さい。  しかし、Lメモにおいてのキャラメイクは、Lメモ自体の特殊性 や、これまでに培われた暗黙の了解など、非常に事情が入り組んで いるため、その辺りで引っかかると言う例がこれまでにも幾度となく あります。  そういった部分についてもこのページで触れますが、恐らく全て をカバーはしきれないでしょう。  ですので、そこから先は個人の努力に任せるしかないと言うこと をご了承下さい。  また、参加者が増えた現状、Leaf学園に新たに参加するに あたってのキャラメイクは、かなり厳しくなっていると言えます。  よほど上手なキャラメイクをしないと、数多の参加者達に埋もれ てしまい、ほとんど使われないという悲しい事態になりかねない、 という事を認識しておいて下さい。  そして最後にもう一つ。  自分のキャラであるとは言え、その設定はあくまでL学園全体の共有 資産でもあります。それ故に、キャラを作る際も、出来る限り他の参加 者と共に作ると言う意識を持って下さい。 (少なくとも、キャラ案を「設定投稿掲示板」に投稿して参加者の意見を 仰ぐくらいはして下さい。)  では、具体的に順を追ってキャラメイクの心得について、お話ししましょう。  まずは設定用紙集をダウンロードし、その上で手元に設定資料集(オフライン) もしくは詳細設定閲覧室(オンライン)を開きながら読んで頂けるとベストです。
○キャラ作成する ○ありがちキャラの話。 ○設定量のお話 ○戦闘スキルのお話 ○何だかひたすらシリアスでかっこいいだけのキャラ ○積極的交友のススメ ○交友関係を結ぶにあたっての注意 ○オリキャラの話 ◆ダメキャラサンプル ○キャラ作成する
 と、いきなり言われても、どうしていいのやら困るでしょうね。  そこで、キャラメイクをする際の留意点を上げていきましょう。 ・自分はL学園で何をしたいのか?どのような話を書きたいのか? ・どのようなキャラだと、他の参加者が使いやすいのか?  まず、この二点が考えられます。  前者はあまり説明が要らないでしょう。  Leaf学園と言う舞台にどのようなキャラをどのように活躍さ せたいか?……そう言う事を考えてみれば、自ずと自分なりのキャ ラが思い浮かぶのではないでしょうか。  そして後者。非常に重要です。  前ページでも述べましたが、試立Leaf学園の醍醐味は、自分 のキャラを他の参加者に書いてもらうことです。逆に言うと、他の 参加者に書いてもらえないキャラ……即ち、そう言うキャラメイク をしてしまったキャラは失敗であるわけです。  じゃあ、どういうキャラがいけないのか?どういうキャラが良い のか?  その辺りの話をして行きましょう。
○ありがちキャラの話。 ・二重人格。 ・フェミニストで女の子の味方。 ・マッドサイエンティスト ・時々キレて暴走する。
 こんな感じでしょうか? こういう設定を出す新人さんを見る と、みんな「あーあ、またかよ」とため息をつきます(笑)  ハッキリ言って、この系統のキャラは非常にありがちです。  しかし、ありがちな故にと言う事もありますが、そう言う形で 目立っている人というのは数少ないです。  それはなぜか?  単に役が被っているせいだけでは決してありません。  ネタに昇華できないからです。  試立Leaf学園は、基本的に文章……物語形式での展開をして います。  そして、実際に執筆するにあたり、上に挙げた程度のインパクト では物足りないのです。もう少し言うならば、その程度では曖昧す ぎて、どのように描いて良いのか迷う、と言うことなのです。    例えば、上の例から、暴走系やマッドサイエンティスト系のキャラ を挙げてみましょう。  これらのキャラは、恐らく少なからず「騒動を巻き起こせば目立 つだろう」と言う考えに乗っ取って作成されていることが多いと思 われますが、これは甘い考えです。  L学園においては、騒動を起こすキャラは満ちあふれています。  つまり、「騒動を起こす事ができる」という程度の練り込み具合 では、他の騒動系キャラを差し置いて使われるような魅力にはなり 得ません。  その一歩先に踏み込んだ魅力を創り上げる努力が必要です。  SSを書く上で、書き手が迷わないくらい「これだっ!」という 個性……もっと言えば、「お約束」を持てるくらい行動原理や、 そのキャラならではの特殊性……それにまつわる周囲のキャラの反 応など……のはっきりしたキャラクター作りを心がけて下さい。  また、そう言う個性の周囲への認知は、本人の書くSSの量や質 にも左右される、と付け加えておきましょう。
○設定量のお話
 風見ひなた、ジン・ジャザム、西山英志、ハイドラントetc……。  彼らは、Lメモの顔と言うべき人気キャラ達であり、そして (特にシリアスな)設定の量の多いキャラ達でもあります。  さて、そこで悲しい勘違いが生じます。  彼らのような人気キャラになるためには、彼らのように大量の (シリアスな)設定を自分のキャラに持たせればいいのではないか?と。  ですが、これは大きな間違いです。  その証拠に、彼らからほとんどの設定をこそぎ落としたとして、 彼らの魅力はほとんど変わらないでしょう。  それはなぜか?  彼ら人気キャラ達は、「揺るぎない一点の魅力」を必ず持って いるからです。  それさえあれば、例え他の全ての設定を奪い去られたとして、 キャラとしての魅力は決して落ちません。  名キャラと言うのは、多かれ少なかれそう言うものでしょう。  彼らの持つ沢山の設定は、その「揺るぎない一点の魅力」を 元にしてこそ生まれ、生きているものです。  最初から設定を沢山付けてみても、どこが魅力なのかはっきり しないキャラが往々にして出来上がります。  ですので、キャラメイクをするにあっては設定の量を増やす のではなく、まずはその「揺るぎない一点の魅力」を作り出す ことを考えるのが正しいのではないかと思います。  また、言うまでもなく、その方が他の参加者へのアピールも容易です。
○戦闘スキルのお話
 Lメモ関連の設定には「戦闘スキル」が存在しています。  存在してはいますが、新たに参加するにあたり、これを設定する 必要はありません。  誤解を受けやすいのですが、スキル設定は必ずしも必要な物では ありませんし、これを設定したからと言って、出番が増えるという わけでもありません。  戦闘スキルの善し悪しは、キャラ的魅力にあまり寄与しません。 (L学園は基本的にギャグがメインですし。)  戦闘スキルに凝るぐらいなら、それ以前にキャラ的魅力を磨いて やってください、と言うのが参加者達の気持ちです。  また、戦闘スキルがやたらと強いキャラ……と言うのもまた嫌わ れます。  参加者に言わせるなら、 「要するにテメェ、自分のキャラが強いって事を誇示したいだけ   なんだろうが? 他の参加者なんだと思ってるんじゃい!」  と、少々口汚ないですがこういった訳です。  また、こういう人に限って他の人のキャラや、リーフキャラを圧 倒的な力で叩きつぶして物議を醸し出したりします(笑)  そう言うわけで、「取りあえず戦闘スキル付けよう」とか、「取 りあえず強いキャラにしよう」とか思わないようにしてもらいたい です。
○ひたすらシリアスでかっこいいだけのキャラ
 駄目です。さっぱり駄目です。  使われません。さっぱり使われません。 「俺はシリアスLメモだけに出ればいいんだ!」とか言う人が、 もしかしたらいるかも知れません。  ですが、こういうキャラはシリアスですら使われないでしょう。  L学園はギャグがベースになっている、と言う話はしましたね。  と、言うことは、ギャグで使われないキャラは認知すらされません。  認知されていないキャラを誰が使うか?と言うと、誰も使わない のです。  極論を言うなら、そう言うキャラは企画に合ってませんよ、と 言う事になるでしょうか?
○積極的交友のススメ
 キャラクターの個性の磨き方について話したところで、次は キャラクターの個性は、何によって光るか?と言うお話です。  とにかく物凄く面白い個性をもったキャラがいるとします。  彼は、彼の個性のみによって面白いのでしょうか?  否です。  彼は、彼の個性と周りの個性との対比において、面白いのです。  いかに素晴らしいキャラであっても、一人のみで立つことは 有り得ません。  個性という物は、対比され、「はみ出ている」のが分かるから 面白いのです。  さて、何が言いたいかというと、つまり積極的に交友関係を 広げましょう、と言うことです。  ありがちな話ですが、新人の方が上げた設定を見ると、交友関係 の欄がほとんど書いてなかったりします。しかし、これは良くあり ません。  なぜなら、Leaf学園は「Leafキャラと共演できる舞台」 であり、「他の参加者との交流」が企画意図であるからです。  自分以外のキャラと絡む事こそLメモの趣旨です。 「このLeafキャラと絡みたい!」とか、「このSS使いと 友達になりたい!」とか、「この組織に入ってみたい!」とか、 そういう気持ちを大事にしてもらいたいです。  交友関係あってこそのキャラです。これがないキャラは、死んで いると言って良いでしょう。 (ただし、だからと言って無闇やたらに交友を結ぶのもあまり意味  が無いです。自分が生かされ、また相手を生かせるような相手、  あるいは関わり方を模索して下さい。)
○交友関係を結ぶにあたっての注意
 上で交友関係を結ぶべし!と強く奨めた所で、それについて少し 注意をば。  実際問題として、この辺りのやり方を間違えると、またまた物議 を醸し出したりしますのでご注意願います。  まず念頭に置いてもらいたいのは、既に存在しているキャラに は、既に交友が出来ている、と言う事です。つまり、後から参加 する人間は、既存の人間関係について配慮する必要があります、 と言うことです。  例えば……まさかそういう真似をする新人の方はいないと思いま すが、 「実は僕、このLeafキャラと恋人でした〜」なんて言う人がい たら、滅殺確実です。  そこまで行くのは極論ですが、例えば既参加者のキャラと、いき なり「友達です」とか交友欄に書いたとしたらそれは駄目です。  もちろん交友意志があることは大事ですが、この場合問題はや り方です。  交友を結ぶにあたっては、まず礼儀を尊ぶべし。  交友を結びたいキャラの設定担当者にメールなどでコンタクト し、相談をした上で交友欄に書き加えましょう。    これは、組織やクラブについても同じです。
○オリキャラの話
 オリキャラとは、オリジナルキャラ…つまり、リーフキャラでは なく、かつSS使いでもないキャラクターの事です。  もう少し分かりやすく言えば、参加者がSS使いを作った上で、 更に欲張って別に作ったキャラとも言えます。  Lメモを読めば、試立Leaf学園にこのオリキャラと言う種類の キャラもいくらかいる事は、誰しも気付くことでしょう。  しかし、敢えて言いますが、オリキャラは出来うる限り作ること をしないで下さい。  現在、オリキャラに対しては非常に風当たりが強いです。  と言うのは、オリキャラを「自分の設定に必要だから」と言う形…… 即ち、パートナーキャラや恋人キャラ、もしくは過去に因縁があるetc ……で使ってしまう参加者が多いからです。  この場合何が起きるか?   そのオリキャラは、その参加者だけが必要とするキャラクター となり、他の参加者には全く使われない不憫なキャラとなります。  それだけではなく、参加者自身もそのオリキャラとの関わりに縛ら れ、他の参加者のキャラや、リーフキャラとの関わりが薄くなります。  L学園という企画の意図が、「リーフキャラとの共演」と「他の 参加者との交流」である以上、これは由々しい問題です。  L学園という企画に於いて、キャラは他の参加者に書かれてナンボ なのです。  それでも、どうしてもオリキャラを作りたいと言うのであれば、 絶対に魅力的な……他の参加者にとっても魅力的で、使いたいと思わ せるような……キャラに仕上げてやるという自信と覚悟とが必要です。  キャラ一人分の設定を増やし、他の参加者の負担を増やす以上、 その程度の覚悟は当然必要でしょう。  言うまでもありませんが、それは修羅の道です
◆ダメキャラサンプル
で、beaker様が実際にダメなキャラを作ってくれました(笑) こんな感じ。 なかなかに笑えます(笑・実際、こりゃどう見ても使えない) 参考程度に。

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